「パパ、どこ行くの?」1期の子供たち、あなたたちのおかげで大人たちも成長した

今月19日午後に韓国で放送されたMBCバラエティ番組「僕らの日曜の夜-パパ、どこ行くの?」では5人の父親たちと子どもたちの最後の旅行記が描かれた。済州島(チェジュド)に向かったキム・ミングク、ソン・ジュン、イ・ジュンス、ユン・フの姿が描かれた。ユン・ミンスの息子、ユン・フを除く全員がこのシーズンを最後に降板する。そのため、4人の子どもたちに注目した視聴者が多かったであろう。
この日、5人の子どもたちは思い出を振り返った。1年間父親たちが作った料理の中で一番記憶に残るレシピを選ぶ時間を設けた。旋風を巻き起こしたチャパグリ(チャパゲティ+ノグリというインスタントラーメンを混ぜて作った料理)は欠かせない。キム・ソンジュの息子キム・ミングクはチャパグリを、ソン・ジョングクの娘ソン・ジアはカレーチキンを、ユン・フはラーメンタン(味付けフライ麺)を、イ・ジョンヒョクの息子イ・ジュンスは“丸い面が浮かんできました”を選んだ。子どもたちの好みは予想通りで笑いを誘った。

お互いを励ます時間も設けられた。5人の子どもたちが集まり、父親たちの努力をねぎらうものとして特別な賞を贈呈することになった。話し合いは溌剌とした発想で笑いが絶えなかった。ソン・ジアは父のソン・ジョングクにサッカー賞を、ソン・ジュンは父のソン・ドンイルに俳優賞と有機農賞を与えることにした。また、キム・ミングクは父のキム・ソンジュにMC賞を、イ・ジュンスは父のイ・ジョンヒョクに遊び賞を、ユン・フは父のユン・ミンスに料理賞を与えることにした。
これは子どもたちの心がそのまま反映されたものだった。ソン・ジアは普段、子どもたちにサッカーを教えてくれる父が内心誇りであり、ソン・ジュンは父が自分のご飯を有機農のもので作るために努力したと励まそうとしたのだ。キム・ミングクは父が番組を進行するのが好きで、イ・ジュンスは父のイ・ジョンヒョクが家で良く遊んでくれると賞の理由を明かした。ユン・フはユン・ミンスが父親たちの間で一番料理が上手だと自慢した。それぞれ自分の父が最高で、1等だった。

この日、子どもたちは特別な感想を明かさなかった。ソン・ジュンが「気分が変だ」と話し、イ・ジュンスが「これからお兄さんたちに会えないから寂しい」と短く話しただけであった。子どもたちに情が入ってしまった視聴者の立場からすると寂しいが、そのほうがよりふさわしかった。「パパ、どこ行くの?」に悲しみや涙は似合わない。4人の子どもたちは番組から降板するだけで、彼らの成長は現在進行形であるためだ。4人の子どもたちと父親たちはこの1年間、バラエティではなく本物の人生を生きた。別れという言葉は似合わない。
シーズン2にはソン・ジア、ソン・ジュン、キム・ミングク、イ・ジュンスはもう登場しない。ソン・ジアの澄ました顔とソン・ジュンの大人っぽさ、キム・ミングクの賢さ、イ・ジュンスのお茶目な姿を見続けられないことは残念だが、4人の子どもたちのおかげで視聴者はこれまで楽しんだ。いつも大人たちの見当が外れる子どもたちの天真爛漫さのおかげでむしろ大人たちが成長した。日曜日の午後5時、大人たちは純粋な童心を見ながら一週間の間たまった疲れを癒すことが出来た。本当にありがたいことである。すべての視聴者たちが心の中で叫んでいたのではないだろうか?「バイバイ、この1年の間あなたたちのおかげで楽しかった。ありがとう!」と。
また、韓国で今月26日から放送される「パパ、どこ行くの?」にはリュ・ジン、アン・ジョンファン、キム・ジンピョと彼らの子どもたちが新たに合流する予定だ。残ることを選んだキム・ソンジュは次男のキム・ミンユルと、ソン・ドンイルは長女のソン・ビンと旅行を続けていく。新たなメンバーを迎えた「パパ、どこ行くの?」2期メンバーたちが1期を超える人気を集められるか注目が集まる。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・ジヒョン
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