Netflix「白と黒のスプーン」出演シェフら、元日にも食事を提供…旅客機事故の遺族に温かなサポート

1月1日にはアン・ユソンシェフに続き、「白と黒のスプーン~料理階級戦争~」に一緒に出演した「韓食大勝」の優勝者イ・ヨンスクシェフ、“123”ことペ・ギョンジュンシェフ、“おかずシェフ”ことソン・ハスラムシェフが集まり、全羅南道(チョルラナムド)務安国際空港で待機している遺族たちに、アワビ粥を提供した。彼らのほかにも、チェ・ジヒョンシェフ、パン・ギスシェフ、イム・ヒウォンシェフもボランティアに参加したという。
アン・ユソンシェフは、トックク(韓国式お雑煮)ではなくアワビ粥を用意した理由について「光州(クァンジュ)地域に住んでいる料理人として、遺族の方々に少しでも元気を取り戻してもらうために栄養価が高いアワビ粥を用意した」とし、「最初は700人分を持ってきたが、近くの飲食業に従事している方々がそれぞれ作ってきてくれて、1000人分を提供した」と明らかにした。

先立って、アン・ユソンシェフのボランティア活動のニュースが報じられると、昨年12月31日にSBSパワーFM「2時脱出Cultwo Show」では、サプライズで電話取材が行われた。アン・ユソンシェフは、務安空港に行くことになったきっかけについて、「ただ胸が痛くて、仕事が手につかなくなった。それで、自分が手伝えることがあるかと考え、とりあえず僕が持っている才能が料理しかないので、キンパプ(海苔巻き)を持ってすぐに行った」と明らかにした。
続けて「今後、継続的にどのように役に立てるか考えるために向かった。とりあえず行ってみないとと思い、引き寄せられるように行った。現場を見ると、とても胸が痛かった」と伝えた。
また、今回の犠牲者の中に知人もいたという彼は「私と一緒に番組撮影をしたプロデューサーさんも亡くなってしまい、残念でただただ悔しい」と答えた。
12月29日午前9時頃、タイ・バンコク発の済州(チェジュ)航空7C2216便が務安国際空港で着陸中に外壁と衝突し、機体が爆発して炎上する事故が発生した。この事故により、救助された2人を除いて179人の死亡が確認された。事故をうけ、韓国政府は12月29日から1月4日12時までを国家哀悼期間に指定し、事故の犠牲者を追悼している。
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- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・チェヨン
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