放送終了「組み立て式家族」ファン・イニョプ＆ペ・ヒョンソン＆元DIA チェヨンらが迎えた結末は？【ネタバレあり】

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
ついに本物の家族となった組み立て式家族たちのストーリーが、胸いっぱいの結末を迎えた。

韓国で27日に放送されたJTBC水曜ドラマ「組み立て式家族」第15、16話では、遠い道を回って結局一緒にすることになったキム・サンハ（ファン・イニョプ）とユン・ジュウォン（元DIAのチェヨン）、ユン・ジョンジェ（チェ・ウォニョン）、キム・デウク（チェ・ムソン）の幸せな日々が人々を微笑ませながら、完璧なハッピーエンドを届けた。同作の視聴率は第15話が全国3.4％を、第16話が全国3.7％を記録し、自己最高視聴率で有終の美を飾った（ニールセン・コリア全国世帯基準）。

第15話では、サンハとジュウォンが交際中だという言葉に相反する反応を見せる2人の父親の姿が描かれた。この事実を知って喜ぶデウクと違って、ジョンジェは様々な心配が先立ってしまい、簡単に受け入れることができなかった。彼に認められるため、サンハとジュウォンはもちろん、デウクまで不断の努力をしたが、ジョンジェの心は簡単に変わることはなかった。さらに、サンハの母親クォン・ジョンヒ（キム・へウン）までジュウォンに2人の恋を否定しながら別れてほしいと言った。

こうした複雑の状況の中で一人で苦しんでいたジュウォンは、ジョンジェを訪ねて「愛は何か」と尋ね、結局サンハに向けた自分の心が愛だということに気づいた。数多くの人が行き来する汽車駅で向かい合った2人は、お互いの心を確認し、甘いキスを交わしながら切ない感情を爆発させた。

その後、最終回ではついにジョンジェの承諾を得たキム・サンハ、ジュウォンだけではなく、もう一つのときめき溢れる恋愛事件が起きた。これはサンハのビッグピクチャーで、パク・ダル（ソ・ジヘ）の合コン相手と突然バスケットボールの試合をすることになったヘジュンは、久しぶりに実力を発揮して勝利を収めた。これを口実に合コン相手にダルを連れて行くと宣言したヘジュンは、結局ダルの心を受け入れ初々しい新入生カップルの誕生を知らせた。

それだけでなく、ヘジュンに会って以来、たびたび行き来していたジョンジェとヘジュンの母親カン・ソヒョン（ペク・ウネ）も遠い歳月を回ってやっとつながった。ソヒョンのプロポーズで夫婦の縁を結ぶことになった2人は、歌の教室に通い始めたデウクの祝歌の中で、家族と町内の人々のお祝いを受けながら、世界で一番幸せな結婚式を挙げた。これにより、念願していた本物の家族となったサンハ、ジュウォン、へジュンは20年前のように並んで腕を組みながら、爽やかな微笑みを浮かべ、これからもずっと一緒の3人の青春の応援させた。

このように「組み立て式家族」はそれぞれの事情を抱いて一つの家族に組み立てられたが、どんな人々より優しくて穏やかだった5人家族の叙事で穏やかな響きを伝えた。ここに爽やかで感性的な映像美と演出まで加わり、毎週愉快な笑いはもちろん、甘いトキメキ、感動を届けながら今秋を温かく染めた。

個性あふれる各キャラクターに溶け込んだ俳優たちのシナジー（相乗効果）も輝いた。3人の青春の爽やかなエネルギーをプレゼントしたファン・イニョプ（キム・サンハ役）、チェヨン（ユン・ジュウォン役）、ペ・ヒョンソン（カン・へジュン役）に、2人の父親として劇の中心をしっかり支えたチェ・ウォニョン（ユン・ジョンジェ役）、チェ・ムソン（キム・デウク役）など俳優たちのケミ（ケミストリー、相手との相性）が作品をより豊かに仕上げた。