
撮影:樋口隆宏/田中聖太郎写真事務所
韓国の歌手・俳優・ラジオDJとマルチな才能を放つシン・ウォンホが、芸能活動15周年記念にリリースされた自身初となる1stミニアルバム「ONE」を引っさげて、3月27日(金)に東京で「SHIN WONHO 15th Anniversary LIVE 2026『ONE』」を全曲バンド編成で開催した。
シン・ウォンホは、抜群のビジュアルで2011年にドラマ・CMで芸能界デビュー。翌年に日・中・韓のアジアグローバルユニットCROSS GENEのメンバーとして歌手デビューし、韓国や日本のみならずアジア圏で人気に。「BIG~愛は奇跡~」「青い海の伝説」など話題のドラマのメインキャストや、韓国ミュージカル「狂炎ソナタ」の主演も務め、俳優としても活躍した。
現在はソロ活動を続けながら、FM yokohama E★K radio「火曜日のシンピナイト」で長年DJを務め、流暢な日本語と独特のトークセンスでファンを魅了し続けている。

撮影:樋口隆宏/田中聖太郎写真事務所
オープニング映像の後に「채워(Fill me)」を披露しながら、昼公演では光沢のあるブラックジャケットを、夜公演ではシルバーが配色されているライダージャケットを纏い登場したシン・ウォンホ。待ち望んだファンの歓声が響く中、「皆さん、お久しぶりです! やっと会えましたね。お待たせいたしました~」と挨拶。
芸能デビュー15周年を迎えた彼は、「シン・ウォンホとして、初めてソロのミニアルバム『ONE』を発売することができました! ありがとうございます。日本限定盤、皆さんもゲットしてくれましたよね?」とファンとコミュニケーションを取った。1stミニアルバムとライブタイトルを「ONE」にした理由を「15年の間で、出会ったスタッフ、ファン全ての人を円で繋ぐ言葉が『ONE』です」と想いを伝えた。

撮影:樋口隆宏/田中聖太郎写真事務所
「우리의 시간에(ウリエシガネ)」「KKI」と続けて熱唱後、「『ウリエシガネ』は、ソロで初めて歌った曲で、アルバムを自分で制作したいなと思ったきかっけの曲。とても愛情がある曲で、セクシーな曲として皆さんに披露したくて。『KKI』はCROSS GENEの曲ですが、ソロ曲としてアレンジを加えました。どの曲も愛してくれると嬉しいです」と愛嬌を見せた。
また「思ったより(皆さんの)テンションが低いので……」とジョーク交じりに、客席の各エリアに向けて声援レベルを煽り、ファンの熱も爆上がりに。特徴的な振り付けと声越えで盛り上がる「Invation」の後、「兵役に行く前の曲で、いろんな不安を持っていましたが、歌詞に『僕を信じてください。一緒に歩いてください』という意味が込められています」と、バラード曲「Trust Me」を真心を込めて歌いあげた。

撮影:樋口隆宏/田中聖太郎写真事務所
そして、CROSS GENE時代の思い出VTRが流れた直後、グループのデビュー曲である「LaDi-DaDi」を歌唱しながら登場したのは、スペシャルゲストのヨンソク。この日一番の声援を浴びたステージ上の2人の再共演に、感涙したファンも多いはずだ。
一度CROSS GENEを卒業していたヨンソクが戻ってきた理由をシン・ウォンホが尋ねると、「1人になった時、色々経験をしました。心の中にCROSS GENEがずっと残っていたし、偶然日本でウォンホ兄さんに出会い食事をし、『戻りたい』と思うようになりました。守ってくれて、ありがとう」とシン・ウォンホに感謝するヨンソク。そんな彼からとても長いメッセージがシン・ウォンホに届き、再共演が叶うことになったのだ。「ウェルカム、ヨンソク」「ただいま」という2人のやりとりがなんとも微笑ましい。

