チョ・スンヨン、除隊の喜びと活動再開への意気込み語る…入隊中に異例の再ヒットも“実感が湧かない”

チョ・スンヨンは昨年1月に陸軍軍楽隊に入隊。軍服務中に特級戦士として抜擢されるなど、誠実に軍生活を続けてきた。
特に彼は、軍服務中に異例の音楽的成果を達成して目を引いた。2023年にリリースした自作曲「Drowning」が、昨年10月以降に再ブームを巻き起こし、MelOn、genieなどの韓国主要音楽配信チャートで1位を総なめにした。また、地上波の音楽番組で1位を獲得するなど、活動せずとも特別な存在感をアピールした。
このような再ブームの中で除隊したチョ・スンヨンの今後の活動に期待が高まっている。彼は7月27日に韓国・一山(イルサン)KINTEXで開かれる「2025 SBS歌謡大典 Summer」への出演を皮切りに、本格的に音楽活動を再開する。8月には日本で開催される「SUMMER SONIC 2025」のステージにも立つ予定だ。
彼は本日午後2時、グローバルファンプラットフォーム「Berriz」に公式ファンコミュニティをオープンした。午後8時には同プラットフォームを通じて除隊記念の生配信を行い、ファンとより近くで交流する予定だ。
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――除隊おめでとうございます! まず、除隊の感想をお願いします。
チョ・スンヨン:入隊する時には、漠然と大変だろう、時間の流れが遅いだろうと思っていましたが、いつの間にか1年6ヶ月が経って、除隊したという事実が信じられません。今はすごく幸せです。
――約1年6ヶ月間の軍生活を終えましたが、全体的に振り返ってみて、軍生活はどのような時間でしたか?
チョ・スンヨン:僕には忘れられない時間だったと思います。やはり「Drowning」という楽曲が大きな反響を呼び、僕自身も注目されることが多かったので、個人的には社会にいるよりも規則的で、精神的にも少し余裕のある環境で、見て、聞いて、感じながら、やりたいことを整理することができた時間でした。
――特級戦士として選ばれるなど誠実に軍生活をされたと思いますが、服務中に最も印象に残る瞬間はいつでしたか?
チョ・スンヨン:初めてイベントに行った日が印象に残っています。訓練所を終えてすぐに参加したイベントが、世宗(セジョン)大学で開催された学軍団募集広報イベントでしたが、その日、久しぶりにファンの方々に会う機会がありました。軍人の身分として、普段アーティストとして僕を愛してくださった方々に会えたことが、新鮮で特別な経験でした。
――軍服務を通じて人間的・音楽的に変わった部分があったら教えてください。
チョ・スンヨン:クラシック楽器を扱う同僚たちとの勤務を通じて、様々な楽器の音を耳にすることができ、ドラム、ギター、ベースを演奏する同僚たちと音楽的に色々なことを話し合いました。そのため音楽を作る際、ディテールな部分をより深く悩んで表現することができるようになったと思います。
――服務中に自作曲「Drowning」が再ヒットし、たくさん愛されました。再びブームになった当時の心境はいかがですか?
チョ・スンヨン:実は除隊直前まで、再ヒットしたということが実感できませんでした。軍隊の中で幹部の方々や他の兵士たちが声をかけてくれて、サインを頼まれたとき「あ、僕、どうやら成功したみたい」と感じる程度でしたが、軍隊の中で生活していたので、実感するのは難しかったです。インターネットを通じて様々な反応を見て、心から感謝し、大切な関心に応えることができるようにもっと頑張らないと、と思いました。
――約9ヶ月経った今でも、再ブームが続いています。各音楽配信チャートの1位はもちろん、地上波の音楽番組で1位まで記録しましたが、これについても感想をお願いします。
チョ・スンヨン:僕は実際に成績にはこだわらないスタイルなので、このような瞬間について真剣に悩んだことがなかったのですが、実際にこのような瞬間に直面したらすごく幸せでした。これからもランキングのために音楽活動をするというよりは、さらに良い音楽、さらに良い活動についてずっと悩んでいきたいです。このようなありがたい瞬間をプレゼントしてくださっただけに、その期待に応えられるよう頑張ります。
――チョ・スンヨンさんの映像にはセンスあるコメントや反応も多かったですが、印象に残るものはありましたか?
チョ・スンヨン:僕は軍隊にいたので、「Drowning」が“自分でオールを漕いでいる”とか“自律走行している”などの反応が面白かったです。
――除隊後、個人的に1番やりたかったことや計画したことはありますか?
チョ・スンヨン:やはり僕の本質的な仕事である音楽について、最近たくさん考えていて、計画しています。アルバムとコンサート、どちらも力を入れて計画しています。
――次回作への関心も高いです。アルバムの発売計画、どのような音楽を考えているかなど、教えてください。
チョ・スンヨン:僕が好きなロックジャンルはもちろん、アルバムもしくは歌詞を通じて表現したいことに合う雰囲気の音楽を作っていきたいと思います。さらに頑張って様々なジャンルに挑戦する計画ですが、たくさんの方々を説得することができる音楽を作りたいと思っています。
――これまで待ってくれたファンの方々に一言お願いします。
チョ・スンヨン:MOODZ(ファンの名称)の皆さん、僕がついに帰ってきました。これまで送ってくださった応援と愛のおかげで、大変だった瞬間にも元気を出して乗り越えることができました。以前から感じていましたが、皆さんの愛が僕にとって大きな力になるということを、軍隊で改めて感じました。これからも初心を忘れず、皆さんがどこでも「チョ・スンヨンのファンだよ」と誇らしく言えるアーティストになれるよう、一生懸命に頑張ります。僕はいつも、愛されて当然の人だとは思いません。皆さんがくださる愛にどれだけ価値があるかをよく知っています。焦らずゆっくり見せていきたいです。心から感謝し、愛しています。
――最後に自由にメッセージをお願いします。
チョ・スンヨン:僕のことを待ってくださったすべての方々に、心から感謝申し上げます。軍服務中に過分な愛をもらったおかげで、幸せな時間を過ごすことができました。これからもその大切な関心に恩返しすることができるよう準備するので、楽しみにしていただきたいです。常に誠実に学んで、さらに良い人になることができるよう頑張ります。皆さんの小さな関心が集まって、僕に奇跡のような時間を作ってくれたように、僕も皆さんの幸せに役立つ人間になれるよう一生懸命に活動します。また、軍隊で一緒に過ごしたすべての皆さんにも感謝の挨拶を伝えたいと思います。暑い中でもそれぞれの場所で国を守っていらっしゃる国軍将兵の皆さん、心から尊敬の意を込めて感謝します。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・スンギル
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