「ハイクラス」ハ・ジュン“作品のために練習したサーフィンは趣味として続けたい”
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
11月1日に韓国で放送された「ハイクラス」が第16話を最後に放送を終了した。劇中、HSC国際学校の体育教師デニー・オと興信所の社長であるオ・スンサン役を演じ、予測不可能な展開で“解決師”としての活躍を続けたハ・ジュンは、最後のピリオドを打った。
彼はドラマの序盤にサーフィンやアイスホッケーの実力を披露して注目を集めたのはもちろん、デニー・オの親しみやすいが、まっすぐな一面を完璧に演じて、視聴者を魅了した。特に、劇の中盤に彼の本当の正体が明らかになり、劇を予想外の展開に導いた。ソン・ヨウル(チョ・ヨジョン)にとって頼もしい心の支えだったが、実は彼女を監視する興信所の社長オ・スンサンであったことが知られ、視聴者に衝撃を与えた。ハ・ジュンはここで、オ・スンサンがソン・ヨウルに感じる罪悪感と本心が込もったジレンマを、抜群の演技力で表現することにより、新たな展開への扉を開く鍵となった。
劇の後半では、ハ・ジュンは完全にソン・ヨウルの味方になって、作品の面白さを増加させた。警察とソン・ヨウルの間に立って、劇の流れを自由にリードしながらも、ソン・ヨウルへの献身的な気持ちが信頼を得る理由になった。最後の瞬間まで、ソン・ヨウルの唯一の友人として警察と共に全ての事件の黒幕を突き止め、完璧なハッピーエンドを完成させた。
デニー・オとオ・スンサンという、二面性のあるキャラクターを柔軟に表現する演技力で、“完璧な能力者”に扮したハ・ジュンが、「ハイクラス」とデニー・オ、オ・スンサンについて語った。
ハ・ジュン:アイスホッケーは時間がある度に自主練をして、ある程度代役なしでもできるように実力をつけた状態で撮影に臨みました。最初はたくさん転んで、レッスンが終わるといつもクタクタになるほど疲れていましたが、徐々にスケートにも慣れてきて、試合にまで出られるようになったところで、アイスホッケーの楽しさを感じました。情熱を尽くして真剣に指導してくださったホッケーの監督に感謝の言葉を伝えたいです。
これからもホッケーは趣味として続けると思います。サーフィンは“疲れて倒れるまで乗り続けよう”という気持ちで乗っていたら、いつの間にかバランスをとってうまく乗れるようになりました。サーフィンをする前にホッケーをして、下半身の動きや重心の使い方を身につけたら、すこし上手に乗れるようになりました。サーフィンもすごく楽しいので、趣味としてずっと続けたいです。
――「ブラックドッグ」のト・ヨヌに続き2回目の教師役です。演じながら感じた役の違いについて教えて下さい。
ハ・ジュン:「ブラックドッグ」のト・ヨヌは教員資格認定試験に合格し、正式に採用された資格を持った先生でした。しかし、デニー・オは理事長の依頼を受けて学校に潜入した偽教師というところが2人の違いです。ですので、先生として生徒たちに接する態度自体が違うと思います。
また、ト・ヨヌは入試戦争に臨む高校生たちの先生ですが、デニー・オは小学生を教える先生でしたので、子供たちの目線に合わせて、子供たちと一緒に遊ぶ友達のような先生として生徒に触れ合っていたと思います。なので、オ・スンサンも徐々に子供たちを愛するようになり、生徒を愛する気持ちだけはト・ヨヌと同じだったと思います。
――ドラマの中盤からデニー・オから興信所の社長であるオ・スンサンであることが明らかになり、キャラクターの変化が注目を集めました。デニー・オとオ・スンサン、それぞれのキャラクターを演じる時、特に重点を置いたポイントはありますか?