撮影:樋口隆宏/田中聖太郎写真事務所
グループデビュー直前からデビュー直後の写真を振りかえるファン歓喜のコーナーでは、当時の自分たちの写真を「可愛いね」「イケメンだね」「痩せてたね」と自画自賛。さらにファンからの質問コーナーで、「これからやりたいこと」を尋ねられるとシン・ウォンホは「ずっと音楽。東京ドーム1週間公演して引退」と、いきなりの引退宣言に笑いが起こる一幕も。「他のメンバーと会ってる?」という問いには、ヨンソクは「去年JGが韓国に来た際、録音ボイスが届いたよ。会えなかったけど」とし、シン・ウォンホは「キャスパーとテレビ電話で2ヶ月前くらいに話したよ」と何かしらの交流を持っていることを明かした。

撮影:樋口隆宏/田中聖太郎写真事務所
さらに、「15年後の自分は?」という質問には、「ステージの上に立っている」とヨンソクが答えると、シン・ウォンホは「ヨンソクが僕のそばにいる」と阿吽の呼吸も見せつけた。また、2人の日本活動時の映像も映し出され、山形のラジオ番組ではスタジオが狭かったせいで、おしゃべりな2人がメンバーから選ばれたことや、ブラジルのアニメフェスに招かれた時は、エコノミー席で30時間移動したことが辛かったがファンの熱が高かったようで、「今度は2人でファーストクラスに乗って行きたいね」と思い出話に花を咲かせていた。
そして、日本デビュー曲である「Shooting Star」をベースが効いたロック調で披露した2人。「ロックverもカッコ良かったで しょう?」とファンへアピール。「残念だけど、ヨンソクはあと1曲」とシン・ウォンホが伝えると、「僕の出番、歌より映像が長かった気がする」と場内の爆笑を誘った。CROSS GENEのバラード曲である「手紙」を熱唱する2人。ファンへ感謝の気持ちを歌に乗せつつ、最後は2人でハートマークを贈った。

撮影:樋口隆宏/田中聖太郎写真事務所
また、「ONE」のメイン曲である「Warzone」のミュージックビデオが流れ終わると、撮影時の衣装で登場し、「Warzone」を初パフォーマンスしたシン・ウォンホ。「互いに傷付け、仲直りを繰り返す恋人を描いた曲です。そして、全てのことが“平和”に繋がるということを表現したくて、いろんな人種の人たちが愛し合うPVになりました。自分の心が平和だと、他の人にも優しくなれるでしょう」と語る楽曲への想いを綴った。そして「200万回を突破しました! 帰ったら再生して、皆さんの心の平和も探してね」とお願いも忘れない所も愛しい。

撮影:樋口隆宏/田中聖太郎写真事務所
続いて同じく「ONE」に収録されている新曲「Hug Me」はベースの音が印象的なR&B曲。「ライブの時は毎回不安なんです。誰も来なかったらどうしようって……。でもみなさんがまた来てくれた。15年間、見守ってくれてありがとう」と感謝を伝える。新曲「PLACEBO」については、「錯覚効果という意味ですが、夢を見ている僕の夢、皆さんとずっと一緒にいれたらいいなという未来の曲。今日は本当にありがとう」と、爽やかに熱唱して締めくくる。ステージ退場後、自ら「アンコール!」と影の声でアピールするシン・ウォンホに思わず笑顔がこぼれる。

撮影:樋口隆宏/田中聖太郎写真事務所
場内のコールに応えるべく「雨のち晴れ」でアンコールとして登場したシン・ウォンホ。「楽しかったですか? アルバムを作って披露したい気持ちもあった一方、やはり直接会いたいなとずって思っていました」と本音が漏れ、ヨンソクを呼び込む。昼公演では「Serenade」を、夜公演では「What you think」でファンと共に盛り上がる2人。ラスト曲である「sHi-tai!」ではファンの掛け声も相まって会場は熱狂の渦に包まれた。「素敵なスタッフ、一番大切なファンの皆さん、ありがとう」と感謝するシン・ウォンホ。
韓国でミュージカル「OZ」(5月5日~公演)に出演することが決定しているヨンソクは、「僕たちのために来てくれてありがとう。今度はシン君の誕生日、クリスマスには“クロスマス”としてイベントはどう?」と提案。「CROSS GENEでした」と2人で仲良く手を繋いで会場を後にした直後、レコーディングをしている2人の姿がスクリーンに!? CROSS GENEの本格的な復活の輪郭が見えてきそうな予告映像も披露され、ファンには何よりの贈り物となったに間違いない。

撮影:樋口隆宏/田中聖太郎写真事務所