ペク・チヨン、ニューミニアルバム「Ordinary Grace」を発売“夫チョン・ソグォンと娘も感想を聞かせてくれた”
写真=TRIUSエンターテインメント
ペク・チヨンが心強い支えになっている夫で俳優のチョン・ソグォンに感謝した。彼女は12月2日、新しいミニアルバム「Ordinary Grace」を発売。2019年10月に発売したミニアルバム「Reminiscence」がデビュー20周年を記念するアルバムだったとしたら、今回の「Ordinary Grace」はデビュー25周年まで共に歩んでくれたファンへのプレゼントだ。
たった一人にでも応援、慰めになってほしいと思い制作した今回のニューアルバムは、人生の小さく平凡な部分で感じる大切さと深い感情で満たされた。タイトル曲「Indeed, It Was Love」をはじめ、「Fly」「熟睡」「隠れた光」「Indeed, It Was Love(String Ver.)」まで計5曲が収録された。
―― デビュー25周年を迎えますが、実感はされていますか?
ペク・チヨン:25周年という数字そのものは分かりますが、その意味はあまり実感できていません。これまで何度も申し上げましたが、5年単位、10年単位の記念日みたいなものはあまり好きじゃありません(笑)。5年ぶりにアルバムらしいアルバムを出したことに意味があると思います。
――今回のアルバムの紹介をお願いいたします。
ペク・チヨン:タイトル曲は「Indeed, It Was Love」という楽曲です。アルバム全体のプロデュースは、Klozerとクルーたちがやりました。作曲はアン・チルヒョン(カンタの本名)さんが、作詞はHickeeがしました。私の解釈では、愛した日も別れた今も、これからの私の決定と人生も、全てが正しいと自分を慰め、認める楽曲です。そのためすごく淡々としていますが、それでも女性主人公の様子がたくさん表現されている楽曲です。全般的に愛を歌っていますが、「Fly」や「熟睡」「隠れた光」のような収録曲は、人生や自分が立っているところ、自分の気持ちを表現している曲です。
―― タイトル曲を選定した過程を教えてください。
ペク・チヨン:今年の5、6月頃にソングキャンプをして、結果を7月頃にもらいました。モニタリングをするために行きましたが、この曲を初めて聞いた時、歌いたいと強く感じました。ミスをしたくないので聞き直しました。初めてモニタリングした時からすごく良かったですし、タイトル曲にしたいと思いました。その時はすでに歌詞まで全てできている状態でした。「やがて最後」という歌詞がすごく気に入って、必ずこれをタイトル曲にしなきゃと思いました。そのように感情的に決めましたが、レコーディングして曲が作られ、まとまっていくと、さらに素敵な楽曲になりました。すべての歌手がニューアルバムは新しいと言いますが、私にとって本当に新しい感じがします。
―― フルアルバムではなく、ミニアルバムの形式を選んだ理由は何ですか?
ペク・チヨン:もともとフルアルバムを発売する計画でしたが、ダンスを大胆に除外し、ミニアルバムにしました。もともとダンス曲まで収録するつもりだったんです。ダンスをやりたいという熱望が数年間ありました。でも、適当にしたくはなかったんです。私とスタッフはダンス曲に対してかなり意見が違いました。私はこの曲を望んでいるのに、スタッフたちは他の曲を望んでいたりもしました。その中でずっとバラード曲をレコーディングしていましたが、バラードが思ったより素敵に仕上がりました。集中力を乱さないようにしようと思いました。ダンスもしっかりやりたいと思い、今回はミニアルバムに縮小しました。ダンスまでやっていたら、制作期間がかなりタイトだったと思います。
―― ダンスナンバーでカムバックする計画もありますか?
ペク・チヨン:来年は必ずやりたいです。でも、人生は思い通りにいかないので、どうなるか分かりません。すでに曲はあるのですが、その曲でカムバックすることになるかは分かりません。(事務所と)言い争ってタイトル曲に決めなければならないほど良いダンスナンバーが2曲あるんです。今年はやりませんが、毎年公演をしてきました。公演の中でダンスの割合は少なくありません。私がやっていてとても楽しいし、まだ体力があります。5の字が生じる前に(50歳になる前に)やりたいとは思っていますが、50代になってやってもいいと思いますし、もっと年を取る前にダンス曲を発売したいと思います。
―― 娘のハイムちゃんが昨年、IVEのウォニョンさんのカバーをしていたり、アイドルの歌が好きなようですが、その影響もありますか?
ペク・チヨン:ハイムが少し火をつけた部分があります。燃え上がったわけではありませんが、ダンスがないと残念だと、まだダンスが楽しくてできると思ってダンス曲をずっともらい続けてきました。ハイムはダンスが大好きです。最近ではTWSのお兄さんたちを知って、歌も好きになったんです。そのような姿を見ていると、確かに刺激になります。ハイムが私の歌の中で一番好きなダンス曲が「Dash」と「私の耳にキャンディ」です。ハイムが「お母さん、最近お姉さん、お兄さんたちがしているような音楽をやってはいけないの?」と言う度に刺激になります。いつかは見せてあげようと思います(笑)。
―― ハイムちゃんが今回のバラード曲についてはどのような反応を見せましたか?
ペク・チヨン:子供たちがみんなそうなのか分かりませんが、私の娘は歌が上手な子ではなさそうです。しかし、確かに音感があります。それで「Indeed, It Was Love」と収録曲も全て聞かせましたが、一番好きな歌を2、3回聞かせたらメロディーを全て真似していました。「Indeed, It Was Love」と「隠れた光」の2曲が好きだと言っていました。うまくいきそうかと聞いたら、とても偉そうな表情で「うまくいきそうだね」と言ってくれました。
――チョン・ソグォンさん(夫)にも新曲を聞いてもらいましたか?
ペク・チヨン:ソグォンさんは私がどんな曲を出しても、一番最初に聞いてくれます。私たち夫婦は不思議なのですが、まず私は映画やドラマを見ることが音楽を聞くことよりずっと好きです。そしてソグォンさんはドラマや映画を見ることより音楽を聞くことがずっと好きなんです。私より幅広いジャンルの音楽を聞きます。ミックスされていない編集版を聞かせた時、すごく感動していました。「ここで力を抜いて歌ったな」「この部分で泣きそうになっただろう」こういうこともよく分かるんです。モニタリング要員としてはイマイチです。そういうのがあまりにもよく分かってしまいますので(笑)。でも、とにかく歌がとても好きで、この歌がうまくいってほしいという気持ちが私より強いです。
――「Indeed, It Was Love」がタイトル曲に決まった後、作曲家であるカンタさんの反応はいかがでしたか?
ペク・チヨン:タイトル曲になったことにすごく喜んでいました。私にありがとうと、25周年おめでとうと言ってくれました。レコーディングする時もたくさん褒めてくれました。私をとても楽にしてくれるディレクティングをしてくれました。
――今回のアルバムでリスナーからどのような反応があれば嬉しいですか?
ペク・チヨン:タイトル曲「Indeed, It Was Love」も良いですが、収録曲の「熟睡」「隠れた光」「Fly」の3曲もすべて良い曲です。もちろん、すべての歌手がみんなそうですが、「Indeed, It Was Love」がうまくいってほしいという気持ちもすごく大きいですが、収録曲に対する反応も私にたくさん聞こえてきたら嬉しいです。
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- 記者 :
- ファン・ヘジン
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