「EXIT」少女時代 ユナ“走るシーンで涙が出た…もっと体力があればと思った”

映画「EXIT」は、無職の青年ヨンナム(チョ・ジョンソク)と、大学時代のサークルの後輩ウィジュ(少女時代 ユナ)が、原因不明の有毒ガスに包まれた都心から脱出しなければならないという緊急事態を描く映画だ。マスコミ向け試写会以降、ユナの演技と活躍に対する好評が続いた。豊かな表情でチョ・ジョンソクと良いケミストリー(相手との相性)を誇示した。
「『EXIT』のスタッフの皆さんも私に表情が豊かだと話してくれました。キャラクターとして最善を尽くす姿が良いと。表情が美しいかどうかに気を使うよりは、一生懸命に演技をすれば、その姿がもっと美しく見えるだろうと思いました。ウィジュの魅力を強調しようと思って演技しました。ウィジュは能動的で判断力もあるし、体力もあります。私が今まで演じてきたキャラクターよりも性格的、肉体的な部分において強いので、アクションや体を使うシーンはウィジュのキャラクターによく合っていると思います」
ユナは初めてシナリオを見た時「私にできるだろうか」と思ったという。本人の意欲も大事だが、どのくらいこなせるのかを客観的に、そして重点的に考えたという。

ユナは少女時代のファンの間で、体力のあるメンバーとも言われる。しかしユナは、自分が体力があると思ったことは一度もなかったと告白して笑いを誘った。
「ジョンソク兄さんが最初は心配していました。クライミングジムで兄さんに初めて会いましたが、心配する必要がなかったと、うまくできそうだと応援してくれて、力をもらいました。体力がもっとあったらよかったのにと思いました。走るシーンが本当に多かったのですが、ジョンソク兄さんが私に合わせてくれて、すべてにおいて配慮してくれました。何日も走るシーンを撮影し、ワイヤーシーンを撮影したら、一度にたくさん走ることができなくなってしまいました。歩くことさえできない状態になりました。毎日走るシーンを撮影したので、足に無理が来て、カットと言われた瞬間涙が出ました。痛くて辛かったというのもありますが、もう一度撮影したいのに、歩くことができなかったんです。体力がもっとあったらよかったのにと思ったら、もどかしくて涙が出ました」
「EXIT」は有毒ガスに包まれた緊急事態の中で、多様なキャラクターたちが笑いを与える。
「雰囲気が深刻なものになったり、重いのではないのかと懸念しましたが、愉快さも適度に混ぜられていました。ジョンソク兄さんがヨンナム役を務めたので、より簡単に集中することができました。新しい雰囲気のパニック映画ということに魅力を感じたんです。『コンフィデンシャル/共助』の撮影時にもそうでしたが、多くの方々が私に新しい姿を見せたと言ってくれました。私の中にこのような姿があったので、できたことだと思います」
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- シン・ソウォン
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