尹大統領の戒厳令も…デュア・リパ、韓国公演を予定通り開催へ

イギリスの歌手デュア・リパ（Dua Lipa）が、緊急戒厳令の宣言および解除の中、韓国公演を予定通り開催する。

彼女の韓国公演の主催会社であるLIVE NATION KOREAは本日（4日）、Newsenに「デュア・リパの韓国公演は今日と明日、すべて予定通り開催される」と公式コメントを伝えた。

デュア・リパは4日と5日の午後8時、ソウル高尺（コチョク）スカイドームにて「Radical Optimism Tour in Seoul」を開催する。ワールドツアーの一環の単独コンサートで、6年ぶりの韓国公演だ。これに先だってデュア・リパは2018年5月、初めての韓国公演を成功裏に開催した。

今回、公演のため韓国に入国していた彼女は、公演の前日である3日の午後10時25分頃、尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領の戒厳令の宣言で、前例のない状況を目の当たりにした。その後、国会では190人全員による賛成で非常戒厳解除要求案が通過した。

デュア・リパは、今回の韓国公演を前にLIVE NATION KOREAを通じて行われたNewsenとの書面インタビューで「初めての韓国公演で記憶に残っているのはファンたちのエネルギーだ。韓国で公演するのはいつも本当に楽しいし、ファンたちが本当に情熱的だ。彼らと同じ空間にいることを思うと、とても楽しみだ」と明かした。

続いて「確かなことは、今回の公演がパーティになるということ。ダンスもたくさん披露する。新曲を披露するのは今回が初めてなので、今はどうすればこの曲に活気を吹き込むことができるか悩んでいる」とし、「韓国のファンの皆さん、愛と応援に心から感謝しています。12月に皆さんに会うことをとても楽しみにしています」と付け加えた。