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Netflix「Sweet Home」コ・ミンシ“ジニョンは今まで出会った俳優の中で一番優しい”【ネタバレあり】

Newsen
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
Netflixシリーズ「Sweet Home -俺と世界の絶望-」シーズン2は欲望が怪物になる世界、グリーンホームを離れ、新しい土地で生き残るためにそれぞれの死闘を繰り広げるヒョンス(ソン・ガン)とグリーンホームの生存者たち、新たな存在の登場とミステリアスな現象まで、新たな欲望と事件、死闘を描く。

コ・ミンシが演じたイ・ウンユは、グリーンホームを脱出する時に別れた兄ウニョク(イ・ドヒョン)の最後を見ることができなかったため、彼の死が信じられず、もっぱら彼を探すことだけに集中する。シーズン1より暗く、女戦士のような新しい姿を見せてくれた。

――公開後の反応は見ましたか?

コ・ミンシ:序盤に出てきた反応を見ました。幸いなことにウンユとチャニョン(ジニョン)のケミストリー(相手との相性)を気に入ってくださる方がいらっしゃって、ヒョンスとウンユの話や、変わったウンユの姿を好いてくださるファンの方々もいらっしゃいました。

――シーズン2を見た感想はいかがですか?

コ・ミンシ:試写会で見て、公開された後は知人たちともう一度見ました。シーズン1の時より広くなった世界観が確かに変わったと思いました。全体的なストーリーを見た時、私たちはシーズン3まで念頭に置いて撮った作品でしたので、それがシーズン2からかなり見えてきたと思います。シーズン3は再びシーズン1の時のような感じで話が進んでいきます。延長線という感じで見ました。愛情を持って見るタイプですので、そのような部分を重点的に見ました。

―― シーズン2には新しいキャラクターがたくさん登場しますね。

コ・ミンシ:一緒に撮影した方々が限定的で、台本で他の人物を見た時より新しい感じがしました。特にカラス部隊やスタジアムの人々を通じて、新しい人物がこの滅びた世界でどのように生きていくのかが見えてくると思いました。ストーリーにある程度必要な部分だと思いました。

――新しい人物がたくさん出てきて新鮮である一方で、好き嫌いも分かれたようです。

コ・ミンシ:シーズン1の時とは違うので、視聴者の方々が望んでいたものとは少し異なると思われるかもしれません。私はすべての方々を満足させることはできないと思います。いつも好評と酷評は共存すると考えて受け入れるべきだと思います。

――ウンユがウニョクを探すことに執着しすぎるという指摘もありました。

コ・ミンシ:シーズン1でウンユは表現が下手でしたが、ウンユの立場ではいつも後ろで見守ってくれたウニョクが消えたので、その人を探すことになりました。ウンユが唯一、耐えられる理由であり、そのためにウンユがさらに成長できたと思います。シーズン1でウンユは言葉が先走るタイプでしたが、シーズン2では行動を先に見せてくれます。ウニョクを探す過程で、大切な人を失うシーンもあります。これ以上は大切なものを失いたくないと思って、犠牲にすることを学んでいく部分もありました。兄の最後の姿を確認できなかったためで、それもウンユの性格の一つだと思いました。根気よく決断力のある姿で兄を探そうとしたのではないかと思います。

――ややもすると迷惑をかけるキャラクターになりかねない部分がありました。

コ・ミンシ:本来の私の性格なら、絶対にそんなことはできませんが、ウンユのキャラクターを理解して演技しなければならない立場でした。その部分について監督とたくさん話しました。監督はシーズン1の時のウンユを見せながら、変わった姿を見せるべきだし、行動力を見せなければならないと言われました。シーズン1の時もウンユはどこに飛んでいくか分からないキャラクターでしたので、スタジアムの権力者に嫌われながらも、外に出て兄を探す意志を見せることにしました。迷惑かもしれませんが、ウンユのキャラクターを作っていく上でキーポイントだと思いました。

――チャニョン役のジニョンさんとの共演はいかがでしたか?

コ・ミンシ:チャニョン役にジニョン兄さんがキャスティングされたと聞いた時はびっくりした。兄さんの映画も試写会で観ました。チャニョン役を引き受けたと聞いてすごく期待していました。ジニョン兄さんは、本当に優しい人です。私が今まで出会った俳優の中で一番優しいと思うほど、常にポジティブな話だけをしていますし、現場でいつも「良いことがあるよ」と言ってくれて、この兄さんは大変ではないのかな? と思いました。撮影をしながら目がとろんとしているのに「良いことがあるよ」と言っていました。それが印象的でした。台本を読みながら、チャニョンを多くの方が好きになるだろうと思っていましたし、兄さんにも「みんなが好きになると思う。魅力的だ」と話しました。ジニョン兄さんが演じてチャニョンというキャラクターが光を放つと思いました。ぴったりのキャスティングでした。だから私もチャニョンとウンユのケミが生かされてほしいと思いました。撮影前のキャラクターに合わせていく過程で、このような形でやろうと楽に会話を交わしました。気兼ねせずに話す性格なので、よりよく合いました。

――シーズン1に対する反応がものすごく熱かったですが、シーズン2は数値的には少し残念なところもありました。

コ・ミンシ:ある作品をやる時、その結果がどのようになって、またはたとえうまくいかなくても後悔しない作品を選んでいます。シーズン2、3を撮りながら、十分に学んで感じたことがあります。もしうまくいっていたとしても、そこまで嬉しくなかったと思います。撮影しながら苦しい時間があったので、もちろんより良い成果や結果として出てくれば嬉しいでしょうが、ものすごく成功しても受け入れたと思いますし、多くの方が予想していたほど良い成績が出なかったとしても、完全に受け入れようと思っています。思ったより残念な気持ちではありません。

――シーズン2、3を撮りながら学び、感じたことは何ですか?

コ・ミンシ:自分は度胸があると思っていましたが、アクションを撮影しながらあまりにも足りない、まだまだだと思いました。自ら身を投げることに恐怖を持って現場にいましたが、それを克服できる現場でした。おかげで次の現場では自信を持ってできたと思います。台詞のトーンの調整も難しい部分がありましたが、今作を終えて別の作品を撮影している時、「シーズン2、3を撮りながらこういう部分を学んだんだ」と感じました。

――2023年を振り返っていかがでしたか?2024年の計画も教えてください。

コ・ミンシ:2023年は一番忙しく動いた一年でした。とてもありがたかったのは、夏に「密輸 1970」で、冬には「Sweet Home」で挨拶することができたことです。光栄な年でした。2024年にはまた新しい姿をお見せできると思います。個人的に期待しています。また良い作品で挨拶したいと思います。
元記事配信日時 : 
記者 : 
イ・ミンジ
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