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「DREAM CONCERT」をめぐり対立…nCHエンターテインメント、韓国芸能制作者協会の主張に反論

Newsen
写真=韓国芸能制作者協会
nCHエンターテインメント(以下、nCH)が、「DREAM CONCERT」に関する公式コメントを発表した。

29日、nCHは公式報道資料を通じて「当社が主管する2026マカオ公演について、DREAM CONCERT側が悪質的な意図で虚偽の事実を流布し、公演を妨害する行為により被害が発生しているため、これを正したい。当社は『DREAM CONCERT in HONG KONG』の開催を妨害したことはない」と明らかにした。

続けて「韓国芸能制作者協会の関係者は当社に連絡し、MBCとDREAM CONCERT側が共同で香港のカイタック・スタジアム(KTSP)で公演を開催できるようnCHが協力すれば、追加的な刑事告訴を回避できるよう支援すると脅迫及び懐柔を行ったことがある」とし、「DREAM CONCERT側が複数の企画事務所に何度も連絡し、当社の公演は中止になるため『DREAM CONCERT』に出演してほしいと出演依頼をしたことを複数回確認した」と主張した。

最後にnCHは「DREAM CONCERT側の度を越えた悪意ある行為について、当社だけでなく本公演のために協力している複数のパートナーや企画事務所、アーティストが被害を受けることをこれ以上見過ごすことはできず、DREAM CONCERT側を深刻な業務妨害及び信用毀損、虚偽事実の流布、誣告などの疑いであらゆる法的措置を進め、これ以上不正な行為を行えないよう正す予定だ」と付け加えた。

韓国芸能制作者協会は1995年から30年間にわたり「DREAM CONCERT」を主催してきた。これに先立って11月、公式報道資料を通じて「最近、韓国国内の公共放送局MBCと契約した代理業者nCHが、虚偽事実流布と業務妨害をした」と主張した。

当時、韓国芸能制作者協会は「最近、nCHは事実と異なる主張を、MBCを通じて韓国国内のK-POPアーティスト及び主要企画事務所に伝えている。特にnCHは10月13日にKTSPから『該当日は貸館不可であり、契約者はChangsha』という公式確認メールを受け取っていながら、その後も継続的に虚偽情報を流したことが確認された」と説明。これを受け、KTSPは11月12日に改めて公文書を通じて貸館不可の立場を伝えた。これにより複数の主要アーティスト事務所が混乱しており、正常なアーティスト招待や契約進行に実質的な妨害が発生していると主張した。

また「MBCと契約したnCHによる繰り返される虚偽事実の流布及び業務妨害により、『DREAM CONCERT in HONG KONG』プロジェクト運営に重大な損害が発生したため、frommエンターテインメントは虚偽事実の流布、名誉毀損、業務妨害の疑いでソウル江南(カンナム)警察署に正式な刑事告訴状を提出した」と付け加えた。

【nCHエンターテインメント 公式コメント全文】

こんにちは、nCHエンターテインメントです。

nCHエンターテインメントが主管する2026マカオ公演について、DREAM CONCERT側が悪質的な意図で虚偽の事実を流布し、公演を妨害する行為により被害が発生しているため、これを正すためお知らせいたします。

◆nCHは「DREAM CONCERT in HONG KONG」の開催を妨害したことはありません。

「DREAM CONCERT」の主催会社である韓国芸能制作者協会は11月、nCHが「DREAM CONCERT in HONG KONG」に関して虚偽の事実を流布し、業務を妨害し、脅迫的な連絡を行うなど公演開催を妨害した状況が確認されたという内容の報道を行いましたが、これは事実ではありません。

nCHは、香港のカイタック・スタジアム側に今年7月から会場貸館申請及びコンサート開催を協議しており、10月にはnCHの名義で制作陣の現地下見のために訪問しました。

nCHは会場側から「貸館が難しい」という正式な公文書を受け取るまで待機していたのですが、DREAM CONCERT側はこれを根拠に虚偽事実流布及び業務妨害だと無理な主張をしています。

また、「DREAM CONCERT」の主管会社であるfrommエンターテインメントは、nCHがfrommエンターテインメントの名義で香港に下見に行ってきたと虚偽の噂を流し、nCHの信用を毀損する行為を行いました。nCHは、会場側に正式な公文書で下見申請及び承認を得て訪問したものであり、メールと公文書を通じて明確な証拠があることを申し上げます。

さらに、DREAM CONCERT側がマスコミを通じて主張した「nCHの関係者が中国語で『DREAM CONCERT』の関係者に連絡し業務妨害及び脅迫をした」という主張は事実ではなく、該当の関係者はnCH所属の関係者ではないことをはっきりと申し上げます。nCHの中には中国語を話すスタッフはおらず、この件に関して「DREAM CONCERT」の関係者と直接通話または対話した事実は一切ありません。

◆DREAM CONCERT側の継続的な業務妨害及び懐柔・脅迫

韓国芸能制作者協会の関係者はnCHに連絡し、MBCとDREAM CONCERT側が共同で香港のカイタック・スタジアムで公演を開催できるようnCHが協力すれば、追加的な刑事告訴を回避できるよう支援すると脅迫及び懐柔を行ったことがあります。

また、frommエンターテインメントの関係者は、2026年マカオ公演に出演予定の一部出演者を「DREAM CONCERT」に譲ってほしいとし、複数回にわたり懐柔したこともあります。

これに加え、DREAM CONCERT側は先週、数度にわたりマカオ文化局の貸館承認部署に連絡し、マカオ公演について主管会社であるnCHを貶め虚偽の事実を流布し、公演を中止させる悪意ある目的で深刻な危害を加えている行為を捉えました。

また、多数のマスコミにも連絡し虚偽の事実を流布し、マカオ公演の開催が困難だろうといった虚偽の報告をしている状況です。

これだけでなく、DREAM CONCERT側が複数の企画事務所に何度も連絡し、当社の公演は中止になるため「DREAM CONCERT」に出演してほしいと出演依頼をしたことを複数回確認しました。

nCHは、DREAM CONCERT側の度を越えた悪意ある行為について、当社だけでなく本公演のために協力している複数のパートナーや企画事務所、アーティストが被害を受けることをこれ以上見過ごすことはできず、DREAM CONCERT側を深刻な業務妨害及び信用毀損、虚偽事実の流布、誣告などの疑いであらゆる法的措置を進め、これ以上不正な行為を行えないよう正す予定であることをお知らせします。

nCHは、K-POPのグローバルな成長と発展のために数十年にわたり努力してきており、他人を踏み台にする悪意ある蛮行を根絶し、共生して協力するK-POP業界の先駆的な姿をグローバルなファンに発信したいと切に願っております。

ありがとうございました。

元記事配信日時 : 
記者 : 
ファン・ヘジン

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