納骨堂でドラマ撮影？参拝者が不快感を吐露「静かにしろと言われた」

あるドラマ撮影チームが納骨堂で参拝者に「静かにしてほしい」と要求したことが知られ、批判を受けている。

24日、ネット上には「納骨堂で静かにしてくださいという撮影チーム」というタイトルの投稿が掲載された。

投稿者はこの日、祖母の出棺を終えて納骨堂に行ったところ、あるドラマ撮影チームからこのような要求を受けたと暴露した。

投稿者は「ドラマか何かを撮影していた。不思議だなと思ってみていたが、スタッフの一人が私のところに来て、『本当に申し訳ないが、撮影をしているので少しだけ静かにしてもらえないか』と言ってきた」とし、「不思議なのは、そもそも私は何も言っておらず、家族や親族も大きな声で会話はしていなかった。私は元々静かな方なので、心配しないでと伝えたが、他の家族にも伝えてほしいと言われた。そのため、『私がですか？』と言って会話を終えた」と明かした。

続けて「納骨堂で泣き叫ぶ人がいたら、泣かないでくれと言いそうだった」と不快な心境を吐露した。

議論を呼んでいる撮影チームが、何のドラマ撮影チームかはまだ明かされていない中、ネットユーザーは「自分たちが一番だと思っている」「セットを自分たちで作ったらどうか」「何様のつもりでいつもコントロールしながら撮影するのか」「それが人間の言うことなのか」「人間として最小限の礼儀もない者の話をなぜ聞かなければならないのか」「その撮影は誰が許可したのか」「静かに撮影したかったら、事前に告知して、明け方とか人がいないときに来て撮るべきではないか」などとコメントし、非難した。

ドラマ撮影現場での迷惑行為に関する議論は絶えず発生している。昨年JTBCドラマ「ヒーローではないけれど」は、病院での撮影で議論が発生すると、「病院側と協議し、利用客の動線全体を防がない線で了承を得ながら撮影を行ったにもかかわらず、保護者の方に不便を感じさせたこと、お詫び申し上げる」と頭を下げた。

また、Netflixシリーズ「イカゲーム」シーズン2は、仁川（インチョン）空港での撮影中にスタッフのパワハラ議論が起きると「撮影過程で、市民の方々に現場の状況について詳細に案内するため努力したが、ご迷惑をおかけしてしまって申し訳ない」と謝罪した。

さらに、KBS 2TV水木ドラマ「主役の初体験、私が奪っちゃいました」撮影チームは、ユネスコ世界遺産で国家指定文化遺産（史跡）である安東（アンドン）屏山（ピョンサン）書院と国家指定文化遺産（宝物）である屏山書院晩對樓を棄損し、議論を呼んだ。これを受け、KBS側は謝罪と共に該当撮影シーンを全て廃棄し、国家遺産庁は関連ガイドラインを発表した。

他にもNetflixシリーズ「おつかれさま」、TVINGドラマ「もうすぐ死にます」、genie TVドラマ「愛してると言ってくれ」、tvNドラマ「無人島のディーバ」、SBSドラマ「7人の脱出」、ドラマ「チジルの歴史」、Netflix「マスクガール」などが、撮影時の迷惑行為を謝罪した。

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