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n.SSign カズタ、初のソロプロジェクト「Katabui」に込めた思い“練習生時代の知念和汰を表現した曲”

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n.SSignのKAZUTA(カズタ)が企画に参加するアパレルブランド「SULA」が、この度初となる彼のソロプロジェクト「Katabui」を始動! カズタ自身が作詞に挑戦し、世界的ダンサーであるs**t kingzのNOPPO氏が振付を手掛けるなど、ファン必見の企画となっている。Kstyleでは、そんな彼にインタビューを実施。n.SSignのカムバックを控えた感想や、今後グループとして、そしてソロとして挑戦したいことなど、たっぷりと話を聞いた。

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――まずは、今回のソロプロジェクト「Katabui」について教えてください。

カズタ:このプロジェクトは、一言で「SULA」というブランドを表現する企画です! 経緯としては、いつも「SULA」でご一緒させていただいているスタッフの方から「ブランドのプロジェクトとしてソロでダンス映像を出したい」というお話をいただいたんです。いずれは“n.SSignのカズタ”だけじゃなくて“知念和汰”としての活動も広げていきたかったので、「ぜひやらせてください!」とすぐにお返事させていただきました。

――プロジェクトタイトルの「Katabui」に込められた意味も気になります。

カズタ:まずは、ブランド名にもなっているSULA(スラ)なんですが、スラは沖縄の言葉で“空”という意味で、「辛い時は空を見て。空は全部繋がっているから、みんな一緒にいるんだよ」というメッセージを込めて付けました。僕自身、練習生の時から沖縄にいる家族と一緒だということを実感したくて、よく空を見上げていたんです。ファンの皆さんにとって、このブランドが僕にとっての“空”のような存在になればと思っています。そんな背景があって、今回のプロジェクトも空にまつわる沖縄の言葉「Katabui」にしました。カタブイは片側が晴れていて、もう片側は雨が降っているみたいな空模様のことなんですけど、僕の練習生時代もそんな感じだったなと思って……「Katabui」は一言で、練習生時代の知念和汰を表現した曲です。僕の成長の一歩として見守っていただければと思います。

――今回作詞に初挑戦された感想をお聞かせください。

カズタ:めちゃくちゃ難しかったです! 実際にやってみると、自分の書きたいことをそのまま書いたらなんか鳥肌が立ってしまうというか(笑)。あまりしっくりこないな、ダサいなと思っていたんですけど、ある日「テーマをちゃんと決めて作ったらいいんじゃない?」というアドバイスをいただいて、練習生の時のストーリーを軸にしたらスラスラ書けたんです。最初は大変だったけれど、コンセプトだけ決めちゃえばスムーズに書けるようになりました。この歌詞は2日で書き上げたんですよ!

――2日は凄いですね!

カズタ:実際は歌詞自体が短いので、そこまで大変じゃなかったんですけどね……(照笑)。

――作詞をする中で、特に難しいと感じたことは?

カズタ:うーん……音に関しては、普段から替え歌でふざけたり、遊んでいたりするのでそれほど難しいと思わなかったのですが、言葉のセンス的な部分が結構難しくて。例えば「涙が流れる」を表現したい時に、あまりにもストレートだと面白くないと思ったり……。涙の表現だと、「静かに揺れて」って前置きしてそこから「涙流れる」に落とし込むと綺麗だな、とか。そんな風に考えながら作っていきました。

――初めてと思えないぐらい、いろんなことを考えて作詞していますね!

カズタ:本当ですか? 嬉しいです(笑)。
 

憧れのs**t kingzから振付「オーラが凄すぎて…!」

――s**t kingzのNOPPOさんが振付を担当されていますが、実際にお会いしてみていかがでしたか?

カズタ:まずは、NOPPOさんのオーラが凄すぎて! これまでたくさんの先輩方の楽曲の振付を手掛けている方だったので、僕のダンスで気分を害してしまわないかな? と恐れ多い気持ちでいっぱいでした。でも、実際は全然そんなことなくて、むしろ真逆で本当に優しくて。1つひとつ丁寧に教えてくださって、「Katabui」の振付を見た瞬間も「まさに僕が求めていた振付だ!」と思いました。物腰も柔らかくて、まさに“良い人”って感じで……憧れの人ではあったのですが、それと同時にファンになっちゃいました(笑)。

――振付の練習で、特に意識した部分はありますか?

