Kstyle
Kstyle 13th

歌手フィソンさん、遺族の意向で本日から弔問を開始「去る道が孤独でないように…」

Newsen
写真=NewsenDB
歌手のフィソンさんの葬儀場が設けられた。

フィソンさんの遺族は3月14日にソウル・サムスン病院葬儀場に葬儀場を設け、午前11時から追悼客の弔問を受けている。出棺は16日であり、埋葬地は光陵(クァンルン)追慕公園だ。

フィソンさんは10日、ソウルの自宅で心肺停止の状態で発見され、その後死亡が確認された。享年43歳。

警察の調査結果、外部侵入の痕跡や、他殺の状況など犯罪の疑いは発見されなかった。12日午前剖検が終了し、死因は分からないという1次所見が出たという。薬物精密検査の結果が出るまでには2週間の時間が必要とみられる。

当初、フィソンさんの事務所は11日、「突然の訃報による遺族の大きなショックと悲しみによって、葬儀の手続きを進められていない。遺族の心が落ち着き次第、手続きを進める予定だ。葬儀は遺族の意向に従って親族と知人のみで、静かに執り行う予定だ」と説明した。

しかし、その翌日12日には「葬儀はフィソンさんの母親の健康を考慮し、家族だけで静かに葬儀を執り行う予定だったが、遺族の皆さんが悩んだ末、フィソンさんを記憶し愛してくださった多くの方々と共に追慕の時間を設けることにした」と変更を伝えた。

フィソンさんの弟は「兄を記憶して愛してくださった多くの方々に、歌手フィソン、そして人間チェ・フィソンを追悼し、見送ることができる時間と場所を用意するのが礼儀だと思い、遅くなってしまったが葬儀場設ける」と説明した。

特に「僕の兄には誰にも慰められない深い孤独がいつもあったし、兄は音楽と歌を通じてその感情を和らげ、昇華させながら激しく生きてきた」とし、「僕の兄を知っているすべての方、そして生きている間、兄の歌と音楽で少しでも幸せだった記憶がある方は、躊躇せずに気軽に葬儀場を訪れ、兄が去る道が孤独でないように一緒にいてくれたらうれしい」 と明かした。

フィソンさんは2002年に1stフルアルバム「Like A Movie」で歌謡界にデビューし、「不治の病」「Insomnia(不眠症)」「結婚まで考えた」などのヒット曲で多く愛された。
元記事配信日時 : 
記者 : 
キム・ミョンミ

topics

ranking