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PLAVE、初アジアツアーのソウル公演が大盛況…11月の高尺ドーム公演をサプライズ発表

マイデイリー
写真=VLAST
PLAVEが、韓国・ソウルのオリンピック公園KSPO DOMEで8月15~17日の3日間にわたり開催されたソウル公演を盛況裏に終え、デビュー後初のアジアツアー「2025 PLAVE Asia Tour [DASH: Quantum Leap]」の幕を開けた。

今回のツアーは、PLAVEがデビューから2年で初めて開催するアジアツアーで、ソウル公演を皮切りに全6都市でグローバルファンに公演を披露する。特にソウル公演は、バーチャルアイドルとしては初めて、韓国アーティストたちの“夢のステージ”と呼ばれるKSPO DOMEで単独公演を開催するという歴史的快挙を成し遂げたことで注目を集めた。さらに、3日間にわたる公演は、予約販売でチケットが全席完売するなど、開催前から熱い反響を呼んだ。

ソウル公演の冒頭で会場に映像が映し出されると、今回のツアーのコンセプトである「重力」が観客をステージに導き、本格的に公演の幕を開けた。続いてPLAVEが登場し、2ndミニアルバム「ASTERUM : 134-1」の収録曲「Watch Me Woo!」で華麗なオープニングステージを飾った。会場を埋め尽くした観客たちと挨拶を交わすと、PLAVEは「僕たちがデビューから2年でKSPO DOMEで単独公演をすることになりました」と感激した様子を見せ、観客に向かってお辞儀をし、感謝の気持ちを惜しみなく伝えた。

2ndミニアルバム「ASTERUM : 134-1」の収録曲「Virtual Idol」で弾けるような元気あふれる魅力を放ったPLAVEは、続いて「RIZZ」「Island」「12:32(A to t)」など、多彩なジャンルのステージを繰り広げた。特に、「Island」では、メンバーのイェジュンが甘いピアノ演奏を披露し、ロマンチックでときめく雰囲気を届け、「RIZZ」のステージではダンスが初めて公開され、独特で個性溢れる振り付けに会場が観客の大歓声で包まれた。

PLAVEは、今回のツアータイトルについて「『Quantum Leap』は、飛躍的な発展や跳躍を意味する」と語り、「単純なバーチャルアイドルを超えてアーティストとして新しい次元に跳躍するという意味を込めました」と説明した。

会場の中央に縦型のステージが出現し、PLAVEが蒸し暑い季節によく合う楽曲「The 6th Summer」のバラード編曲バージョンを歌唱しながら再び登場すると、互いを想う真心が込められた「From」と、ファンへの愛情あふれるメッセージが込められた「Dear. PLLI」など、PLAVEの想いが感じられるステージが続き、観客をしっとりとした雰囲気で魅了した。

また、照明と白幕を活用した演出は、深い海の中や土砂降りの雨など、実際に存在するような場面を具現化し、没入感を高めた。2ndミニアルバム「ASTERUM : 134-1」のタイトル曲「WAY 4 LUV」のステージを終えると、振付を担当するBAMBY、HAMIN(デンラズ)がキレのあるアクロバットパフォーマンスを披露し、観客を虜にした。続いて、強烈なメロディと赤い照明の中でPLAVEが「Dash」を歌いながら登場すると、「Caligo」から観客を守るドラマティックなストーリーを繰り広げた。特に、デビュー後初めて試みたヘアチェンジをはじめ、顔に傷をつけた扮装、スカジャンを着用したスタイリングでクールな魅力を強調し、破格的なイメージ変身を披露した。

その後、自動車に乗った演出が印象的な3rdミニアルバム「Caligo Pt.1」の収録曲「Chroma Drift」と、BLACKPINKの「Pink Venom」のカバーステージが相次いで繰り広げられた。特に、「Pink Venom」のカバーステージは、今回の公演のためにバンドバージョンで新たな編曲が加わり、新鮮な魅力を放った。

公演後半には、「NO DEVELOP, NO PLAVE」コーナーが行われ、メンバーたちは2人ずつのペアを組んで「ユニットチャレンジ」「カメラチャレンジ」等を披露し、バンビとウノの「Pookie」、ノアとハミンの「The Eve」、イェジュンとウノの「Love, Maybe」(ボーカルチャレンジ)等、多様なジャンルやテーマでステージを繰り広げ、メンバーそれぞれの個性で魅了した。

「I Just Love Ya」と「Pump Up The Volume!」で会場の雰囲気が最高潮に達すると、PLAVEはデビュー曲「Wait for you」と「Pixel world」のステージで本公演を終えた。

公演会場の照明が消えた後も、観客の合唱とアンコールを求める掛け声が響きわたり、ファンはメンバーたちを待った。これにPLAVEのメンバーたちは「Why?」を歌いながら再び登場し熱気あふれるステージを続けた後、会場のファンと記念写真を撮影しながら初めての単独コンサートの思い出を残した。

PLAVEは「アジアツアーに行ってきます。もう少し待ってくれたらすぐ戻ってきます」という挨拶と共に最後のアンコール曲「Merry PLLIstmas」と「Our Movie」を披露し、観客を見送った。退場後には、「CURTAIN CALL」が流れ、メンバーたちの手書きの手紙が画面に映し出され、最後まで会場全体を感動的な雰囲気で満たした。

特に、最終日である8月17日の公演では、11月21日と22日の2日間、韓国・高尺(コチョク)スカイドームでソウルアンコール公演の開催がサプライズ発表され、ファンの熱い歓声を呼び起こした。

自身初のアジアツアー「2025 PLAVE Asia Tour [DASH: Quantum Leap]」のソウル公演を盛況裏に終えたPLAVEは、8月23~24日に台北、10月1日に香港、10月18日にジャカルタ、10月25日にバンコク、11月1~2日に東京(幕張メッセ 幕張イベントホール)で公演を開催する。世界中で大注目のPLAVEの今後の活動に期待が高まっている。
元記事配信日時 : 
記者 : 
カン・ダユン

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