ハ・ジュン:デニー・オは国際学校の教師として、生徒たちにとっては友達のような存在でありつつも、保護者の前では丁寧で慎重なイメージでした。しかし、オ・スンサンは自由な人間であり、正直な人物なので、声がどうであれ、歩き方がどうであれ、図々しく冗談も言いながら、気楽な雰囲気で演技をしました。
しかし、オ・スンサンは一見あまり考えていないように見えても、本心を表すと本当の姿が見えてくるので、オ・スンサンが持っている“本心”を表現できるように努力しました。オ・スンサンを演じながら、オ・スンサンという人物が、表向きはおおらかで心配事などはなさそうに見えるけれど、本当は寂しい人間だと感じました。
――オ・スンサンはソン・ヨウルの唯一の味方であり、心強い支えでした。そのため、2人のケミ(ケミストリー、相手との相性)が視聴者の注目を集めたと思います。オ・スンサンにとってヨウルはどんな存在だったのか、またチョ・ヨジョンさんと共演した感想を教えて下さい。
ハ・ジュン:オ・スンサンにとって、ソン・ヨウルは最初は一人で苦労する姿が気の毒で、気になって助けてあげたいと思っていましたが、いつの間にか彼女に対する気持ちが強くなって、どうしたら良いのか分からず、ただ見ているだけの存在でした。オ・スンサンは飼い主しか信用しないレトリバーのような存在としてソン・ヨウルを見ていたと思います。
チョ・ヨジョン先輩とはtvNの単発ドラマ「ドラマステージ - 最後の食事を作る女」でも共演したことがあります。当時、撮影現場で先輩からたくさんのことを学んだので、先輩ともう一度共演できることに対する期待が大きかったです。どうすればもっと面白いシーンになるかを悩み、準備してきたものを披露すると、先輩がすべて受け入れてくれました。お互いに息を合わせながら信頼が築かれたようで、先輩と一緒に撮影する現場はいつも楽しかったです。
――オ・スンサンの名場面を挙げるとしたら、何だと思いますか?
ハ・ジュン:第15話でオ・スンサンがソン・ヨウルに対する気持ちを間接的に表現するシーンがあります。淡白でありながら感動的なシーンになったと思います。
――最後に視聴者の皆さんに挨拶をお願いします。
ハ・ジュン: こんにちは。視聴者の皆さん「ハイクラス」でデニー・オとオ・スンサン役を演じたハ・ジュンです。作品を撮影しながらいつも感じるのは、私たちの作品を見てくださる皆さんへの感謝の気持ちです。「ハイクラス」を見ていただき誠にありがとうございました。また、デニー・オとオ・スンサンを応援してくださった皆さんにも心から感謝いたします。いつもお元気で。
写真=tvN「ハイクラス」
ケーブルチャンネルtvN月火ドラマ「ハイクラス」に出演したハ・ジュンが最後まで完璧な演技力をアピールし、ハッピーエンドで幕を閉じた。11月1日に韓国で放送された「ハイクラス」が第16話を最後に放送を終了した。劇中、HSC国際学校の体育教師デニー・オと興信所の社長であるオ・スンサン役を演じ、予測不可能な展開で“解決師”としての活躍を続けたハ・ジュンは、最後のピリオドを打った。
彼はドラマの序盤にサーフィンやアイスホッケーの実力を披露して注目を集めたのはもちろん、デニー・オの親しみやすいが、まっすぐな一面を完璧に演じて、視聴者を魅了した。特に、劇の中盤に彼の本当の正体が明らかになり、劇を予想外の展開に導いた。ソン・ヨウル(チョ・ヨジョン)にとって頼もしい心の支えだったが、実は彼女を監視する興信所の社長オ・スンサンであったことが知られ、視聴者に衝撃を与えた。ハ・ジュンはここで、オ・スンサンがソン・ヨウルに感じる罪悪感と本心が込もったジレンマを、抜群の演技力で表現することにより、新たな展開への扉を開く鍵となった。
劇の後半では、ハ・ジュンは完全にソン・ヨウルの味方になって、作品の面白さを増加させた。警察とソン・ヨウルの間に立って、劇の流れを自由にリードしながらも、ソン・ヨウルへの献身的な気持ちが信頼を得る理由になった。最後の瞬間まで、ソン・ヨウルの唯一の友人として警察と共に全ての事件の黒幕を突き止め、完璧なハッピーエンドを完成させた。
デニー・オとオ・スンサンという、二面性のあるキャラクターを柔軟に表現する演技力で、“完璧な能力者”に扮したハ・ジュンが、「ハイクラス」とデニー・オ、オ・スンサンについて語った。
写真=tvN「ハイクラス」
――最初からサーフィンとアイスホッケーの実力を披露した強烈な初登場が印象的でした。練習はどのようにしたのか教えて下さい。ハ・ジュン:アイスホッケーは時間がある度に自主練をして、ある程度代役なしでもできるように実力をつけた状態で撮影に臨みました。最初はたくさん転んで、レッスンが終わるといつもクタクタになるほど疲れていましたが、徐々にスケートにも慣れてきて、試合にまで出られるようになったところで、アイスホッケーの楽しさを感じました。情熱を尽くして真剣に指導してくださったホッケーの監督に感謝の言葉を伝えたいです。
