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「スキャンダル」ハン・ボルム“撮影中に3kg減…体にあざも”

Newsen
ハン・ボルムが、女優としての成長と、良い縁をプレゼントしてくれたドラマ「スキャンダル」と共にした7ヶ月を振り返った。

彼女は最近、ソウル江南(カンナム)区のあるカフェでKBS 2TVの毎日ドラマ「スキャンダル」放送終了のインタビューを行った。

同作は、世の中を手に入れたかった女性と、復讐のために全てをかけたもう1人の女性が繰り広げる、運命のスキャンダルを描く作品だ。韓国で11月29日、第102話を最後に放送が終了した。

劇中、新人ドラマ作家のペク・ソラ役を演じたハン・ボルムは「19日、最後の撮影をしました。7ヶ月という長い間、作品を引っ張っていけるようにしてくださってありがとうございます。情が移り、作品が終了してしまうなんて実感が湧きませんでしたが、今は少しずつ実感できるような気がします」とし「撮影と台本を覚えることを繰り返しましたが、もう撮影もなく、覚えることもないので虚しくなりました」と、放送終了の感想を語った。

作品が無事に終わったと安堵した彼女は「主演の責任感」という重荷を下ろした。彼女は「主演として長い作品を引っ張ったのは初めてだったので、人にもっと気を遣うようになりましたし、責任感も感じました」とし「(体力的に)とても大変で、栄養剤が増えました。最大20種類でした。俳優たちが皆一緒に控え室を使っていたので、ビタミンもおすすめしてもらって、共有していました。そうするうちにより増えてきました」とし「それほど目立たないのですが、撮影中に3kg減りました。周りから『どんどん痩せていく』と言われました」と説明した。

彼女は劇中、結婚を約束したソ・ジンホ(チェ・ウン)への純愛や、継母ムン・ギョンスク(ハン・チェヨン)への復讐など様々な感情を描き、立体的な演技を見せてくれた。自分が解釈したペク・ソラについては「継母を憎んで復讐に向かって走ります。目標と理由がありますが、内面は本当に善良な人です。演じる時、私と近い面を引き出すため、努力しました」とし「ソラは本当に復讐がしたいのか? 許したいのか? と混乱し、『私ならどうしただろうか?』と思いました」と語った。

続けて「私も最初はソラのようにしていたと思います。『何とかして復讐しなきゃ』と思ったはずですが、時間が経てばそれが無駄だったと気付くことになったと思います。誰かを憎めば、自分の心を傷つけてしまうと思います。もし私だったらすぐに忘れて、もっと上手く生きていたと思います」と付け加えた。

ストーリーが複雑だっただけに感情の消耗も大きかった。彼女は「最初は泣くシーンが多すぎました。怒るシーンも多く、ケガをしたり、転んだり、拉致されるシーンもありました。この作品を通じてさまざまなことをやってみることができました」とし「立体感なキャラクターであり、それを引っ張っていかなければならないという考えで、体を張って演じました。毎日、体にあざができました。監督は『体を大切にして』と言いましたが、私は (体を使うことが)面白かったです」と、作品への愛情を示した。

「スキャンダル」の背景設定は、俳優や作家、エンターテインメントなど、実際のハン・ボルムの職業環境と関係があった。共感できる部分はあったかという質問に彼女は「劇中、すべての状況について監督に『こんな人が本当にいますか?』と聞くと『全部います。これも純化したものです』と言っていました。それくらいエンターテインメント業界ではいつもあることだと言っていました。そのような話を聞いて、さらに(設定に)納得しました」と答えた。

予想できなかった結末に驚いたという彼女は「視聴者の方々もびっくりすると思います」とし、反応が気になると伝えた。撮影期間中にも、視聴者の反応を調べていたというハン・ボルムは「面白い反応が多かったです。ニックネームもたくさんつけてくれました。私が怒った時、少しチワワみたいだという反応を見ました。道でおばさんたちが『(ドラマを)見ているよ』『ソラさん』と呼んでくれました。食堂に行く度にとても優しくしてくれます」とし「家族も(作品が)後半へ進むほど、体重が減っているようだと心配してくれましたが、毎日娘を見ることができ、とても喜んでいました。私もその話を聞いて感動しました」と満足した。

ハン・ボルムは「スキャンダル」を通じ、多くのことを得たと伝えた。彼女は「長い作品を引っ張っていくことができたことは非常に光栄でした。作品に出演し、友達もできました。仲の良いオム・ヒョンギョン、チェ・ユニョンも8~9年前に毎日ドラマで共演して仲良くなりました。私は一度知り合えば、ずっとその関係が続きます」とし「今回親しくなったキム・ギュソン、オ・ヨンジュ、チョ・ヒャンギ先輩も同じ城東(ソンドン)区の住民です。監督もとても良かったですし、共演した皆、とても良かったです。今回も素敵なご縁を作っていただきました」と語った。
元記事配信日時 : 
記者 : 
イ・ハナ
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