【REPORT】“SM発日本人8人組グループ”GPP、ついにデビュー!至近距離での生パフォーマンスにファン熱狂
写真=Satoshi Hata、Daiki MiuraGPPは、BoAや東方神起、SHINee、少女時代、EXO、Red Velvet、NCT、aespa、RIIZEなど数々の世界的アーティストの日本活動をマネジメントしきたSM ENTERTAINMENT JAPANが送り出す、全員日本人で構成された最初のガールズグループ。有名オーディション番組出身者、トップダンサー、女優、モデルなどさまざまなバックボーンを持つ8人で構成され、韓国初のパフォーマンスディレクターであるシム・ジェウンと韓国のロックバンドTRAXのジェイ・キムがプロデュースを務める。
写真=Satoshi Hata、Daiki Miuraステージは会場の中心に設置され、360度を約500人のオーディエンスが囲む。ステージと客席の最前列は1メートル強ほどしか離れておらず、かなりの至近距離でのライブになった。会場が暗転し、正面のモニターに前日に公開されたデビューシングル「Bring it Back」の予告映像が流れると、やがてフロア後方から8人のメンバーが静かに登場。ステージに上がるとフロアから大きな拍手と歓声が起きる。その声はなかなか鳴り止まず、すでにGPPがファンベースを確立しかけていることがわかる。
GPPの第一声は、リードを取るHONOKAの伸びやかなボーカルだった。それに全員の可憐なコーラスが重なる。歌声は次第にThe Beatles「Yesterday」を大胆にサンプリングした穏やかな斉唱へと変わってゆく。しっとりとしたスタートで、前評判からするとやや意外とも思える演出でライブは幕を開けた。
写真=Satoshi Hata、Daiki Miuraしっとりした冒頭から一転、激しいダンスブレイクが披露され、フロアは急激に盛り上がっていく。続いて披露される「Buzz Down」では広いステージを縦横無尽に使い、先ほどのダンスブレイクの熱量のままに、これぞSM ENTERTAINMENTといった迫力のあるパフォーマンスが展開されて会場のグルーヴが一気に高まった。
写真=Satoshi Hata、Daiki Miura次に披露されたのは、GPPにとって現時点での唯一のバラード曲「MAYOIBOSHI」。ひとりひとりが伸びやかな歌声を響かせてオーディエンスにじっくり歌詞を聴かせる楽曲で、歌詞は優しく背中を押してくれるような内容だ。
GPPのライブの特徴のひとつは、静と動のドラスティックな変化なのかもしれない。バラードの後にはふたたび激しい曲調の楽曲が始まり、今度はメンバーがそれぞれラップを披露。力強さとキレのあるラップと、迫力あるダンスパフォーマンスがあいまって、フロアの熱量はどんどん上がっていく。
写真=Satoshi Hata、Daiki Miura続く「Motivation」はメンバーのHONOKAが作詞に参加した楽曲で、痛みを越えて未来に突き進んでいく彼女たちの決意が込められている。その等身大の思いを表現したダンスは8人の掛け合いの妙が美しい。そして披露される「Time Break」と名付けられたダンスブレイクは、どこがどうTime Break(休憩)なのか思わず突っ込んでしまうほどに振りが激しく、構成が複雑で、あまりの運動量に多くのオーディエンスが息を呑んでしまう。
写真=Satoshi Hata、Daiki Miura本編が終わり会場が暗転すると、会場前方のモニターに、本日が世界初披露となる「Bring it Back」のMVが映し出される。メンバーの激しく複雑なダンスにフォーカスが当てられたMVが終わると、ステージにはふたたび8人の姿が。アンコールは2回目の「Bring it Back」。しかし今回は本編と正面を逆にして披露され、また撮影が許可されたため、フロアのあちこちからスマホが掲げられた。
こうしてGPPデビュー前夜のライブは大盛り上がりのうちに終わった。アスリートのような激しく緻密なダンス、またその複雑な構成。個性豊かな高い歌唱力、K-POPともJ-POPとも形容しがたいジャンルレスな楽曲、幅広い表現技法。そして8人それぞれのキャラクター。オーディエンスの盛り上がりを見ても、今後の活躍に否応なしに期待が高まってしまう。「世界水準」の噂通り、実力証明にはじゅうぶんと言えるショーケースとなった。
写真=Satoshi Hata、Daiki MiuraDrum & Bass、EDM、Dubstep、Urban、HipHopなどさまざまなジャンルを融合させた、壮大な世界観を感じられる楽曲「Bring it Back」は、前衛的なサウンドは勿論のこと、“どんな困難が訪れようとも立ち向かい乗り越える”という、GPPメンバー8人の強い信念のこもった決意表明とも言える歌詞も注目ポイントだ。
「Bring it Back」のデジタルリリースと同時に、GPP Official YouTubeチャンネルにてミュージックビデオも公開された。多種多様なエネルギーを集結し爆発させるかのような躍動的なダンスパフォーマンスと、メンバー8人の分身を含むメガクルーでの一糸乱れぬ動き、ロボットアームを駆使した疾走感のあるカメラワークにより、GPPのアイデンティティを強く打ち出すのにふさわしい圧巻のパフォーマンス映像に仕上がっている。
文・山田宗太朗
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写真=Satoshi Hata、Daiki Miura
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写真=Satoshi Hata、Daiki Miura
写真=Satoshi Hata、Daiki Miura■リリース情報
デジタルシングル「Bring it Back」
2025年12月16日(火)発売
配信はこちらから
1st Single「Bring it Back」
2026年1月14日(水)発売
予約はこちらから
品番:初回限定盤:WPCL-13731 / 通常盤:WPCL-13729
・初回限定盤(CD+ブックレット):¥2,750(税込)
・通常盤(CDのみ):¥1,650(税込)
<CD収録内容>
「Bring it Back」
「Motivation」
「Buzz Down」
※初回限定盤・通常盤共通
<ストア別単品購入特典>
・ワーナーミュージック・ストア:A3サイズポスター1枚
・タワーレコード(タワーオンライン含む):トレカ1枚(全8種よりランダム1枚)【A絵柄】
・楽天ブックス:トレカ1枚(全8種よりランダム1枚)【B絵柄】
・HMV(@Loppi・EC含む):トレカ1枚(全8種よりランダム1枚)【C絵柄】
・セブンネットショッピング:缶バッジ(全8種よりランダム1種)
・Amazon.co.jp:メガジャケ
・その他一般店・オンラインショップ:ポストカード
■番組情報
ドキュメント番組「GPP Fly ~崖っぷち紙ヒコーキのテイクオフ~」
GPPオフィシャルYouTubeチャンネル:2025年11月14日(金)20:00配信開始
BSフジ:2025年11月29日(土)25:00放送開始
※後日フジテレビにて再放送予定
※放送終了後、TVer・FODにて配信予定
出演者
【スタジオ】番組MC:ベッキー
2回目ゲスト:塚地武雅(ドランクドラゴン)
YouTube配信:ドキュメントパート(出演はGPPのみ)
■関連リンク
GPP公式サイト
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- Kstyle編集部
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