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歌手キム・ジャンフン、京都国際高校の甲子園優勝記念公演が中止に「ビザが下りなかった」

TVレポート
写真=TVレポート DB
歌手キム・ジャンフンが、日本で予定していた公演をキャンセルすることとなった。

彼は、17日に京都の韓国系民族学校である京都国際高校を訪問し、「第106回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)」の優勝記念公演を行う予定だったが、ビザの関係で公演を開催することができなくなったという。

キム・ジャンフンは、9日にYouTubeチャンネルを通じて事の経緯を説明。「残念ながら日本公演ができなくなってしまった。すべての帰責自由は日本側にある」と明らかにした。

彼は、日本公演がキャンセルとなった理由について「最初から問題があった。京都国際高校には、全校生徒を収容できるような場所がない。そのため、周辺にある国立の会場を借りた」と切り出し、「日本で営利目的の公演を行う場合、ビザが必須となる。(当該の公演は)非営利目的だったが、日本の判例を調べたところビザなしで公演を開催することは問題になりかねないようなので、1000万ウォン(約107万円)支払ってビザを申請した」と説明した。

しかし、結果的にキム・ジャンフンのビザ申請は不許可となり、公演がキャンセルされる事態に。彼は「韓国の場合は、行政上の手続きを行う時に『最初に必要な書類を提出してほしい』と言われる。しかし、日本側は1週間単位で書類を請求してきた。わざと引き延ばしているという印象もあったし、『こんなものまで必要なのか』という書類もあった。10月末から書類の手続きを初めたが、12月の初旬になっても解決されなかった」と悔しさを吐露した。

キム・ジャンフンはさらに「腹が立つことはなかった。ただただ、言われた通りにした」と自身の心境を伝えた。

キム・ジャンフン 公式YouTubeチャンネル
ただ、彼が挫折した決定的な理由は別のところにあったと言う。会場とのコミュニケーションにも言及しながら、「会場に照明や音響の設備があったから、会場側で音響および照明を担当してもらうことになった。必要な設備のリストやキューシートに加え、音源と実際の公演の映像も予め送った」と振り返り、「ところが、オンラインで打ち合わせをしている最中に想像もしていなかったことを言い出した。会場側が『照明と音響の担当者はいるけれど、オペレーターはいない。セッティングも自由にしてほしい』と言われた」と伝えた。

彼は続けて「日本の事務所にオペレーターを要請したが、いないと言われた。それで、韓国から人員を確保して連れて行こうとしたところ、ビザが下りなかった」と語った。

京都国際高校は、京都に位置する韓国系民族学校。今年8月23日に甲子園で初優勝を果たし、大きな話題を呼んだ。

※この記事は現地メディアの取材によるものです。
元記事配信日時 : 
記者 : 
ホン・ジニョク

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