Brown Eyed Girls ガインからmiss Aまで…今や主導権を握る“ホットな女性アーティスト”

今月カムバックしたBrown Eyed Girls ガイン、miss A、4Minute キム・ヒョナは皆、これまでの楽曲が盛り込んできた女性の恋の歌から脱し、「あなたは私が選択した宇宙」(Brown Eyed Girls ガイン:「Bloom」)と宣言し、「俺を信じて頼れと言わないで」(miss A:「I don't need a man」)と力強く宣言する。ガインはステージの上で男性ダンサーたちの手を払いのけ、キム・ヒョナはダンサーの背中に乗ってこの世の全てを手にしたかのように幸せそうに笑う。
今月初めにガインがリリースした「Bloom」は、若い女性の性経験とそれによる心境を最も正面から扱った曲として評価されている。この曲でガインは愛を感じる主体であり、男性はその感情を感じさせる相手としてだけ働いている。「あなたが私を飛ばせる」と歌っているが、自分が男性のために何かをやってあげるという内容はない。「あなたを誘惑する」という、これまでの女性アーティストたちのセクシーソングとは正反対なのだ。そのため、男性の視線を意識したきわどい露出や露骨な誘惑の仕草もない。ただ、歓喜に満ちた表情で幸せに歌うだけだ。
ミュージックビデオには大胆なベッドシーンを挿入し、この曲が何を歌っているかを真正面から見せたが、扇情性の騒ぎにはならなかった。女性のリアルなストーリーを歌にして解いた企画意図がうまく伝わったためだ。所属事務所は「20代の同年代の女性たちが共感できる内容を取り扱っている」と話した。

彼女が披露するセクシーかつ挑発的な姿もやはり、男性を誘惑するためというよりは、自分のアイデンティティを確認するためのパフォーマンスに近い。「Bubble Pop!」「Trouble Maker」などで保守的な視聴者の厳しい意見により、毎回扇情性騒ぎに巻き込まれた彼女は、今回も依然として挑戦的なセクシーさを維持し、「悪口を言うなら言ってみれば」というメッセージまで感じさせる。キム・ヒョナはミュージックビデオの予告映像でこれみよがしに泡風呂シーンを大量に挿入し、自分に“おしとやかさ”を求めた一部のアンチファンを痛快に裏切った。

ステージでも、セクシーアピールを最小限に抑え、堂々とした姿にポイントを置いた。メンバーたちは「ほとんどの女性が自分の仕事にプライドを持って独立して生きており、彼女たちの力になりたかった」と話している。
これらの曲は3曲とも最近音楽配信チャートでトップ10に入り、曲が提示する女性像が多くの人々に受け入れられていることを示唆している。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・ヘリン
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