「俳優は俳優だ」ミン・ジオ“MBLAQ イ・ジュンはベッドシーンでのマナーが最高”
映画「俳優は俳優だ」(監督:シン・ヨンシク)で印象深い演技を見せてくれた女優がいる。ミン・ジオは外見から漂う清らかさと可愛さを見せたかと思えば、正反対の罵声を浴びせる姿で強烈な印象を残した。MBLAQのイ・ジュンとの大胆なベッドシーンも彼女を観客に記憶させる上で大きな力を発揮した。
ミン・ジオは「俳優は俳優だ」でスクリーンデビューを果たした新人女優である。遅い年齢で演技への道を歩み始め、今年で31歳(数え年)になる彼女は、2011年、29歳でSBSドラマ「大丈夫、パパの娘だから」で正式に演技活動を開始した。
普通、切に願っていた夢が実現し、特にその夢を遅くに叶えた場合、その大切さはどんなものよりも大きい。そのため、ミン・ジオは演技への意欲に溢れ、真剣だった。ミン・ジオは中学生の時から役者を夢見てきた。しかし、両親の反対により演劇映画科へは志願できず、3年生になって初めて演劇映画を副専攻で始めることができた。
卒業後、広告撮影の助監督や一般企業などに務めたが、自分の人生に満足できなかった。結局勇気を出して役者の道に入った。そしてようやく「俳優は俳優だ」を通じてスクリーンで自分の演技を披露することができるようになった。
「俳優は俳優だ」で女優のホン・ジミン役を演じるミン・ジオは、イ・ジュンに清楚なふりをして近付くが、いきなり暴れて暴言を浴びせる二面性のある姿を通じて、役者としての自分の存在感を示した。何より話題になったイ・ジュンのベッドシーンの相手役だったミン・ジオは、劇中で2回の濡れ場シーンを披露して皆を驚かせた。
―「俳優は俳優だ」で映画デビューを果たした感想は?
ミン・ジオ:試写会の前までは本当に不安だった。映画を見ながら大きなスクリーンに自分の顔が映るのも不思議だったけれど、心配していたよりも上手くできているようで安心した。映画の全体的なストーリーは目に入らず、自分ばかり見ていたような気がする。
―清楚な姿からいきなり罵声を浴びせるシーンが印象的だが、どのように練習したのか?
ミン・ジオ:練習では少し過剰に行った。普段悪口を言わないので、色んな作品を参考にしてみた。どのように悪口を言ったら良いシーンになるか悩んだ末に、強くやることにした。ベッドシーンよりも悪口の演技により気を遣った。悪口のセンスがある友達の前でやってみたりもしたが、映画を見た友達に良かったと言われた。
―ホン・ジミン役に決まった時、自分に演じれると思った?
ミン・ジオ:出演シーンは多くないが、劇中でイ・ジュンと駆け引きをする演技を通じて自分の演技力が見せられると思ったので、必ずやりたいと思った。役者の立場からは強烈なキャラクターを演じるのは気楽でないが、観客に私を印象付けるには良い役柄だったと思う。まだ私はそれほど認知されてないので、それだけ上手くやりたかった。
―映画で数回のベッドシーンがあったが、大変ではなかったのか?
ミン・ジオ:本来シナリオではベッドシーンが強調されていなかった。ベッドシーンを長く撮らなければならないということには驚いたが、負担だとは思わずにやった。追加のベッドシーンを撮影するときも、要らないシーンだとは思わなかった。ベッドシーンへの負担よりも、どうせ撮るなら上手く演じたいという負担があった。
―共演したイ・ジュンの第一印象は?
ミン・ジオ:最初に会った時は、バラエティ番組でのようにちゃらちゃらしてるかと思ったが、本当に大人しかった。隅で静かに台本を読んだり、スタッフたちに礼儀正しく90度に腰を曲げて挨拶をしていたのでびっくりした。礼儀正しくて明るい姿だった。撮影している際に本人から自分はシックな男だと言われて、バラエティの姿もあった(笑)
撮影現場でイ・ジュンはムードメーカーでもあった。NGを出すと「僕、頭がおかしくなったのかな?」と言いながら現場に活気を戻して、皆を気持ちよくしてくれる礼儀正しい青年だった。
―イ・ジュンとの演技はどうだったか?
ミン・ジオ:声も素晴らしく、演技が上手かった。そして、とてもマナーが良かった。映画の単独主演であり、演技歴から見ると私より演技の先輩で人気も高いのに、ベッドシーンの時もそうだったし、編集されてしまったけれど、アクションシーンでも私に配慮してくれた。
ベッドシーンの時は監督がカットと言うとその瞬間気まずくなるけれど、スタッフたちが服を渡してくれると私に先に渡してくれた。細かく配慮するマナーがあって、ありがたかった。
―現在30代で認知度も低い方だが、焦りはないのか?
