ジニョン、ドラマ「優しい女 プ・セミ」でシングルファーザー役に挑戦“友達のような父親になりたい”
写真=MANAGEMENT RUNジニョンは最近、ソウル江南(カンナム)区某所で行われた「優しい女 プ・セミ」(脚本:ヒョン・ギュリ、演出:パク・ユヨン)の放送終了インタビューで、作品への思いを語った。
「優しい女 プ・セミ」は、カ・ソンホ(ムン・ソングン)から4兆ウォン(約4000億円)の復讐を受け継いだキム・ヨンラン(チョン・ヨビン)が、身分を隠して目標を達成していく過程を描k。
同作でジニョンは、ムチャン村でイチゴ農園を営みながら、7歳の息子チョン・ジュウォン(ヤン・ウヒョク)を大切に育てるシングルファーザー、チョン・ドンミン役を熱演した。
前作では制服姿が印象的だったジニョンだが、今作では一転して父親という役柄に挑戦。父親役というもの自体に慣れなかったという。ジニョンは「最初は前作とのギャップが大きすぎるのではないかと悩みました。でも、制服のイメージが残っている状態だからこそ、かえって面白いキャラクターになるのではと思いました。誰が見ても父親らしい人物というより、『え? この人が父親?』と思わせるような意外な部分を面白く表現できそうだと思い、そこに惹かれました。もともと子どもが好きなので、劇中でも自然なケミストリー(相手との相性)を作りたかったんです」と説明した。

実際はどんな父親になりたいかと聞かれると、「今回少し父親の気持ちがわかった気がします。僕は子供が大好きだと思いました。自分の息子だったら、きっと楽しく遊んで過ごしただろうなと思います。ジュウォンは優しくて愛嬌たっぷりで、すぐに懐いてくれました。胸に抱いている時、心がむずむずして、少し父性愛を感じました」と振り返り、「本物の父親ではありませんが『こんな気持ちなんだろうな』と感じました。将来結婚して子供ができたら、友達のような父親になりたいです」と理想を語った。
この作品を通じて父親役の可能性を証明した一方、制服を着て披露する演技への強い思いも明かした。ジニョンは「少し厚かましいかもしれませんが、あと1年くらいは着てみたいです」と語り、笑いを誘った。

精力的に活動を続けられる原動力は、前向きな性格にあるという。彼は「自分がとても幸運だと思うのは、性格がポジティブなことです。大変なことがあっても『その分、幸せにやればいいじゃないか。終わった後はもっと幸せになれるでしょう?』と考えます。仕事は楽しいことばかりではなく苦しい時もありますが、そう思うことで少し気が楽になりました」と振り返った。さらに「普段からファンの皆さんが書いてくださる応援メッセージやコメントを、本当に熱心に探して読んでいます。身内びいきかもしれませんが、ファンの方々はいつも温かい言葉をかけてくださいます。それを意識的に見ることで、大きな力をもらい、幸せな気持ちになります」とファンへの感謝も明かした。
来年で早くもデビュー15周年を迎えるジニョンは、時の流れに驚きを隠せない様子だ。「以前は、大先輩たちの節目だと思って見ていましたが、それが自分の番になると、なかなか実感が湧きません。まだピンとこないですね。数字を意識せずに生きている気がします」と率直に語った。
また、次回作や歌手活動の計画についても触れた。ジニョンは「(ファンの皆様に)今年中に新曲を出すと約束しましたが、守れそうにありません。本当に申し訳ありませんが、もう少し準備が必要です。僕の音楽を愛してくださるファンの皆さんに、きちんとお届けしたいので、しっかり準備しています」と説明した。
続けて「俳優としても精力的に活動しているので、簡単ではありません。言い訳になってしまいますが、OST(挿入歌)を通じて少しでも音楽をお届けできたのは本当にありがたいです。次回作は慎重に検討中です。僕にできること、素敵なものがあればいつでも声をかけてください(笑)」と、今後への意欲を見せた。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・ハナ
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