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「悪い記憶の消しゴム」ジェジュン、チン・セヨンを初恋の人と勘違い?その理由とは【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=MBN「悪い記憶の消しゴム」放送画面キャプチャー
チン・セヨン、ジェジュンの“双方向ロマンス”にエンジンがかかった中、視聴率は1%台を記録した。

視聴率調査会社ニールセン・コリアによると、韓国で8月3日に放送されたMBN金土ドラマ「悪い記憶の消しゴム」第2話は、全国有料放送世帯基準0.938%、1.053%の視聴率を記録した。

この日の放送では、イ・グン(ジェジュン)が脳手術を受けた後、超スウィートで超図々しく、うぬぼれている姿で笑いを誘った。

第2話は、実験用ネズミと同じ日に臨床実験に入った臨床実験体“108番”ことイ・グンが、以前とは違う眼差しで目覚める姿から始まった。余裕を満喫していたイ・グンは、病室を訪れたキョン・ジュヨン(チン・セヨン)と鉢合わせると感情がこみあげたかのように涙ぐんだ。キョン・ジュヨンのことを子供の頃、溺れた自分を助けてくれた初恋の人だと勘違いしたのだ。イ・グンは「こんにちは、僕の初恋」とジュヨンを抱きしめ、「どれだけ探したことか」と感激した。困惑したキョン・ジュヨンは、自分を初恋の相手だと勘違いしているのを見て、手術によって副作用が出たと疑った。

イ・グンが目覚めたと聞き病室を訪れた家族は、彼の180度変わった姿に困惑した。父親のイ・ソクドゥ(イ・ジュンヒョク)と母親のウン・ジソン(ユン・ユソン)が自分のことが分かるかと聞くと、イ・グンは「彫刻家じゃないですか? 僕みたいな“彫刻美男”を産んだなんて、彫刻家じゃないか」と自画自賛したり、鏡を探し、抜群のビジュアルを誇る自分の顔がケガをしていないことに安堵する姿で笑いを誘った。イ・グンは弟のイ・シンが「いつが最後の記憶なのか」と聞くと、「鮮明なのはジュニア世界選手権大会の決勝戦。僕が勝っただろう」と答えた。

これにイ・シンは、イ・グンの過去の悪い記憶だけがすべて消えたことに気づいた。これに先立ってイ・グンは子供の頃、有望なテニス選手だったが、ジュニア世界選手権大会で弟の代わりにラケットに当たってケガをし、夢をあきらめ、暗鬱な日々を過ごしていた。そのため、家族は成人した後も、悪い記憶にとらわれていたイ・グンが自ら命を絶とうとすると、副作用を受け入れ、悪い記憶だけを消す臨床実験を要請した。

悪い記憶を持つ前の過去の姿に生まれ変わったイ・グンは、プライドと自信が過度に高まった姿で、終始笑いを誘った。そんな中、ふと悪い記憶を思い出したような言葉を発し、家族を困惑させた。イ・シンの身分証と家のカードキーを盗んだ後、病院から出てスターテニス選手である弟の豪華な生活を代わりに満喫し、急いで自分を探しに来た家族に向かって「僕がテニスをしていた記憶だけあるが、最近僕はどう過ごしていたの? ラケットを見たら気分が……」と、ラケットに当たった時に言及し、家族は慌ててイ・グンに「テニスを辞めて、エージェンシーに就職した」という嘘でその状況を逃れた。

一方、キョン・ジュヨンはイ・グンが自分を初恋の相手だと勘違いしてしまった理由が、手術時、イ・グンの顔をミスで触ってしまったことで記憶が操作されたためだと推測した。これを上司のハン・ドンチル(キム・グァンギュ)に打ち明け、「研究も重要だが、副作用を黙認することはできない」とイ・グンに副作用を打ち明けると話した。

