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映画「破果」キム・ソンチョル“歌唱動画を見た方が作品にも興味を持ってくれたら嬉しい”

マイデイリー
写真=NEW、SOOFILM
俳優キム・ソンチョルが“ミュージカル界のアイドル”という修飾語と、話題を集めた「ティラミスケーキ」に言及した。

キム・ソンチョルは最近、ソウル昭格洞(ソギョクドン)のあるカフェでマイデイリーの取材陣に会い、映画「破果」(監督:ミン・ギュドン)についてインタビューを行った。

同作は、ゴキブリのような人間たちを処理する組織で40年活動したレジェンドキラーのジョガク(イ・ヘヨン)と、生涯彼女を追い続けた謎のキラーのトゥウ(キム・ソンチョル)の激しい対決を描いたアクション映画。キム・ソンチョルは約20年間、ジョガクを追撃してきたトゥウ役を演じた。

この日キム・ソンチョルは、大先輩イ・ヘヨンと共演した感想を聞くと「私にヘヨン先生はアイコンであり、生きる伝説です。頼もしいというよりは、一緒の船に乗っているということ自体がとても幸せでした。撮影に入る前、特別な言葉はありませんでした。話す必要がありませんでした。『先輩、こうしますか?』というのがありませんでした。リハーサルをした時も、すぐに息が合いました」と回想した。

現場で会ったイ・ヘヨンについては「本当に温かい方です。私の母もイ・ヘヨン先生の性格はどうかと気になっていました。とても暖かく、上品な方です。これまでの作品を見ると、気難しい性格だと思う方もいるかもしれませんが、正反対です。そのため撮影する時もとても楽しかったですし、辛いと思うことがほぼなかったです」と伝えた。

彼は映画「梟―フクロウ―」「コメント部隊」、ドラマ「その年、私たちは」、Netflixシリーズ「地獄が呼んでいる」シーズン2をはじめ、ミュージカル「デスノート」「モンテ・クリスト」「ジキルとハイド」など、舞台でも活発に活動している。特に最近は10代のファンからも愛され、“ミュージカル界のアイドル”と呼ばれている。

これについてキム・ソンチョルは「“映画界のアイドル”になりたいです」と言って、恥ずかしそうに笑った。そして、すぐに「一度もそう思ったことはありません。心から感謝しています。毎年、ファンの方々の年齢層が変わるんです。最近は、10代の方々が多いです。数年前は20代の方々が多かったです」とし、「僕と結婚したいと言う人たちは、だいたい10代の小学生、中学生だ。それを見て『あ、今僕は10代の間で人気があるんだ』と思います」と語った。

その理由として挙げられたのが「ティラミスケーキ」だった。彼は2018年のドラマ「To. Jenny」で、バンドWe Are The Nightの「ティラミスケーキ」を熱唱した。これはショートフォームを中心に逆走し“ミーム(Meme)”として話題を集め、様々なチャレンジが量産され、彼はティラミスケーキの広告モデルにまで抜擢された。

彼は「この前のインタビューでも言及しましたし、今もこの話が出るじゃないですか。数日前に『破果』の広報の撮影に行きましたが、その時も言及されました。ラジオに出演すると、また言及されると思います」とし「僕がソン・ウニ先輩のYouTubeチャンネルに出演しましたが、『一生付きまとうはず』と言われました。もう諦めることにしました。ブームは終わりましたが、ミームとして残っています」と説明した。

そして「あの曲は、作品の中でパク・ジョンミンというキャラクターとして歌った楽曲です。僕にとっては、僕じゃなくパク・ジョンミンという人物が歌った楽曲という認識です。それがキム・ソンチョルの『ティラミスケーキ』と言われるようになったのです。そのキャラクター自体がいつも自信のない性格だったのであのように歌ったけれど、実際の僕は違います」と、自身との違いに言及して笑いを誘った。

彼は「みんな『ティラミスケーキ』だけをたくさん見ているようですが、昨年は『地獄が呼んでいる』を見てほしいと思っていましたし、今は『破果』を見ていただきたいと思っています」とし、「『ティラミスケーキ』を通じて作品まで見てくれたら、とても嬉しいです。僕は役者ですので、作品をたくさん見てほしいです」と願いを伝えた。
元記事配信日時 : 
記者 : 
カン・ダユン

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