BTS ジンにキスした日本人女性を韓国警察が立件…騒動から立件に至るまで

BTS（防弾少年団）のジンの首にキスをしたとして、50代の日本人女性が韓国で立件された。

昨日（2/27）韓国メディアは「ソウル松坡（ソンパ）警察署が、昨年6月に行われたジンのハグ会でキスを試みた50代の日本人女性を“公衆密集場所での強制わいせつ”容疑で立件し、出頭を要請中」と報じた。この事件は、ジンが除隊後初めて開催したハグ会で起こり、当時物議を醸した。

◆除隊後のイベントで自らハグ会を企画

昨年6月12日に除隊したジンは、除隊日当日に兵役中からファンと約束していたライブ配信を実施。翌日にはBTSのデビュー記念フェスティバル「2024 FESTA」内でのファンイベントを控えており、これについて「自らハグ会を企画した」と明らかにした。

彼は当時イベントを企画した経緯について「今年は僕が1人で進行しなければならないので、フリーハグの案を出したが、人がたくさん押し寄せるからと却下された」と告白。「そこから1ヶ月間、僕を待っていてくれたファンの皆さんを抱きしめてあげたいと言い続けてやっと実現した」と振り返った。

こうして実現したジンのファンイベントは、ジンが1,000人のファンとハグを交わす「JIN's Greetings」、4,000人のファンを招待して様々なコーナーを展開する「2024年6月13日のソクジン、天気晴れ」の2部制で行われた。
　

◆突然のキスに現場も騒然「あってはならない行為」

ハグ会の最中は、ほとんどのファンがジンとフランクなハグを交わして笑顔で立ち去るという微笑ましい光景が広がった。ところが、そんな中で一部ファンがジンに突如キスを試み、現場を騒然とさせた。

この様子をとらえた映像はイベント直後からネット上で瞬く間に拡散され、ジンが咄嗟に回避しようと顔を背けるような姿も映されていた。その後、ネット上ではジンにキスを試みた当事者とされるファンによるブログも発見、拡散され、その内容から日本人女性ではないかとの憶測も飛び交った。
　

◆ファンが告発状を提出 7ヶ月を経て立件へ

韓国ではソウル松坡警察署宛に「ジンにキスを試みたファンを性暴力処罰違反の疑いで捜査してほしい」という内容の告発状が提出される事態となり、後にこれが正式に受理されたことが韓国メディアを通じて明らかになった。警察は当時「告発内容をもとに正確な事実関係を把握する予定だ」とし、ファンからは“然るべき処罰”を望む声も上がった。

告発状の提出から7ヶ月を経て、今回韓国で正式に当該女性が立件されたと報じられ、新たな動きには世界中のファンから注目が集まった。

韓国メディアは「警察は、当該の女性と思しき人物が自身のブログに『首に唇が触れた。肌が柔らかかった』と書き込んだことから日本人である可能性が浮上した」とし、「インターポール（国際刑事警察機構）に国際協力捜査を要請し、7ヶ月という期間を経て被疑者の特定に至った」と報じた。

警察は現在被疑者の女性に対して出頭を要請しており、今後はジンに対する被害者調査の方式と時期を検討中だという。現在ネット上では「どうかジンが傷つかないように然るべき対応をしてほしい」という声も寄せられており、今後の動きに注目が集まっている。

・BTS ジン、ハグ会でキスされそうに？一部ファンの行動に非難の声

・BTS ジン、情熱的すぎるフリーハグの裏話も！除隊直後に“ファンと約束した”ライブ配信を実行