しかし、ハン・ドンチル教授は「臨床実験は倫理委員会がやっと許可してくれた」とし、「僕が10年間見守ってきた患者だ。有名なテニス選手から、一瞬にして弟のように暮らすことになった。自分の処遇を悲観し、極端な選択を試みて臨床実験でやっと自分の人生を取り戻したのに……」と残念そうにした。そして「この実験が惜しいのではなく、患者のチャンスが惜しい。記憶エラーの原因を探して戻そう」と副作用を隠すと同時に、初恋の相手になってほしいとキョン・ジュヨンにお願いした。

この日、イ・グンとキョン・ジュヨンのごたごたケミストリー(相手との相性)が繰り広げられ、笑いを誘った。イ・グンは彼女の母親であるチョ・ヨンシル(ペ・ヘソン)のことを「お義母さん」と呼んだり、「診療時間を除いて24時間、僕にずっとくっついていたそうだ」と話し、キョン・ジュヨンへの愛情を見せた。また、イ・グンは初恋の相手であることを否定し、終始冷たい態度を見せる彼女に「僕のことをまだ思い出さないの? 覚えていなくてもいい。僕が覚えているから」と愛情を見せた。相次ぐイ・グンの告白に、キョン・ジュヨンは医師として副作用を隠しているという罪悪感に苦しんだ。

悪い記憶が消え、うぬぼれていたのもつかの間、イ・グンは自分の元へやって来た、イ・シンと同じエージェンシー所属の選手チャ・シオン(イ・ルビ)からテニスラケットをプレゼントでもらった後、急に思い出した過去の記憶に苦しんだ。耳鳴りと共にジュニア世界選手権大会で倒れた場面、両親が自分を田舎の祖母の家に一人残して去っていく姿、メダルを探すために水に落ちた記憶が混ざり、悪い記憶の一部が一気に蘇ってきた。

結局、イ・グンは病院に搬送され診療を受けていたところ、キョン・ジュヨンはイ・グンの話を聞いて駆けつけてきた彼の親友バン・グクボン(イ・ダル)から、イ・グンが手術を受ける前に、偶然会った初恋の相手が弟のイ・シンとキスする姿を見て衝撃を受けたことを知った。キョン・ジュヨンはこれによってイ・グンの初恋に関する記憶が結局悪い記憶へ変わり、初恋を正確に覚えていない上に結局、極端な選択を試みたものだと予想した。

また、彼女はイ・グンの母親を通じて、イ・グンにより切なさを感じた。母親は過去、イ・グンを田舎の祖母の家においてきた心情について「あの日以降、泣いたことがない。子供をはがしてきた日、『子供たちの前で私が崩れたら、子供たちも私みたいになる』と誓った」とし、「しっかりとした人間に育てようと思ったが、血も涙もない母親になった」と自分を責め、苦しんだ。続いて「考えてみたら、本当にグンの母親だった時がなかった。そんな記憶さえ忘れてくれて本当に良かった。また、グンの母親として生きられるチャンスが出来た」と嗚咽した。これを見守っていたキョン・ジュヨンは、果たしてどんな選択が患者であるイ・グンのための選択なのか、悩んだ。

その後、意識を取り戻したイ・グンは一人、病棟の外に出て病院内のテニスコートへ行き、テニスに対する懐かしさを感じた。そこで偶然、キョン・ジュヨンに会ったイ・グンは涙を流して「しばらく、テニスが恋しかったみたい」とし、「目覚めた後、何か空っぽな感じだったが、テニスをその間やっていなかったからかな」と本音を打ち明け、切ない雰囲気を漂わせた。

これを残念そうに見ていたキョン・ジュヨンは「やり直せばいいです。運動も、恋も」と答え、イ・グンを驚かせた。彼女はイ・グンの治癒を手伝うことを決め、「そうです。私があなたの初恋」と答えた。

また、ドラマの終盤、警察が急にイ・シンの元にやってきて、その理由に対する関心を高めた。また、キョン・ジュヨンの母親であるヨンシルと甥っ子のチョン・スンヒョン(コ・ドンハ)の家に準財閥2世であるチョン・セヤン(ヤン・ヘジ)が登場し、これからどんなストーリーが展開されるのか、関心を高めた。
元記事配信日時 : 
記者 : 
パク・アルム
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