“28歳で死去”気象キャスターのオ・ヨアンナさんに対するいじめ疑惑を受け…MBCがコメント
写真=MBC放送画面キャプチャー
昨年9月に亡くなったMBCの気象キャスターの故オ・ヨアンナさんが、職場でいじめに遭っていたという疑惑が浮上した中、MBCがコメントを発表した。MBCは本日(28日)、「故人に関連する事実に言及することは非常に慎重なことであり、MBCとしては対応に慎重を期すしかなかった」とし、「ただ、はっきりと言えることは、故人がフリーランスとして働きながら、自身の苦しみを担当部署(経営支援局人事チームの人事相談室、監査局クリーンセンター)や一緒に働いていた管理責任者に知らせたことが全くなかったという点だ」と伝えた。
続けて「故人が当時、会社に正式に苦情(職場でのいじめなど)を報告したり、報告しなくても責任ある管理者に被害事実を少しでも知らせていたら、会社は当然、相応の調査をしたはずだ。MBCは職場でのいじめに対して、厳しく対応しており、フリーランスはもちろん、出演者からの報告があった場合や相談の要請があった場合にも、直ちに調査に着手することになっている」とし、「一部の記事で言及した通り、『故人が死亡前にMBCの関係者4人に自分の被害事実を知らせた』と言うのであれば、その関係者が誰なのかこちらに教えてほしい」と要請した。
また、「正確な事実も知らないまま、まるで何かのチャンスをつかんだかのようにこの問題と関連し『MBCを揺さぶる』ために接近する勢力の動きにも懸念を表明する」とし、「MBCは最近確認されたという故人の遺書を現在持っていない。新たに発見されたという遺書をもとに遺族の方々から事実関係の確認を要請されたら、MBCはすぐに真相の調査に着手する準備ができている」と付け加えた。
1996年生まれのオ・ヨアンナさんは昨年9月、享年28歳でこの世を去った。同年12月、死亡のニュースが遅れて知られた中、最近、オ・ヨアンナさんが生前に職場でいじめ被害を受けていたという疑惑が浮上した。韓国の毎日新聞は、故人の携帯電話から原稿用紙17枚分の遺書が発見されたと報じ、その遺書には気象キャスター2人から受けた職場でのいじめ被害を訴える内容が含まれていたという。
・“28歳で死去”気象キャスターのオ・ヨアンナさん、職場でのいじめ被害について知人が証言「加害者たちの処罰を願う」
・“28歳で死去”気象キャスターのオ・ヨアンナさんの遺書を発見か…職場でいじめに遭っていた疑惑が浮上
【MBC コメント全文】
故人に関連する事実に言及することは非常に慎重なことであり、MBCとしては対応に慎重を期すしかありませんでした。
ただ、はっきりと言えることは、故人がフリーランスとして働きながら、自身の苦しみを担当部署(経営支援局人事チームの人事相談室、監査局クリーンセンター)や一緒に働いていた管理責任者に知らせたことが全くなかったという点です。
故人が当時、会社に正式に苦情(職場でのいじめなど)を報告したり、報告しなくても責任ある管理者に被害事実を少しでも知らせていたら、会社は当然、相応の調査をしているでしょう。MBCは職場でのいじめに対して、厳しく対応しており、フリーランスはもちろん、出演者からの報告があった場合や相談の要請があった場合にも、直ちに調査に着手することになっています。
一部の記事で言及した通り、「故人が死亡前にMBCの関係者4人に自分の被害事実を知らせた」のであれば、その関係者が誰なのかこちらに教えてください。
確認の取れていない内容に対する無分別な情報の流布と疑惑の提起はおやめください。故人の名誉と直結している上、新たな被害者を生み出す可能性があるためです。
また、正確なことも知らないまま、まるで何かのチャンスをつかんだかのようにこの問題と関連し『MBCを揺さぶる』ために接近する勢力の動きにも懸念を表明します。
MBCは最近確認されたという故人の遺書を現在持っていません。遺族の方々が新たに発見されたという遺書をもとに事実関係の確認を要請された場合、MBCはすぐに真相の調査に着手する準備ができています。
MBCは公共放送として、同時に構成員の大切な職場として、常に恥ずかしくない正しい道を歩めるよう努力してまいります。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- パク・スイン