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Netflix映画「戦と乱」カン・ドンウォン“剣を使うアクションには自信がある”

Newsen
写真=AAグループ
Netflix映画「戦と乱」を通じてデビュー後、初めて奴婢の役を演じたカン・ドンウォン。彼が「“クムスジョ(黄金のスプーンと箸、裕福な家に生まれたこと)”じゃないので、むしろ合っていたと思います」という感想を明かした。

最近Netflixを通じて公開された映画「戦と乱」(監督:キム・サンマン)は、倭乱が起きた混乱の時代、共に育った朝鮮最高の武臣家の息子ジョンリョ(パク・ジョンミン)と、彼の小間使いであるチョニョン(カン・ドンウォン)が、宣祖(ソンジョ、チャ・スンウォン)の最側近武官と義兵という敵として再会することで繰り広げられる物語を描いた作品だ。

カン・ドンウォンは、身分は低いが、最高の剣術を持つチョニョン役を演じた。チョニョンを小間使いにする朝鮮最高の武臣家の息子で、武科に合格した後、宣祖の護衛を担当するジョンリョ役はパク・ジョンミンが演じた。パク・チャヌク監督が制作に参加したのはもちろん、作家のシン・チョルと共に共同執筆でシナリオを完成させ、期待を高めた。

最近、ソウル鐘路(チョンノ)区某所で取材陣に会ったカン・ドンウォンは「デビュー後、初めて奴婢のキャラクターを演じた感想はどうか」という質問に、「僕はクムスジョとして生まれたわけではなく、奴婢まではいかなくても、一般人と奴婢の間ぐらいの家で育ったため、性格的にも環境的にも両班(ヤンバン、朝鮮時代の貴族)より奴婢の方が合っています。両班とは程遠いんです。パク・ジョンミンさんが両班に合っています」と笑顔で話した。

韓国で2014年に公開された映画「群盗」(監督:ユン・ジョンビン)以降、約10年ぶりに再び時代劇に出演した彼は、「扮装が楽ではありまませんが、時代劇はそれ自体に魅力があります。アクションをしても素手で戦うのではなく、剣を使うという点もいいですね。韓服(ハンボク、韓国の伝統衣服)のかっこよさもあります」と話した。

イ・ミョンセ監督の演出作「刑事 Duelist」(2005)ですでにしっかりと剣術を学んでいたカン・ドンウォン。彼は「『刑事』の時は、練習量が本当にすごかったんです。朝ご飯を食べて会って、夕食を食べる前まで練習するのを8ヶ月ぐらいやっていました。基本として、腹筋を1000回やってから始めました」と振り返った。

続いて「『群盗』の時も、斬る訓練を1000回やってから始めました。その過程を5ヶ月間続けました」とし、「そのような厳しい訓練をしていたため、剣を使うアクションには自信があります」と話した。そのような過程を経たおかげで、今回の「戦と乱」では“1000回訓練”をしなかったそうだ。

作品が公開された後、身分を超えたパク・ジョンミンとの切ないブロマンス(男同士の友情)が話題を集めた。「人によって感情を表現する方式が異なりますが、パク・ジョンミンさんの感情表現方式をそばで見ながらたくさん学びました」と話したカン・ドンウォンは、「僕は冷たいと思っていたシーンをパク・ジョンミンさんが熱く演じて、僕も同じく熱く盛り上げたことがありました。それを見て2人とも熱くなりすぎていると監督が制止することもありました」と振り返った。

続いて「“パク・ジョンミンさんが今、メロをやっているのか?”“これを受け入れるべきか、受けないべきか?”と悩みましたが、まずは全て受け入れました。映画に入っているシーンは全てそのようにして作ったシーンです」とし、「削除されたシーンもありますが、そのシーンが全て入っていたら、濃いめのメロになっていたと思います」と説明した。

今回の作品を通じてパク・ジョンミンと仲良くなったのかという質問には、「2人とも仲良くなるのに時間がかかるタイプです。次の作品でもう一度共演したら、もっと仲良くなれそうです」とし、「パク・ジョンミンさんは世話してあげたくなるタイプです。仕事をする時も、していない時もいつも自然です。情が沸くタイプですね」と愛情を見せた。

撮影が終わった後、後輩のパク・ジョンミンに「たくさん学んだ」という内容のメールを送ったこともあったそうだ。カン・ドンウォンは「ありがたくもあり、一緒に作業したことがとても楽しかったからです」と伝えた。

また、カン・ドンウォンは今年から映画芸術科学アカデミー(AMPAS)の会員になった。
「アメリカのマネジメント会社から、会員になってほしいと言われたんです。会社でやってくれると思ったのですが、僕が申請しなければなりませんでした」と話した彼は、「会員になるためには推薦状をもらう必要があります。俳優たちにはお願いするのが申し訳なかったのですが、監督には気軽に話せて、パク・チャヌク監督、是枝裕和監督にお願いしました」と背景を明かした。

続いて「2人でできると思いましたが、3人の推薦をもらう必要があると言われ、イ・ビョンホン先輩にお願いしたら、ありがたいことに快く手伝ってくださいました」とも伝えた。イ・ビョンホンはすでに映画芸術科学アカデミーの会員だ。

「会員になるとどんなところが良いのか」という質問にカン・ドンウォンは、「まだ分かりません」とし、「所定の年会費のようなものがあります」と話した。続いて「アカデミー賞のシーズンになると、アプリを通じて候補作を見ることができます。映画を観る価格を考えるとお得だと思います」とも話した。
元記事配信日時 : 
記者 : 
ペ・ヒョジュ
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