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サバイバル番組「私たちのバラード」優勝者イ・イェジ、SM C&Cと専属契約を締結…活動に意欲“さらなる高みを目指したい”

OSEN
オーディション番組「私たちのバラード」で優勝を果たしたイ・イェジが、喜びを語った。

今月、最終回を迎えた韓国初のバラードオーディション番組、SBS「私たちのバラード」は、平均年齢18.2歳の出場者たちが自身の歌声で往年の名曲を届け、感動を与えた。

そんな中、「パパのトラック済州(チェジュ)少女」というニックネームで番組に出演した、済州道(チェジュド)新桃里(シンドリ)出身の19歳イ・イェジは、毎回真心の込もった歌声と卓越した感情表現で存在感を放ち、優勝を果たした。

音楽の夢を追って1年前に一人でソウルへ上京したイ・イェジは、「最初は怖かったですが、今ではむしろ知り合いがいない環境が自分を強くしてくれました」と語った。第1ラウンドで彼女が選んだ曲はイム・ジェボムの「君のために」。宅配ドライバーとして働いていた父のトラックに乗って通学した思い出から、この曲を選んだと明かした。彼女は持ち前のハスキーな歌声と圧倒的な歌唱力で魅了。涙を見せないことで知られる審査委員チャ・テヒョンさえも感動の涙を流すほどで、絶賛された。

イ・イェジは、済州で一人で自身を育ててくれた父への思いをそのまま歌に込めた。ファイナルの生放送ではユン・ジョンシンの「上り坂」を自身のハスキーボイスで再解釈し、深い余韻を残した。

番組を通して着実な成長を見せ、没入感を生むステージで注目を集めたイ・イェジは、初代優勝の座を手にし、その存在感を確固たるものにした。バラードにとどまらず、多彩なジャンルへの挑戦まで予告した彼女は、視聴者の熱い声援の中、「私たちのバラード」のエピソードと共に、優勝の喜びを語った。

イ・イェジはSM C&Cと専属契約を結び、本格的な活動を予告している。2026年には「私たちのバラード 全国ツアーコンサート」を通じてファンと対面する予定だ。1月10日の城南(ソンナム)公演を皮切りに、1月24日の大邱(テグ)、2月7日・8日のソウル、そして2月28日の釜山(プサン)まで4都市を巡り、ステージを披露する。

――「私たちのバラード」の初代優勝者になった感想はいかがですか?

イ・ジェジ:実はまだ自分が優勝者だという実感がなく、ただ全てに感謝するばかりです。でもその分もっと頑張って、さらに高みに行きたいという思いが強くなりました。むしろ覚悟が決まった気がします。

―― 「私たちのバラード」で披露したステージの中で 一番記憶に残っている瞬間とその理由は何ですか?

イ・ジェジ:第1ラウンドの最初のステージで「君のために」を歌った時のことが思い出されます。そのステージをきっかけに私を好きだと言ってくださる方がいらっしゃるようになって、多くの方が涙を流したと伝えてくださいました。だからこそ、あの瞬間が一番心に残っています。

―― 競演中、危機だと思った瞬間とその理由を教えてください。

イ・ジェジ:第2ラウンドが危機でした。歌いながら思わず涙がこぼれましたし、リハーサルでウンビンさんの歌を聴いた瞬間、『これは負けてしまうかもしれない』と思ったんです。リハーサルが終わった後は、すぐに学校の同期たちのもとへ行って、私のステージに対するフィードバックをお願いしたほど、私にとって本当に厳しいラウンドとして記憶に残っています。

―― 「私たちのバラード」を通じて、ご自身が成長したと感じる点はどこでしょうか?また、満足度は100点満点中何点ですか?

イ・ジェジ:88点をつけたいです。歌詞や感情表現について本当に多くのことを学びました。様々なバラードを歌う中で、歌詞の深さを感じ取れるようになり、色々な解釈をしながら新しい表現にも挑戦できました。「私たちのバラード」を準備する過程でバラードをより深く学べたことに、とても満足しています。

―― 優勝後、お父様はどんな反応をされましたか?また、お父様に伝えたいことはありますか?

イ・ジェジ:ファイナルの生放送の時、父が現場まで見に来てくれました。父は「泣かない」と約束をしましたが、私が歌っている間はこらえていたものの、優勝者の発表の瞬間、泣いていました。「本当にお疲れさま」と労ってくれて、誇りに思ってくれたように思います。「まだ驚くのは早いので、これからもずっとそばで応援してほしい」と伝えたいです!

―― これからどんな音楽を届けていきたいですか?また、叶えたい夢はありますか?

イ・ジェジ:ロックジャンルの音楽を披露したいです。私はギターを弾きながら歌うタイプなので、これからは私自身が好きで、楽しんで歌える音楽をたくさん届けていきたいと思っています。そして、叶えたい夢は5年以内にワールドツアーをすることです。

―― 応援してくれた視聴者とファンの皆さんへ一言お願いします。

イ・ジェジ:ファンの皆さんが私にくださった愛に、必ずお返しします。これからも見守っていてください。応援してくださり、本当にありがとうございます!
元記事配信日時 : 
記者 : 
キム・ナヨン

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