「酔いしれるロマンス」イ・ジョンウォン“キム・セジョンとは5年後、また共演しようと約束した”
写真=THE BLACK LABEL、ENA
俳優のイ・ジョンウォンがドラマ「酔いしれるロマンス」で共演したキム・セジョンについて語った。彼は昨年12月、ソウル江南(カンナム)区清潭洞(チョンダムドン)のあるカフェでOSENとENAドラマ「酔いしれるロマンス」放送終了のインタビューを行った。放送終了前に行われたインタビューだったが、彼は放送終了を控え、気さくな姿でインタビューに応じた。
同作は、情熱的だが感情を隠すのが当然と考える酒類会社の営業王チェ・ヨンジュと、繊細で感情をキャッチするのが日常のブルワリー代表ユン・ミンジュの恋愛模様を描く。彼は劇中、ブルーマースターでブルワリーの代表ユン・ミンジュ役を演じた。彼はビールを作りながら、自分の感情に集中する生活を送っていたが、感情を隠して生きていくヨンジュの登場で静かな日常に変化が起きる。
キム・セジョンは制作発表会でイ・ジョンウォンをお酒に喩えるなら「黒ビール」だと言った。逆にイ・ジョンウォンにキム・セジョンをお酒に喩えるなら何だと思うかと聞くと、彼は「僕を黒ビールに喩えてくれた時、気持ちよかったです。人々をお酒に喩えて表現するとは思いませんでした。僕はワインの話をするだろうか? と思いました。別の意外なものが出ましたので新たな解釈だと思って気分がよかったです。『さすがキム・セジョンさんだな、面白いことを考えてきた』と思いました」と当時を振り返った。
彼は「キム・セジョンさんをお酒に喩えるなら、ハツラツとしてエネルギッシュで疲れない無限動力のような人、ビタミンのようでたまには僕よりお姉さんのような感じもしますので、お酒よりは栄養ドリンクみたいだと思います。モンスター栄養ドリンク、一番強いもの。無限の動力のように、撮影中に疲れたら飲んだりしますが、少し話すだけで充電できるような気がしました」とお酒より栄養ドリンクに喩えた。
キム・セジョンとの共演はどうだっただろうか。彼は「一番たくさん話して、たくさんコミュニケーションをとりました。一緒にいる時間が長かったので、ラブコメディの雰囲気に慣れなくてどのように入ればよいか悩んでいた時、最初に話してくれました。ラブコメディの主要シーンを演じた経験がなかったのでいろいろ質問しました。経験が豊かなだけに、いろいろな話をしてくれました」とし「それで次の作品は早いから5年後くらいにまた会おうかと言うほど友達のようで恋人のようで、同僚として様々な姿の中で感情の交流がありました。とてもよく合ったと思います」と語った。
具体的に5年後、どんな作品で共演したいかと聞くと、彼は「5年後には激情の愛を描くドラマで共演したいです。激しく喧嘩してみようと冗談で言いました。今は甘いから、5年後には極端な愛憎が共存するものをしてみようと言いました。来年ははやいから5年後にしようと」と計画について語った。
同作の演出を手掛けたパク・ソンホ監督とキム・セジョンはすでにSBS「社内お見合い」で一度会っている。「社内お見合い 」も大ヒットしただけに、男性主人公として二人の相性を信じて任せられる部分があったはずだ。
彼は「二人の相性がよかったので僕も現場に信頼がありました。カメラ監督の方々も一緒だった方々で、よいドラマを作っていましたので、僕だけ頑張ればいいんだ、一生懸命にして僕も合流して相乗効果を発揮してみようと思いました。でも、僕が頑張ったというよりは、みんなとても性格がよくて親近感が湧いてきましたので現場で最後まで笑顔を見せることができたと思います。僕が良い状況で合流しましたし、運も良くてよい人々に出会ったと思います」と語った。
むしろ「社内お見合い」の成功にプレッシャーを感じることはなかっただろうか。彼は「実は僕は責任感が当然ありましたし、監督もそうでしたし、『社内お見合い』が海外でも人気を博したドラマであることにはプレッシャーを感じました。でも、そのドラマはそのドラマで、影響を受けることは望んでいませんでした。別の感じの温かく、癒されるドラマを作るということを分かっていましたので気にしませんでした」と語った。
彼はMBCドラマ「夜に咲く花」からMBNドラマ「悪い記憶の消しゴム」、ENA「酔いしれるロマンス」まで色々な作品の中で活躍した。2024年がどんな年になると思うかという質問に彼は「6年目ですが、本当に忙しかったと思います。ドラマのスケジュールだけでなく、色々な媒体からスケジュールが押し寄せてきて、全部できるだろうかと思いましたが、ここまで来ています。大変な時間でしたし、僕を探して認めてくれる感じがしますので、人間イ・ジョンウォンとして成長した一年だったと思います」と話した。
続けて「1年間、3本のドラマに出演しました。1月には従事官として時代劇を撮りましたし、夏にはテニス選手、秋にはブルワリーの代表になってそのようなことを自慢する人になりました。3つの姿をお見せできるのは俳優として非常に幸せなことで、ファンの皆様だけじゃなくて、より多くの方が僕を見てくださることで昨年より、そして一昨年より、毎日変わることを感じています」と付け加えた。
年末の演技大賞の受賞も夢見ているのかという言葉に彼は「僕の誕生日の前日が演技大賞の授賞式ですが、誕生日のプレゼントを受け取るというよりは、僕はスホとして本当に悔いが残らないように面白く撮影しました。骨を削るほど一生懸命に撮影しました。スホの感情やアクション、時代劇の多くのポイントを本当に一生懸命に表現しました」とし「一応スホと『夜に咲く花』について後悔しません。受賞するかどうかには影響されないと思います。受賞すれば幸せになるでしょうし、受賞しなくても問題がないほど僕を全部見せてあげたと思いますので後悔しません。それでもいただければありがたいでしょう」と語った。
彼は次回作で見せたいキャラクターがいるかという質問に「2つのキャラクターを演じたいと思います。本当に温かいヒューマンドラマの人物になりたいです。ラブコメディは甘くてファンタジーのように感じられるかもしれませんが、これもやってみましたので、もう少しヒューマンドラマのように人間と視聴者、俳優とつながるキャラクターを演じたいと思います。また、逆に冷たいキャラクターもやってみたいです。灰色か、冷笑的で冷たいドラマに出演したいし、そんなキャラクターを演じてみたいです」と希望した。
最後に2025年の計画を聞くと「もう僕が申し上げたそのようなキャラクターに出会うため努力しなければならないと思います。2024年は多くのコンテンツをお見せしましたし、2025年にも同じぐらいお見せするのは難しいと思います。2025年は量よりインパクトがあるように、強い印象を与えたいです。2024年は様々な姿を見せましたが、2025年はイ・ジョンウォンという人を強く印象付けたいと思います」と語った。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- キム・チェヨン
topics