韓国最大の動画配信サービスWavve、著作権料の未払いで約41億円の民事訴訟に

本日2月27日、韓国音楽著作権協会は「11日、ソウル中央地方地裁にWavveを相手に協会が管理する著作物の無断利用による損害賠償請求訴訟を提起した」と明かした。
韓国音楽著作権協会は著作権料の未払い総額が400億ウォンを超えたWavveが、数年間にわたり使用料の支払いを拒否しており、法的措置を取ったと説明した。
Wavveの未払いは、2011年から2022年までの公開されたWavveの売上や加入者数をもとに、音楽著作権料の算定基準を適用して算出した。韓国音楽著作権協会は、Wavveが未払い金に著作権侵害に伴う追加課徴金15%を含めた金額を支払わなければならないと主張した。
韓国音楽著作権協会は「クリエイターたちの損害を救済する方法が訴訟以外にはない状況で、やむを得ず法的措置を踏み切らざるを得なかった」と語った。
また、韓国音楽著作権協会は韓国国内の主な動画配信会社全体での未払い使用料総額が1000億ウォン(約104億円)を超えている状況にもかかわらず、著作権の支払いに協力していないと批判した。
動画配信会社が2022年に文化体育観光部(日本の文化庁に相当)を相手に提起した音楽著作権使用料規定の承認取り消し訴訟で最終敗訴したものの、彼らは著作権使用料の支払いを拒否し続けていると語った。
協会は「クリエイターの権利が守られない環境では、コンテンツ産業の持続的な成長は期待できない」と指摘した。
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- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ナム・ヘヨン