“デビュー13年目の快挙”イ・ユリ「2014 MBC演技大賞」で大賞受賞(総合)
30日にソウル麻浦(マポ)区上岩洞(サンアムドン)のMBC新社屋で開催された「2014 MBC演技大賞」でトロフィーを手にする主人公に「私はチャン・ボリ!」のイ・ユリが選ばれた。史上初100%視聴者の投票で大賞受賞者を決めた今回の「2014 MBC演技大賞」で、イ・ユリはソン・ユナやオ・ヨンソなどの候補者を抑えて大賞を獲得した。さらに、放送局3社のドラマプロデューサーたちが選んだ今年の演技者賞を受賞し、2冠を達成した。
イ・ユリは「私はチャン・ボリ!」でヨン・ミンジョン役を務め悪女をリアルに演じ、ドラマの人気を高めた。見ているとぞっとするほどイ・ユリは優れた演技力で熱演し、早くから大賞受賞者に挙げられていた。
100%視聴者の投票で行われるのが大賞受賞の変動要因とされていたが、「私はチャン・ボリ!」が当放送局の最高視聴率(ニールセン・メディアリサーチの全国基準)37%を記録し、MBCの今年最高のヒットドラマであったために、最も多くの票を獲得するという観測が多かった。また、韓国ギャラップの調査ではイ・ユリがSBSドラマ「星から来たあなた」のキム・スヒョン(19.6%)に続いて18.2%とMBCドラマに出演する俳優の中で2番目に高い支持率を得ており、受賞の可能性を高めた。
イ・ユリは2001年にKBS 2TVのドラマ「学校4」でデビューした。役割の比重を問わず、様々なドラマで悪人と善人の役を自由自在に演じて演技力を着実に高め、視聴者から愛されていた。これまで「KBS演技大賞」青少年演技賞、新人賞、「KBS演技大賞」涙の女王賞、「MBC演技大賞」優秀賞を受賞したが、大賞はデビューから13年で初めてとなる。
他にも最優秀演技賞ミニシリーズ(毎週連続で2日間に2話ずつ放送されるドラマ)部門で「運命のように君を愛してる」のチャン・ヒョクと「運命のように君を愛してる」「Mr.Back」のチャン・ナラ、特別企画部門は「夜警日誌」のチョン・イルと「ママ」のソン・ユナ、連続ドラマ部門は「私はチャン・ボリ!」のキム・ジフンとオ・ヨンソが受賞した。
チャン・ナラは特に「Mr.Back」で共演したシン・ハギュンと一緒に人気賞を受賞し、さらに「運命のように君を愛してる」で再び共演したチャン・ヒョクと共同でベストカップル賞を獲得して3冠を達成した。
今年のドラマ賞は「私はチャン・ボリ!」に決まった。子役賞は「私はチャン・ボリ!」のキム・ジヨンと「ママ」のユン・チャニョンが共同受賞した。今年初めて設けられた単幕劇演技賞は秋夕(チュソク:日本のお盆に当たる韓国の祭日)特別ドラマ「私の人生のこぶ」のピョン・ヒボンが受賞した。功労賞には最近他界した故キム・ジャオクさんが選ばれ、キム・ジャオクさんの息子オ・ヨンファンさんが代わりに受賞した。
「2014 MBC演技大賞」受賞者・受賞作
大賞:イ・ユリ
今年のドラマ賞:「私はチャン・ボリ!」
最優秀演技賞 ミニシリーズ部門:チャン・ヒョク(「運命のように君を愛してる」)、チャン・ナラ(「運命のように君を愛してる」「Mr.Back」)
最優秀演技賞 特別企画部門:チョン・イル(「夜警日誌」)、ソン・ユナ(「ママ」)
最優秀演技賞 連続ドラマ部門:キム・ジフン(「私はチャン・ボリ!」)、オ・ヨンソ(「私はチャン・ボリ!」)
優秀演技賞 ミニシリーズ部門:キム・サンジュン(「弁護士の資格」)、少女時代 スヨン(「私の人生の春の日」)
優秀演技賞 特別企画部門:チェ・ジニョク(「傲慢と偏見」)、ペク・ジニ(「傲慢と偏見」「トライアングル」)
優秀演技賞 連続ドラマ部門:イ・ジャンウ(「バラ色の恋人たち」)、キム・ジヨン(「みんなキムチ」)
黄金演技賞部門:アン・ネサン(「私はチャン・ボリ!」)、チェ・ミンス(「傲慢と偏見」)、キム・ヘオク(「私はチャン・ボリ!」)、イ・ミスク(「ミス・コリア」「輝くロマンス」「バラ色の恋人たち」)
放送局3社のドラマプロデューサーたちが選んだ今年の演技者賞:イ・ユリ(「私はチャン・ボリ!」)
今年の作家賞:キム・スンオク(「私はチャン・ボリ!」)、ユ・ユンギョン(「ママ」)
単幕劇演技賞:ピョン・ヒボン(「私の人生のこぶ」)
新人賞:ZE:A シワン(「トライアングル」)、チェ・テジュン(「母の庭園」)、コ・ソンヒ(「ミス・コリア」「夜警日誌」)、Secret ソナ(「バラ色の恋人たち」)
子役賞:キム・ジヨン(「私はチャン・ボリ!」)、ユン・チャニョン(「ママ」)
功労賞:故キム・ジャオク
人気賞:シン・ハギュン(「Mr.Back」)、チャン・ナラ(「運命のように君を愛してる」「Mr.Back」)
ベストカップル賞:チャン・ヒョク、チャン・ナラ(「運命のように君を愛してる」)
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・スンロク、写真 : クァク・ギョンフン
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