公開されたグラビアの中でキノは、反抗的な感情を持つ会社員の裏の顔をイメージした洗練されたスーツスタイリングから、大胆に上半身を露出したスタイルまで着こなし、多彩な顔を披露した。ブラインドの隙間から差し込む光を背景に強烈なカリスマ性を見せたかと思えば、危うくも自由なムードで独創的な雰囲気を完成させた。先行公開曲「CLUB SEX CIGARETTES」ミュージックビデオで見せた反抗的なイメージを、また別の視点で再解釈した今回のグラビアは、アーティスト・キノの音楽的な変化をより鮮明に表現しており、ファンから好評を得ている。
撮影と共に行われたインタビューでは、新譜に対するキノの率直な心情を確認できる。9月26日にサプライズ公開した先行公開曲「CLUB SEX CIGARETTES」について彼は「生真面目な人々に投げる『チッ』『フン』のような一種の挨拶」とし「“善人ぶるのは各自勝手に、俺は俺の好きなように生きる”という意味が込められた曲」と説明した。挑発的なタイトルとキノの圧倒的なビジュアル変身で話題を集めた「CLUB SEX CIGARETTES」のミュージックビデオについては「会社員のように端正な顔から想像の中の快楽を楽しむ顔まで、小さな変化が続く。そのような部分を面白く見てもらえたら嬉しい」と鑑賞ポイントを伝えた。
1年5ヶ月ぶりに披露する2nd EP「EVERYBODY’S GUILTY, BUT NO ONE’S TO BLAME」に対する自信も語った。キノは10月13日公開を控えた新EPについて「やったことないことは全部やってみたい。今回のアルバムもそのような試みの結果」とし、「このような実験が自分が生きていることを感じさせてくれる。他の人がやったことないことを探し回るのが自分のミッションのようだ」と明かし、期待感を高めた。
キノは10月5日、ソウル梨泰院(イテウォン)のボレロソウルでプライベートレイヴクラブパーティー「WURK」を開催する。「CLUB SEX CIGARETTES」の中の“オフィス・デトックス”コンセプトの延長線として企画されたこのパーティーは、テクノシーンのトップレベルのDJたちのパフォーマンスはもちろん、キノの新譜収録曲の一部も初公開される見通しだ。
さらに10月13日、2nd EP「EVERYBODY’S GUILTY, BUT NO ONE’S TO BLAME」を発表し、1年5ヶ月ぶりにカムバック活動に突入する。このアルバムは人間の内面の葛藤と矛盾、その中から生まれる正直な自我を直説的かつ密かな物語で表現し、音楽・パフォーマンス・ビジュアル全般において大胆な変身を試みるキノの姿を見ることができる。