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歌手フィソンさん、43歳で永眠…本日(3/16)同僚やファンに見送られ出棺

Newsen
写真=Newsen DB
韓国でR&B音楽の大衆化を主導した歌手フィソンさんが享年43歳で永眠。3月16日、芸能界の同僚やファンに見送られ、出棺した。

3月10日、突然この世を去ったフィソンの出棺が16日午前7時、三星ソウル病院葬儀場で執り行われた。これに先立ち、午前6時には永訣式が行われ、芸能界の同僚やファンたちが故人の最後の道を見送った。

フィソンは10日、ソウル広津区の自宅で心停止状態で発見された。警察は正確な死因を明らかにするため国立科学捜査研究院(国科捜)に検視を依頼し、国科捜は12日、死因不明という一次所見を出した。精密検査の結果が出るまでには2週間以上の時間が必要となる見通しだ。

遺族たちは深い哀悼と衝撃の中、葬儀の手続きを進められずにいた。葬儀は当初、親族と知人のみで、静かに執り行う予定とされていた。

フィソンさんの遺族は「兄を記憶して愛してくださった多くの方々に、歌手フィソン、そして人間チェ・フィソンを追悼し、見送ることができる時間と場所を用意するのが礼儀だと思い、遅くなってしまったが葬儀場設ける。僕の兄を知っているすべての方、そして生きている間、兄の歌と音楽で少しでも幸せだった記憶がある方は、躊躇せずに気軽に葬儀場を訪れ、兄が去る道が孤独でないように一緒にいてくれたらうれしい」と説明した。

フィソンは2002年に1stアルバム「Like A Movie」で歌手デビューすると同時にスターダムに上り詰めた。タイトル曲「ダメですか」は地上波の音楽番組で1位を獲得し大きな愛を受け、2ndアルバム「It's Real」もゴールドディスク本賞を受賞するなど大きな人気を博した。フィソンは新人にも関わらずソ・テジ、シン・スンフンなど先輩歌手たちからも絶賛を受け、その後「不治の病」「Insomnia(不眠症)」「結婚まで考えた」など多数のヒット曲を発表。2000年代R&Bを代表する歌手として確固たる地位を築いた。また優れたダンスの実力と華麗なステージパフォーマンスを披露し、多才多能なアーティストとして評価された。

歌手だけでなく作詞家兼プロデューサーとしても活躍したフィソンは、ユンナの「パスワード486」、T-ARAの「あなたのせいで狂いそう」、TWICEの「Dance The Night Away」などの曲を作詞し、Aileeの「歌がうまくなった」、MBCドラマ「太陽を抱く月」のOST「涙の道」などを作曲。ヒット曲を手掛け、音楽家としての力を証明した。

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元記事配信日時 : 
記者 : 
ハ・ジウォン

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