韓国アナウンサー出身のモデル、麻薬を強制的に吸引させられたと主張するも…検察に送致
写真=キム・ナジョン Instragram
フィリピンで麻薬を投薬した疑いが持たれているアナウンサー出身のタレントのキム・ナジョンが検察に送致された。24日、京畿(キョンギ)北部警察庁の麻薬捜査関係者はキム・ナジョンを麻薬類管理に関する法律違反の疑いで送致したと明らかにした。
キム・ナジョンはフィリピン現地で麻薬を強制的に吸引させられたと主張し、関連証拠を警察に提出したが、警察は該当の証拠では強制性を証明することができないと判断した。
先立って彼女は昨年11月にSNSを通じてフィリピンで生命の脅威を感じているとし「空港にも怖くて行けず、タクシーにも乗れない状態。助けてほしい。あの飛行機に乗ったら、私は死ぬ。韓国、どうか助けてほしい。私がフィリピンで麻薬を投薬したことを自首する。どのような形であれ、死んで帰ることになりそうで、飛行機に乗れない」と書き込み、波紋を呼んだ。
その後帰国した彼女は、麻薬類管理に関する法律違反の疑いで仁川(インチョン)空港警察隊の調査を受け、麻薬類簡易試薬検査でヒロポンの陽性反応が出た。
そのような中、彼女の法定代理人はビューティー製品の広報及びアンダーウェアブランドの発売のためにフィリピンを訪れ、事業家A氏に麻薬を強制的に吸引させられたと主張した。
法定代理人は「一緒にお酒を飲む場で、キム・ナジョンは多少酔っていた状況で、分からない理由でA氏により手を縛られ、目隠しをされた。この過程で、A氏はキム・ナジョンに麻薬を吸引させた。彼女がこれを避ける姿を見せると、何らかの管のようなものを用いて、キム・ナジョンが強制的に麻薬を吸引するしかないようにした。キム・ナジョンの携帯電話にこの姿が盛り込まれた映像が残っている。A氏はキム・ナジョンに問題となった麻薬を強制吸入させる前に、銃を見せながら、人を簡単に殺すことができるという趣旨の話をした」というコメントを発表し、警察に関連証拠を提出した。
その後、警察は3ヶ月間の分析を行い、強制性を証明するためには証拠が不十分だと判断した。
彼女は、フリーアナウンサー出身のモデルで、SBSバラエティ番組「黒羊ゲーム」、Wavveオリジナルバラエティ番組「思想検証区域:ザ・コミュニティ」などにも出演した。
・韓国アナウンサー出身のモデル、麻薬を強制的に吸引させられたと主張…警察がコメント
・韓国アナウンサー出身のモデル、麻薬簡易検査で陽性反応…警察が書類送検
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- 記者 :
- キム・ミョンミ