「タリミファミリー」チェ・テジュン“新たな家族ができたように感じた作品”【ネタバレあり】

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
チェ・テジュンが「タリミファミリー」に出演した感想を語った。

KBS 2TVの週末ドラマ「タリミファミリー」で彼はある秘密を持つチャ・テウン役に扮し、劇中の人物と様々な関係を築き、存在感を見せた。

彼は清廉クリーニング店と家族のように過ごすチャ・テウンの姿を繊細に描いた。温かい眼差しで人物の特性を十分に生かし、視聴者を魅了した。また、隠された秘密が明らかになるにつれ、変わっていく人物の姿をリアルに描いた。

――「タリミファミリー」の長い旅が終わりました。放送終了を迎えた感想はいかがですか？

チェ・テジュン：素敵な方々と一緒に過ごす間、ずっと幸せでした。ドラマのタイトルのように、本当にファミリーになった感じがします。もう放送終了だなんて寂しいですし、実感がわきません。スタッフの皆さん、俳優の皆さんに会いたくなると思います。

――チャ・テウンという人物を演じることにおいて、重点を置いた部分はありますか？

チェ・テジュン：出生の秘密が明らかになる前と後で、テウンの感情変化の幅が非常に大きかったと思います。そのため、テウンの秘密が明らかになる度に違いを見せたいと思いましたし、そのような部分に重点を置きました。

――劇中、出生の秘密が明らかになり、実の親に会ってから起きたことがテウンには感情的に大変だったと思います。そのシーンを準備する過程で、特に重点を置いた部分はどこですか？

チェ・テジュン：先輩たちとたくさん話しましたが、その瞬間ごとにどのように感情を表現すればいいかたくさん話しました。そういった部分がすごく役立ちましたし、劇中人物として後から実父を受け入れる過程で、実際もシン・ヒョンジュン先輩が家族のように感じられました。

――チャ・テウンにとって清廉クリーニングの家族はどのような存在だったのでしょうか？

チェ・テジュン：テウンの人生で一番足りない部分を満たしてくれる存在だったと思います。常に欠乏があった人物で、その欠乏の原因が家族の不在でしたが、清廉クリーニングの家族たちはこのような部分を満たしてくれた大切な存在でした。

――すべてのことが解決し、両家の顔合わせまで終えたテウンは、これからどんな人生を送っていると思いますか？

チェ・テジュン：おそらく全36話が放送される間、ずっとテウンが財産を清廉クリーニングと共有しなかったことに怒った方が多かったと思います。以前、タリム（クム・セロク）の手術費はテウンが知らなくて使えなかったので、これからは家族のために使って親孝行していると思います。

――実父のチ・スンドン（シン・ヒョンジュン）、兄弟になったソ・ガンジュ（キム・ジョンヒョン）との関係も気になります。

チェ・テジュン：父とは自然に親しくなり、これまでもらったことのない愛をもらいながら過ごすと思います。ガンジュとも少しずつ距離が近くなって、いつかガンジュに「兄さん」と言われたくなると思います。

――「タリミファミリー」で一番印象深かったシーンや台詞は何ですか？

チェ・テジュン：「僕にとって母はコ・ボンヒ（パク・ジヨン）さんです」。テウンの真心が100％込められていると思うので、とても印象深かったです。

――チェ・テジュンさんに「タリミファミリー」はどのような作品として記憶に残ると思いますか？

チェ・テジュン：また別の家族を得た作品だと思います。「タリミファミリー」で出会った俳優の皆さんと長く付き合いたいと思います。

――最後に「タリミファミリー」を視聴してくださった視聴者の皆さんに一言お願いします。

チェ・テジュン：蒸し暑い夏から寒い冬の日まで「タリミファミリー」を愛してくださったおかげで、いつも現場で皆が楽しく撮影しました。皆さんお元気で、新年には良いことがたくさんありますように。