これからもホッケーは趣味として続けると思います。サーフィンは“疲れて倒れるまで乗り続けよう”という気持ちで乗っていたら、いつの間にかバランスをとってうまく乗れるようになりました。サーフィンをする前にホッケーをして、下半身の動きや重心の使い方を身につけたら、すこし上手に乗れるようになりました。サーフィンもすごく楽しいので、趣味としてずっと続けたいです。
――「ブラックドッグ」のト・ヨヌに続き2回目の教師役です。演じながら感じた役の違いについて教えて下さい。
ハ・ジュン:「ブラックドッグ」のト・ヨヌは教員資格認定試験に合格し、正式に採用された資格を持った先生でした。しかし、デニー・オは理事長の依頼を受けて学校に潜入した偽教師というところが2人の違いです。ですので、先生として生徒たちに接する態度自体が違うと思います。
また、ト・ヨヌは入試戦争に臨む高校生たちの先生ですが、デニー・オは小学生を教える先生でしたので、子供たちの目線に合わせて、子供たちと一緒に遊ぶ友達のような先生として生徒に触れ合っていたと思います。なので、オ・スンサンも徐々に子供たちを愛するようになり、生徒を愛する気持ちだけはト・ヨヌと同じだったと思います。
――ドラマの中盤からデニー・オから興信所の社長であるオ・スンサンであることが明らかになり、キャラクターの変化が注目を集めました。デニー・オとオ・スンサン、それぞれのキャラクターを演じる時、特に重点を置いたポイントはありますか?
ハ・ジュン:デニー・オは国際学校の教師として、生徒たちにとっては友達のような存在でありつつも、保護者の前では丁寧で慎重なイメージでした。しかし、オ・スンサンは自由な人間であり、正直な人物なので、声がどうであれ、歩き方がどうであれ、図々しく冗談も言いながら、気楽な雰囲気で演技をしました。
しかし、オ・スンサンは一見あまり考えていないように見えても、本心を表すと本当の姿が見えてくるので、オ・スンサンが持っている“本心”を表現できるように努力しました。オ・スンサンを演じながら、オ・スンサンという人物が、表向きはおおらかで心配事などはなさそうに見えるけれど、本当は寂しい人間だと感じました。
――オ・スンサンはソン・ヨウルの唯一の味方であり、心強い支えでした。そのため、2人のケミ(ケミストリー、相手との相性)が視聴者の注目を集めたと思います。オ・スンサンにとってヨウルはどんな存在だったのか、またチョ・ヨジョンさんと共演した感想を教えて下さい。
ハ・ジュン:オ・スンサンにとって、ソン・ヨウルは最初は一人で苦労する姿が気の毒で、気になって助けてあげたいと思っていましたが、いつの間にか彼女に対する気持ちが強くなって、どうしたら良いのか分からず、ただ見ているだけの存在でした。オ・スンサンは飼い主しか信用しないレトリバーのような存在としてソン・ヨウルを見ていたと思います。
チョ・ヨジョン先輩とはtvNの単発ドラマ「ドラマステージ - 最後の食事を作る女」でも共演したことがあります。当時、撮影現場で先輩からたくさんのことを学んだので、先輩ともう一度共演できることに対する期待が大きかったです。どうすればもっと面白いシーンになるかを悩み、準備してきたものを披露すると、先輩がすべて受け入れてくれました。お互いに息を合わせながら信頼が築かれたようで、先輩と一緒に撮影する現場はいつも楽しかったです。
――オ・スンサンの名場面を挙げるとしたら、何だと思いますか?
ハ・ジュン:第15話でオ・スンサンがソン・ヨウルに対する気持ちを間接的に表現するシーンがあります。淡白でありながら感動的なシーンになったと思います。
――最後に視聴者の皆さんに挨拶をお願いします。
ハ・ジュン: こんにちは。視聴者の皆さん「ハイクラス」でデニー・オとオ・スンサン役を演じたハ・ジュンです。作品を撮影しながらいつも感じるのは、私たちの作品を見てくださる皆さんへの感謝の気持ちです。「ハイクラス」を見ていただき誠にありがとうございました。また、デニー・オとオ・スンサンを応援してくださった皆さんにも心から感謝いたします。いつもお元気で。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- カン・ダユン
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