イ・ジョンジェが筆頭株主の企業、大手ドラマ制作会社を相手取った損害賠償訴訟で勝訴

本日(6日)、Artist Companyの法律代理人を務める法務法人は公式立場を通じて、以下の内容を発表した。
法務法人リンによると、ソウル中央地方法院は5日に行われた宣告裁判で「キム・ドンレ元代表がArtist Studioの経営権移転を拒否したことは明白な投資契約違反」と判断し、キム・ドンレ元代表が約50億ウォン(約5億円)の違約金及び損害賠償をArtist Company側に支払うよう判決を下した。
先立ってArtist Companyなどは2024年初め、キム・ドンレ元代表及びレモンレインと投資契約を締結し、経営権移転を条件として約290億ウォン(約29億円)を投資した。しかし、投資完了後にキム・ドンレ元代表が契約に反して経営権移転を拒否したことで葛藤が本格化し、Artist Company側はArtist Studioの経営権確保のため、多数の法的攻防を繰り広げなければならなかった。今回の損害賠償訴訟は、その過程でキム・ドンレ元代表の契約違反に対する責任を問うために提起されたものだ。
Artist Companyは「今回の判決により、会社の安定性と株主権益保護が法的に確認された」とし、「今後も根拠のない論争で不必要な混乱が発生しないよう最善を尽くす」と明かした。
今回の事件を代理した法務法人リンは、判決の意義を「今回の判決は、合意された経営権移転を一方的に拒否した行為について、法院が違約金及び損害賠償責任を明確に認定した事例だ。特に、違約金条項の実効性を明確にすることで、今後の投資契約と経営権移転取引の透明性と安定性を高める重要な指標となるだろう」と説明した。
続いて、今回の事件を担当したド・ヒョンス弁護士は「原告側の正当な権利が法的に確認されたことに大きな意味がある」とし、「今後も投資契約及び企業支配構造関連紛争で投資者の権益を守ることに最善を尽くす」と強調した。
Artist Companyは、俳優のイ・ジョンジェとチョン・ウソンが設立した総合マネジメント会社だ。イ・ジョンジェは、tvN新ドラマ「憎たらしい愛」、チョン・ウソンはDisney+の新オリジナルシリーズ「メイド・イン・コリア」を準備中だ。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ヨン・フィソン
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