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BIGBANG出身T․O․P「イカゲーム2」に出演を決めた理由とは“乗り越えなければならないと思った”【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=THE SEED
BIGBANG出身のT.O.Pが、Netflixシリーズ「イカゲーム2」で演じたキャラクターについて語った。

シーズン2のヴィランであるサノスは、かつては売れっ子だったが、麻薬中毒になったラッパーだ。

「イカゲーム2」出演の経緯について彼は、「最初は制作会社を通じてオーディションのオファーを受けました」と明かした。

そして「サノスというキャラクターを見て、すぐに決定することはできませんでした。自分の恥ずかしい過去と向き合わなければならない部分が多いキャラクターだったからです。そして、恥ずかしい過去のイメージが永遠に残ることを恐れて躊躇した部分もありました」と打ち明けた後、「これも自分が払うべき代償ではないかと思い、運命的なものだとも考えました」と話した。

続けて「長く悩んだ後、制作会社にオーディション映像を撮影して送り、監督と打ち合わせをして、台本リーディングを2~3回やり、最後にキャラクターをデザインしたものをもう一度撮って送ってくれないかと監督に求められ、もう一度映像を撮って送りました。その後にキャスティングが確定しました」と説明した。

T.O.Pは2017年2月に義務警察として入隊。入隊中、2016年に自宅で大麻を吸引した疑いが浮上し、裁判にかけられた。そして2017年7月の公判で懲役10ヶ月、執行猶予2年の有罪判決を言い渡された。

T.O.Pは、「『イカゲーム』でなかったら、いや、サノスでなかったら、僕は引き受けなかったと思います。僕としても非常に難しい決断でした。自分の過ちがあるので、自分の過去に直面しなければならないキャラクターであり、正義感溢れるキャラクターでもなく、失敗した人生、ヒップホップルーザーのキャラクター、情けないキャラクターという点で、少し勇気を出すことができたと思います」と説明した。

「ファン・ドンヒョク監督がなぜキャスティングしたのか聞いたことはあるか?」という質問には、「監督に直接聞いたことはありません。監督のほうから先に話してくださったのは、僕という俳優を考えずに書いたキャラクターだったので、それとは無関係だったということです。監督は、この人物は素晴らしいラッパーではないですし、情けないヒップホップルーザーのようなキャラクターなので、誇張されたジェスチャー、過剰なスワッグ(Swag:その人の持つスタイル、センス、魅力)を望んでいました。それは僕にできそうだと考えてくださったようです。そこから監督とたくさん話し合いました。シナリオの中でも漫画のように描かれたキャラクターだったので、たくさん相談しながらキャラクターを作っていきました」と語った。

サノスは、麻薬の前科があるT.O.Pの過去を連想させるキャラクターだ。これについて彼は「ご存知の通り、『イカゲーム』の現場には数百人もの俳優、数百人もの制作陣がいるのですが、サノスがそこで薬物を投薬するシーンを撮影する時は、僕自身も人生で最も恥ずかしい状況に直面しなければならない部分があり、心理的にとても辛かったのは事実です。しかし、それも僕が務めた役に対する宿題であり、これを乗り越えなければならないと思ったのが僕の気持ちでした」とつけ加えた。

彼は「サノスというキャラクター自体が、堕落したMZ世代(ミレニアム世代+Z世代)、薬物依存を風刺するキャラクターであり、社会的なメッセージを持つキャラクターです。そのため僕も決定するまですごく悩みましたが、欲が出ました」と愛情を表した。

自身の演技に対する満足度を尋ねられると、「演技について自分で申し上げるのは軽率だと思います。観客の方たちに評価されなければならないと思います。その中で僕に足りない部分があれば、それはさらに良い俳優になるために勉強する過程であり、学んでいく過程だと思います」と答えた。

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元記事配信日時 : 
記者 : 
イ・ミンジ
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