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「ボゴタ」ソン・ジュンギ、妻と子供への愛情を語る“親ばかだけど…すごく自慢したい”

Newsen
写真=HighZium studio
最近、第2子となる女の子が誕生した俳優のソン・ジュンギが「初めて娘を抱きしめた時の感覚を忘れられないと思う」と話した。続いて、英語とスペイン語を話す妻のケイティ・ルイーズ・サンダース(Katie Lewis Sounders)と子供に遅れを取らないように、言語の勉強も頑張っていると明かした。

映画「ボゴタ」(監督:キム・ソンジェ)に出演したソン・ジュンギは最近、ソウル鍾路(チョンノ)区某所にて作品に関するインタビューを行った。

同作は、希望のない人々が最後に選択した土地、コロンビアのボゴタで、密輸市場に飛び込んだ韓国人たちの生存記を描いた作品だ。ソン・ジュンギは、最も低い場所から最も高い場所を目指す青年グッキ役を演じた。

2019年12月に撮影を開始した「ボゴタ」は、約5年を経て公開されることに。これに対してソン・ジュンギは「映画が公開されることだけでも感謝しています」と心境を明かした。

出演のきっかけについて「何よりコロンビアでのオールロケ撮影が大きく影響しました」とし「将来できないような経験になると思って刺激になりました」と出演のきっかけを語った。

慣れない土地、コロンビアのボゴタで適応するために努力する青年グッキを表現するために、外見の面での変身も試みた。髪も短く切り、ピアスをしたことについて、ソン・ジュンギは「これまで作品で見せたことのない姿だと思いました。僕も最初はとてもぎこちなかったです」とし「ピアスは現地のタトゥー業者に開けてもらいました。途中でアクションシーンを撮るときに破れたこともあります。僕としては初めて経験することでしたが、女性スタッフが『そんなこともよくある』と言っていました」とエピソードを明かした。

スペイン語の演技に挑戦できることも「ボゴタ」に出演した理由だという。ソン・ジュンギは「本当に楽しかったです。良い先生に出会えました。もともと世話好きで、現地のコロンビアのスタッフとも仲良くなりましたが、喋るのが下手な僕を可愛がってくれて、丁寧に教えてくれました」と振り返った。

そのうえで「スペイン語のリズムが僕に合っていました。今もコツコツと勉強しています。日常で妻とも喋っています」と明かした。

続いて「赤ちゃんを育てている方はご存じかと思いますが、赤ちゃんが僕より英語やスペイン語が上手になる時が来るでしょう」と話した彼は「遅れを取ってはいけないし、コミュニケーションしなければいけないから、そのような意味で学んでいます」と付け加えた。

娘が生まれた心境について、彼は取材陣に娘の写真を見せながら「親ばかですが、すごく自慢したいんです」と話した。息子を授かったときと違う点はあったかとの質問には「赤ちゃんなのに違いがありました。生まれたとき、抱っこしたらしっかり抱かれる感覚を受けました。その感覚が忘れられないと思います」と振り返った。

そして「娘は元気に育っています。妻も出産後に順調に回復しています」と伝えたソン・ジュンギは、「妻が『ボゴタ』をまだ観ていません。回復してから観ることになると思います」とし「現在『ボゴタ』のPRとドラマ『MY YOUTH』の撮影をしていますが、このようなスケジュールを知っているため、妻も応援してくれています」と語った

2023年に韓国で公開された「このろくでもない世界で」を皮切りに「ロ・ギワン」「ボゴタ」まで、最近ではややダークな雰囲気の作品を選んでいたソン・ジュンギ。これに対して「自分の視野が広いとは思っていません。足りないことや弱点も欠点も多い人間です。なので、作品を選ぶとき、その結果がうまくいくかどうかはわかりませんが、停滞していないようにしています。やったことのないことに挑戦しようとするスタイルです」と説明した。

続いて「『このろくでもない世界で』の時は不安な視線も感じました。しかし、やったことのないことに挑戦しないと、停滞してしまうのが怖いんです。安定的な作品を選んで、誰が見ても成功しそうなものをやることで得られる楽しさもありますが、僕はちょっと変態なのかもしれません。心の中で惹かれるものがあった時、それをやらないと停滞するのではないかと心配になります」と話した。

「ヴィンチェンツォ」や「財閥家の末息子」などのドラマは相次いで大ヒットを記録したが、映画のヒットは簡単ではなかった。「成績への欲望は当然あります。それは当然です」と話した彼は、「もしも制作費が自分のお金だったら気にならないと思いますが、他の方々が投資してくれたお金を、主演という理由で受け取るものなので気になります。自分の個人的な欲望だけに従うのは無責任なことだと思います」と語った。

また「他人のお金を投資してもらって『よろしくお願いいたします!』という役割をするのが主演です。そのため、この仕事に従事している人々は、悪いことをしてはいけないし、迷惑になるような行動をしてはいけないし、責任を持って行動すべきだと思います。そうでなければ、この業界で影響力のある役を務めてはいけません。主演を務めてはいけないと思います」と伝えた。

そして「俳優としてのプライドもありますし、人々によく思ってもらいたい欲望があります。それは悪いことではないと思います」とし「すごく良い成績を出したいです。結果が自分の予想通りになるわけではないので残念なこともありますが、『よくやった』と褒めてもらいたいです」と付け加えた。
元記事配信日時 : 
記者 : 
ペ・ヒョジュ

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