元Baby V․O․X イ・ガイ、脱退から約20年…近況を明かす「年齢詐称して一日も気が楽だったことはなかった」

最近、彼女はファンのYouTubeチャンネルにコメントを残し、目を引いた。これは先月行われた「2024 KBS歌謡祭」でBaby V.O.Xが14年ぶりに再結成し、ステージを披露したことに対する反応だった。
彼女は1998年、Baby V.O.Xのメンバーとして活動を開始した。合流する前、彼女はイ・ヒジョンという名前でグループのセトレ、女性デュオのタムタムとして活動したことに続き、1993年にソロ歌手のイ・ジスとしてデビューした。その後名前をイ・ガイに変え、1968年生まれの年齢を1978年生まれと偽って、Baby V.O.Xの新メンバーとして合流することになった。しかし1999年、実年齢が明らかになり、グループを脱退すると共に芸能界から引退した。
それから約20年ぶりにコメントを残した彼女は「こんにちは、イ・ヒジョン、イ・ジス、イ・ガイとして活動した者です。今は改名して暮らしています。最近ずっと放送局から連絡が来て、仕事をしていた食堂に訪ねてきたりもしたので、仕事は休んでいます」とし、「すでに過ぎ去ったことは全て私の過ちだと思って生きています。ファンクラブの皆様や人々を騙し、たった一日も気が楽だったことがありませんでした。20年近く過ぎた今になって申し上げますが、何も言えずに生きてきました」と近況を伝えた。
彼女は「ステージに立ったBaby V.O.Xのメンバーたちのきれいな姿を見て、私も昔のことを少し思い出しました。いつも足りない部分のあった私を記憶してくれて、代わりに悔しさの残る部分を晴らしてくださってありがとうございます」とあいさつした。
特に彼女は「元々は社長が混成ではなく、女性版Roo'Raを作ろうと始めたんです。そのためラップをする人、黒人の歌を歌う人、そして私ともう一人がデビューする予定でしたが、私が踊っていたところ大けがをしてしまって、グループには入れず、バンドの客員ボーカルでもしようかと思いました。しかし、社長が自分を信じてと言って、若い子たちの中に入れてしまいました」と年齢詐称に至った経緯を伝えた。
そして「こっちを見てもあっち見ても若い子たちで、その中でおばさんだったのに、『君は見た目は二十歳だ。年齢詐称は誰だってするものだし、これをやったって、何年やるものだと思うのか。少しやったらやめればいいから心配しないで』と言われてやりましたが、踊るのが大変だったのです。それで私にはできないと言ったら、次のアルバムではキーボードを演奏して歌だけ歌ってと言われましたが、人が罪を犯しては生きていけない、天を手のひらで覆い隠すことはできないという言葉通り、年齢がばれて出ることになりました。あの時のことを考えると、大金を稼げるという言葉を信じてファンクラブの皆様と人々を騙すというバカなことをしました。それでも若い時代、笑って歌を歌う姿を探してくださってありがとうございます。そのおかげでこのようにお話しできますし、厚かましいのですが、本音も言えますね」と話した。
それと共に「あの時、私が以前けがをして少し踊ると足に炎症が起きて痛かったのですが、名前の同じヒジョンとイジがお姉さん、お姉さんと言いながら面倒を見てサポートしてくれて、気が楽でした。情け深くて私が出る時にわんわん泣きながら、行かないで、私たちはどうすればいいのと私を引き留めてくれて、脱退してからも絶対に連絡しようと言いましたが、私にも良心があるので、それはできませんでした。それでも私の分まで妹たちを守ってくれて、この前、また素敵なステージを披露したのを見たら、とてもきれいでした。これ以上あれこれ言うと、空気の読めないおばあちゃんになってしまいますので、ここまでにします。一生懸命に応援し、幸せになることを祈っています」とBaby V.O.Xのメンバーへの愛情を表した。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・ナヨン
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