「貞淑なお仕事」ヨン・ウジン“自分にできることを守りながら新しさを探したい”

彼は最近、ソウル鍾路(チョンノ)区三清洞(サムチョンドン)のあるカフェで、JTBC土日ドラマ「貞淑なお仕事」(脚本:チェ・ボリム、演出:チョ・ウン)放送終了インタビューで、「結婚できるよう良い人になろうと思っています」と伝えた。
「貞淑なお仕事」は、“性”がタブー視されていた1992年のある田舎町、アダルトグッズの訪問販売に乗り出した“訪問販売シスターズ”4人組の自立、成長、友情に関するドラマだ。彼は今作でアメリカンスタイルの刑事キム・ドヒョンを演じた。
出演を決めた理由について彼は、「台本をもらってから、今作には伝えたい内容があると思いました。アダルトグッズの店が昔からあると言っても、そこに行って、気にせず自慢できるような環境ではないと考えます。そのような偏見から一歩進める話だと思いましたし、アダルトグッズは媒介だと思いました。アダルトグッズが刺激的に表現されるのであれば、僕も出演をたくさん悩んだと思います。ところが母親の人生の中の物語が感動的に近づいてきたんです。キム・ドヒョンもその時代、傷を抱えた被害者です。被害者の立場で痛みを隠して掘り下げていく人物と考え、魅力的に思えました」と話した。
40歳の彼は「結婚についてはいつもポジティブに考えています。遅くなりましたが、ものすごく遅くなりたくはありません」と語り、「演技が僕の人生ではありますが、僕の仕事にはそれほど大きなことはないと思います。僕の仕事によって僕の家族が幸せになったら嬉しいですし、それが一番大きな原動力だと思います。家族が僕の原動力ですので、家庭を早く築きたいと思うのは当然だと思います」と語った。

やってみたい役としては「欠乏がもう少し強い役がしてみたいです。キャラクターを見る時、憐みを持ってデザインする方ですが、もっと強く、濃く表現したいです。濃い秋のような、濃いエスプレッソのような役に挑戦したいです。個人的には脚本家のパク・ヘヨンさんが好きです。『また!?オ・ヘヨン~僕が愛した未来(ジカン)~』に特別出演したことがありますが、正式に出演したことはありません。パクさんの作品を着実に見てきましたので、『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』『私の解放日誌』のような作品に出演したいです」と希望を語った。
ラブコメディに出演してほしいという視聴者の希望についても、「いつでも準備はできています」と答えた。彼は「『恋愛じゃなくて結婚』のようなハツラツとした姿はもうできないと思いますし、僕にできる性格やストーリーなら挑戦できると思います。『貞淑なお仕事』を通じて感じたのは、“話”ができる作品が多いことです。企画段階から考えが深くなったと思います。そういった作品が僕にやって来る機会があれば、一生懸命に表現する自信があります」と伝えた。
続けて「俳優として見た時は、柔らかくて恋愛ドラマに適した俳優だと思われるのではないかと思います。僕もそれを念頭に置いて演技していますが、それを意図的に次の作品でもしようとは思いません。恋愛ドラマにたくさん出演してみたら、感情の深さと思考が変わるように、年齢によって変わります。僕にできる範囲でやろうというのが僕の演技の哲学です。あまりにも過度に欲を出してチャレンジするよりは、少しずつ色々と変奏してみようと思っています。大胆なイメージチェンジよりは、僕にできることを守りながら新しさを探していかなければならないと思います。これからはもう少し勇気を出したいと思います。無理しない範囲で変わった姿をお見せしたいと思います。そのような部分を人々に見守っていただきたいです」と明かし、新たな作品への期待を高めた。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- パク・スイン
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