カズタ:NOPPOさんは、とにかく踊る時の伸びが凄いんです! もちろん、キレの良さも。僕はそういった部分を全然出し切れてないなと思って、一生懸命練習しました。僕もどちらかというと手足が長いほうなので、体のパーツの生かし方や魅せ方を参考にしながら良いところをどんどん吸収していきたいです。

――NOPPOさんとのやりとりで、印象に残っているエピソードはありますか?

KAZUTA:僕が韓国でこの曲の練習をしている時に、NOPPOさんが「KAZUTAがこの部分悩んでるって聞いたから」と言って動画を送って説明してくださって……それを見ながら1つひとつ修正して、というやりとりをしたのが印象に残っています。

――お2人のダンスチャレンジに期待する声もありますが……。

カズタ:先ほど一緒にコラボ動画を撮らせていただきました! その撮影中も本当に優しかったです。ファンとしても、これからもずっと応援させていただきます!

――今回が初となったプロジェクトですが、今後「SULA」を通じて挑戦してみたいことや企画などはありますか?

カズタ:ファンの方に向けたブランドとしてスタートしたんですけど、ゆくゆくはもっとたくさんの人に「SULA」を知ってほしいです。ポップアップストアとか、実際にお店を出せたらいいなと思っています。本業はもちろんアイドルなんですけどね(笑)。
 

ソロ活動への覚悟「知念和汰という1人の男を…」

――普段はn.SSignのリーダーとして活躍されているカズタさんですが、グループ活動とソロ活動で異なる点などはありますか?

カズタ:普段は「n.SSign全体を見てほしい」と思いながら活動しています。例えば、みんなと一緒にいると「今はこの子を見てほしいな」とか、「ここはこの子の出番だな」とか、そういった部分を気にしています。ソロ活動となると自分1人なので、やっぱり「俺だけを見て!」って思うようにはしていますね。このインタビューもそうです(笑)。“n.SSignのKAZUTA”じゃなくて、“知念和汰という1人の男”を見てほしいという気持ちでやらせていただいています。

――グループもソロも、それぞれの楽しさがありそうですね。

カズタ:そうですね! ただ、ソロに関しては“楽しい”よりも“緊張”の方が強いかもしれません。リーダーということもあって、普段からグループ活動でも結構しゃべる方なんですけど、僕が話した後にカバーしてくれるメンバーがいないのはやっぱり心細いですね。僕1人のお仕事で現場に行った時も、先輩方いらっしゃる中でひっそりと心細い思いをしています(笑)。

――ソロ活動といえば、最近は「最強スポーツ男子頂上決戦2024秋」に出演されていましたね!

カズタ:そうなんです! あの時も錚々たる方々がいらっしゃったので心細くて、「メンバーに会いたいよ~!」と思っていました(笑)。とはいえ、いざ収録が始まると皆さん優しくて……番組の内容的にバチバチに競う場面が多かったんですけど、スタジオの裏ではお互いに応援しあったりして、だんだん緊張もほぐれて仲良くなれました。

――出演者の皆さんとのエピソードが気になります。

カズタ:有観客での番組収録だったので、途中でファン向けのイベントがあったんですけど、その時に“超特急のアロハさんの頭にキスをさせていただく”という流れがあって……快く受け入れてくださいました(笑)。本当に楽しかったので、これからも日本でたくさんお仕事したいなと思いました!

――メンバーの反応はいかがでしたか?

カズタ:そうそう、「スポーツ男子」の現場が終わって韓国に帰ったら、みんなが宿舎で待っていてくれたんですよ! 「お疲れ様!」って出迎えてくれて、その時は涙が出そうになりましたね。メンバーのみんなは、いつも「日本は僕にかかっている」って言ってくれるんです。そんなことないんですけどね(笑)。

――今回のソロプロジェクトも、皆さん応援してくれているのでは?

カズタ:ありがたいことに、みんなで応援してくれています。年末にも「第8回 ももいろ歌合戦 ~愛の大晦日~」という、僕1人で出演するイベントがあるので頑張ります。みんな僕のソロ活動を見て「自分ももっとソロ活動をしたい」「自分はこれをやりたい」と言ってくれたりするので、1人でのお仕事の時は「リーダーとして良い刺激になっていたらいいな」と思いながら頑張っています。

――今後、日本で挑戦してみたいことはありますか?

カズタ:やっぱり、バラエティ番組に出たい……! お笑い系というか、コメンテーターみたいな立ち位置があるじゃないですか。ワイプで抜かれたり、VTRを見てコメントしたり、そういうことをやってみたいです。あとは、お酒を飲みながら語るあの番組とか……がっつりトークするような番組に出てみたいです。

――トークに自信はありますか?