ミン・ジオ:むしろない。死ぬまで演じたいので、一生懸命着実にやっていると遅くからでも認められるという思いがある。祖母が亡くなってから、周りの人たちに私をどのように覚えてもらえるかと思い始め、焦燥感がなくなってリラックスすることができた。以前は自分で自分を信じられなかったのに、続けてやっているといつかは成功するという思いがしてきた。焦ったとしても何かが出来るわけではない。シン・ヨンシク監督に、若い俳優たちは焦りがカメラに映るが、私には余裕があって良いと言われた。成功するのも重要だが、成功することに躍起になってあえぐのは良くないという結論を出した。
ミン・ジオは「俳優は俳優だ」でスクリーンデビューを果たした新人女優である。遅い年齢で演技への道を歩み始め、今年で31歳(数え年)になる彼女は、2011年、29歳でSBSドラマ「大丈夫、パパの娘だから」で正式に演技活動を開始した。
普通、切に願っていた夢が実現し、特にその夢を遅くに叶えた場合、その大切さはどんなものよりも大きい。そのため、ミン・ジオは演技への意欲に溢れ、真剣だった。ミン・ジオは中学生の時から役者を夢見てきた。しかし、両親の反対により演劇映画科へは志願できず、3年生になって初めて演劇映画を副専攻で始めることができた。
卒業後、広告撮影の助監督や一般企業などに務めたが、自分の人生に満足できなかった。結局勇気を出して役者の道に入った。そしてようやく「俳優は俳優だ」を通じてスクリーンで自分の演技を披露することができるようになった。
「俳優は俳優だ」で女優のホン・ジミン役を演じるミン・ジオは、イ・ジュンに清楚なふりをして近付くが、いきなり暴れて暴言を浴びせる二面性のある姿を通じて、役者としての自分の存在感を示した。何より話題になったイ・ジュンのベッドシーンの相手役だったミン・ジオは、劇中で2回の濡れ場シーンを披露して皆を驚かせた。
―「俳優は俳優だ」で映画デビューを果たした感想は?
ミン・ジオ:試写会の前までは本当に不安だった。映画を見ながら大きなスクリーンに自分の顔が映るのも不思議だったけれど、心配していたよりも上手くできているようで安心した。映画の全体的なストーリーは目に入らず、自分ばかり見ていたような気がする。
―清楚な姿からいきなり罵声を浴びせるシーンが印象的だが、どのように練習したのか?
ミン・ジオ:練習では少し過剰に行った。普段悪口を言わないので、色んな作品を参考にしてみた。どのように悪口を言ったら良いシーンになるか悩んだ末に、強くやることにした。ベッドシーンよりも悪口の演技により気を遣った。悪口のセンスがある友達の前でやってみたりもしたが、映画を見た友達に良かったと言われた。
―ホン・ジミン役に決まった時、自分に演じれると思った?
ミン・ジオ:出演シーンは多くないが、劇中でイ・ジュンと駆け引きをする演技を通じて自分の演技力が見せられると思ったので、必ずやりたいと思った。役者の立場からは強烈なキャラクターを演じるのは気楽でないが、観客に私を印象付けるには良い役柄だったと思う。まだ私はそれほど認知されてないので、それだけ上手くやりたかった。
―映画で数回のベッドシーンがあったが、大変ではなかったのか?
ミン・ジオ:本来シナリオではベッドシーンが強調されていなかった。ベッドシーンを長く撮らなければならないということには驚いたが、負担だとは思わずにやった。追加のベッドシーンを撮影するときも、要らないシーンだとは思わなかった。ベッドシーンへの負担よりも、どうせ撮るなら上手く演じたいという負担があった。
―共演したイ・ジュンの第一印象は?
ミン・ジオ:最初に会った時は、バラエティ番組でのようにちゃらちゃらしてるかと思ったが、本当に大人しかった。隅で静かに台本を読んだり、スタッフたちに礼儀正しく90度に腰を曲げて挨拶をしていたのでびっくりした。礼儀正しくて明るい姿だった。撮影している際に本人から自分はシックな男だと言われて、バラエティの姿もあった(笑)
撮影現場でイ・ジュンはムードメーカーでもあった。NGを出すと「僕、頭がおかしくなったのかな?」と言いながら現場に活気を戻して、皆を気持ちよくしてくれる礼儀正しい青年だった。
―イ・ジュンとの演技はどうだったか?
ミン・ジオ:声も素晴らしく、演技が上手かった。そして、とてもマナーが良かった。映画の単独主演であり、演技歴から見ると私より演技の先輩で人気も高いのに、ベッドシーンの時もそうだったし、編集されてしまったけれど、アクションシーンでも私に配慮してくれた。
ベッドシーンの時は監督がカットと言うとその瞬間気まずくなるけれど、スタッフたちが服を渡してくれると私に先に渡してくれた。細かく配慮するマナーがあって、ありがたかった。
―現在30代で認知度も低い方だが、焦りはないのか?
ミン・ジオ:むしろない。死ぬまで演じたいので、一生懸命着実にやっていると遅くからでも認められるという思いがある。祖母が亡くなってから、周りの人たちに私をどのように覚えてもらえるかと思い始め、焦燥感がなくなってリラックスすることができた。以前は自分で自分を信じられなかったのに、続けてやっているといつかは成功するという思いがしてきた。焦ったとしても何かが出来るわけではない。シン・ヨンシク監督に、若い俳優たちは焦りがカメラに映るが、私には余裕があって良いと言われた。成功するのも重要だが、成功することに躍起になってあえぐのは良くないという結論を出した。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- カン・ソジョン、写真 : ミン・ギョンフン
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