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チョ・ソンハ「“イケメン中年”の韓流ブーム?俳優もできる!」

oh!my star

歌手たちが築いた韓流…韓国の俳優たちにも十分可能性がある

「今の韓流は、歌手たちがリードしていますが、俳優たちとてできないことはないと思います。作品を通じて海外市場に十分進出できます。韓国の俳優ほど真心を込めてうまく演じれる俳優たちはいないと思っています。韓国の作品や俳優たちは、海外市場も十分開拓できます」

俳優チョ・ソンハは、韓国映画界でもロマンスが可能な演技派俳優として通じている。タフで男らしさが漂う線の太い演技だけでなく、センシティブなロマンスの演技まで可能な俳優だ。そのため、チョ・ソンハの名前の前には、“イケメン中年”という愛称が付く。

「“イケメン中年”の愛称は、本当に有難いですし、一方では素晴らしいことだと思います。“サムスン”という看板の価値を買うには膨大なお金がかかるように、“イケメン中年”もお金を払ってその価値を買うとすれば、またマーケティングをして作り出すというなら、どれだけのお金がかかることでしょう。とてつもない価値があり、僕には非常に大きな収穫だと思います。その愛称から抜けだそうとするのではなく、それに相応しく僕がさらに拡張させて、良い商品、十分価値のある姿をお見せすべきだと思います」

このイケメン中年の人気は、かなりのアイドルたちの人気に匹敵するものになっている。彼の映画の試写会には多くの女性ファンが彼の作品を観るために殺到している。女性たちのオッパ(兄の意。女性が親しい年上の男性やスターを呼ぶ呼称)なのだ。実際に記者が目撃したチョ・ソンハの人気は、映画「火車」のVIP試写会の時だった。数多くのチョ・ソンハの女性ファンが、彼をめぐってキラキラ目を輝かせて、歓呼していた。

またチョ・ソンハは、今年開かれた釜山国際映画祭で、韓国ファンだけでなく日本のファンまで自分への関心と愛情を示してくれたことに大変驚いていた。

「今回釜山映画祭に行きましたが、日本の方々の多くが僕のことを知っていらして、皆さん僕を見て走ってきては握手を求めてくれたりしました。その方たちは、『ファン・ジニ』『トキメキ☆成均館スキャンダル』『大王世宗(テワンセジョン)』など、僕の出演作を全部観ていて、最近は『妻と女』『ロマンスタウン』までご覧になっていました。それらのドラマで僕が全部優しい役柄を演じたため、皆さんに好かれているんだと思います。『火車』と『哀しき獣』など、映画まで全てご覧になっている方もいました」

釜山映画祭での日本ファンの歓迎以前にも、チョ・ソンハは海外ファンの愛を肌で体験していた。ソウル市内を歩いていると中華圏のファンがやってきて挨拶してくるのを見て、韓国市場を超えてアジア市場へまで抱負が広がった。

「アジアのファンの皆さんが僕のことを知っていると、本当に不思議です。最初は『僕のことご存知ですか?』と聞いたら、映画やドラマの作品を全部知っていました。海外で知られているのが本当に不思議だったんです。実は僕は舞台俳優からスタートして、韓国の映画やテレビ番組に進出して、良い役者になって認められたいと考えていましたが、海外の方からも反応が良くて驚きましたし、それと一緒に僕の視野も広がる思いでした。

こうなった以上、今すぐでなくても引き続き海外のファンたちに直接お会いしたいですし、より広い市場へ目を向けるのも悪くないという思いがあります」

チョ・ソンハは今年で47歳。もうすぐ50になるが、彼の俳優としての情熱とチャレンジ精神は、他の10代俳優と同じだった。

「歳を取っている取っていないや、顔が可愛いとかそうでないはさておき、役者として海外市場に挑戦したい考えがあります。あまり消極的になる必要はないと思います。もう少し攻撃的に向かう必要があると思います。

僕がどれだけできるかは分からないですが、僕がそんなものを提示した時、僕の後ろからやってくる後輩たちはより多くのスペースを確保できると思います。僕も責任感を持って、ここで休まず、満足せず、さらに多くのことを準備すべきだと夢見ています。着実に一つずつやっていき、階段を踏んでいきます」

チョ・ソンハの「Oh My Friend」…30年来の友人で師匠“オム・ヒョソプ”

チョ・ソンハは役者生活をしながら、最も近くで長い間一緒に苦労した知人として、俳優のオム・ヒョソプを挙げた。

「オム・ヒョソプと僕はお互いに友人であり、師匠でもあります。切り離そうにも切り離せない、友人です。彼と僕が知り合って30年になります。高校の演劇部から一緒で、大学の同期(ソウル芸術大学演劇科)の中でビリから這い上がったって感じですね。

他の親しい知り合いたち(チョン・ウンピョ、ソン・ビョンホ、ソン・ジル、パク・ヒスンなど)は皆、成功しましたし、僕とヒョソプだけ今スタートラインに立っていると思います。僕達がこのように肩を並べてきたので、諦めることなく良い世界へ進めたのではないのかと思います。

オム・ヒョソプは信念があって他人に迷惑をかけるのが嫌いで、それでさらに自分の持っているものに忠実な人間です。これからさらに成功するでしょうし、彼は潜在能力のある人です。彼の潜在能力はまだ1%も発揮されていません」

元記事配信日時 : 
記者 : 
イ・ジョンミン、チョ・ギョンイ、写真 : イ・ジョンミン

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