カズタ:今は全然面白いこと言える気がしないけど(笑)、いつかはMCもこなしたりして、幅広く活躍するアイドルになりたいです。昔から日本で活躍されているアイドルさんのマルチな活動を見ていたので、ずっと憧れがありますね。バラエティでの対応力の高さも日本のアイドルならではというか、皆さんトーク力も凄いじゃないですか。今後のグループ活動でも、その部分をしっかり掴んでいきたいなと思っています。「スポーツ男子」の収録の時も、皆さん本当にトークが上手くて感動しました! 自分はまだまだ未熟ですね(笑)。
 

2024年の1番思い出「満席のドームって本当に揺れる」

――n.SSignのカムバックも控えていますが、ここ最近は本当にお忙しいのでは?

カズタ:そうですね、今日は1時間しか寝ていません(笑)! でも僕は仕事が決まると嬉しくなっちゃうタイプなんです。以前、事務所の代表が「空いている時間には、不安を感じなさい」とおっしゃっていて、これが本当に良い言葉だなって思ったんです。眠れないことをネガティブに捉える時ももちろんあるんですけど、社長の言葉を思い出すたびに「忙しさを楽しまなきゃ」と思えるんです。もうすぐツアーも始まりますよ!

――まさに目の回る忙しさですね!

カズタ:これは今みんなの間で起こっている現象なんですけど、その日しか踊らないダンスブレイクを練習して、次はホールツアーの練習みたいな生活をしているので、いろんなことがごっちゃになっています(笑)。最近だと福岡で1日限定のイベントがあって、その時のダンスブレイクの振付が新曲の練習中に出そうになってしまったり。そういうのがちょくちょくありますね。この忙しさは初めての経験なので、みんな混乱しています。だけど、人気のアーティストさんはこれが当たり前なんですよね。そう思うと、大変だけど良い経験だよねって話しています。

――今回のカムバックでファンに期待していてほしいことはありますか?

カズタ:あります! 今回の新曲「Love Potion」は初挑戦のジャンルなんですよ。n.SSignがこれまでやったことがない“ニュージャックスウィング”というジャンルで、結構難しかったんです。ファンの皆さんに初めてお見せする姿でもあるので、めちゃくちゃ期待してほしいです! 僕個人としては、こんなこと言っていいのかわからないけど……歴代で1番良い曲なんじゃないかなと。かなり気に入っている曲で、振付も大好きなので、ぜひ皆さんにとってもお気に入りになれば嬉しいです。

――忙しく過ごした1年だと思いますが、2024年で1番思い出に残っている活動は?

カズタ:うわー! たくさんありますけど、6月にベルーナドームで開催された「Show! Music Core(ショー!音楽中心)」です。先輩方のおかげで初めて満席のドームを体験させていただいて……ファンの方々の反応もすごく熱くて、よりたくさんの人にn.SSignを知ってもらえた日になりました。東方神起先輩の「Rising Sun」のパフォーマンスをして、いろんな人から「めちゃくちゃ良かった!」と言っていただきました。「もっともっと努力したら実現するんだ」と思わせてくれたステージでした。「満席のドームって、本当に物理的に揺れるんだな」とか、「イヤモニを着けていてもすごい歓声が聞こえてくるんだ」とか、たくさんの発見がありました。2024年の1番の経験です。

――グループとして、そして個人として、2025年の抱負もお願いします。

カズタ:グループとしてはやっぱり、アリーナツアーです! 今はホールツアーをさせていただいているので、アリーナを埋められるぐらいになりたいです。個人としては……僕これここ3年ずっと言っているんですけど「英語を覚える」ですね。英語が本当に下手で、メンバーからもいつもヘタクソって言われています(笑)。英語圏のファンの方もだんだん増えてきているので、その方々のためにも! 2025年こそは英語を頑張りたいと思います。

――それでは、最後にKstyleをご覧の皆さんにメッセージをお願いします。

カズタ:Kstyleをご覧の皆さん、いつも本当にありがとうございます。2024年を一生懸命駆け抜けたn.SSignは、2025年も走り続けますので、これからの活動を楽しみにしていてください! 新曲「Love Potion」もたくさん聞いてくださいね! 愛してます!



(撮影:朝岡英輔)

■プロジェクト概要
KAZUTA ソロプロジェクト「Katabui」
デジタルシングル好評リリース中!
>>配信ページはこちら

■関連リンク
・SULA公式オンラインストア
・SULA公式Instagram
・SULA公式YouTubeチャンネル

元記事配信日時 : 
記者 : 
Kstyle編集部
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