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韓国映画、12年ぶりに「カンヌ国際映画祭」に招待ならず…業界に衝撃走る

TVレポート
写真=TVレポート DB
韓国映画界にとって衝撃的なニュースが伝えられた。

10日(現地時間)、カンヌ国際映画祭の執行委員会が「第78回カンヌ国際映画祭」の招待作を発表した。韓国の長編映画はコンペティション、非コンペティション部門ともに名を連ねなかった。これにより2013年以来、12年ぶりに「カンヌ国際映画祭」で韓国長編映画を見ることができなくなった。

昨年は非コンペティション部門にリュ・スンワン監督の「ベテラン2」が招待され、韓国映画の体面を立て直したが、パルム・ドールをめぐって競争するコンペティション部門から韓国映画は3年間、姿を消した。最近、韓国映画のコンペティション部門に招待された韓国映画は2022年のパク・チャヌク監督の「別れる決心」だった。韓国制作会社の映画まで広げると、是枝裕和監督の「ブローカー」も同じ年に招待された。

ベネチア、ベルリン映画祭と共に、世界3大映画祭と呼ばれるカンヌ映画祭は、映画関係者たちのフェスティバルだ。2000年に「春香伝」がコンペティション部門に招待されてから、毎年韓国映画をカンヌ映画祭で見ることができた。パク・チャヌク監督の「オールドボーイ」(2004)、ホン・サンス監督の「劇場伝」(2005年)、イ・チャンドン監督の「シークレット・サンシャイン」(2007)、ポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」(2018)などが、「カンヌ国際映画祭」のコンペティション部門で韓国映画を輝かせた。

今年はヨン・サンホ監督、パク・ジョンミン主演の「顔」、キム・ビョンウ監督、イ・ミンホ主演の「全知的な読者の視点から」などが出品され、映画祭の招待を待っていた。しかし、カンヌのレッドカーペットを歩くことはできなかった。そしてパク・チャヌク監督が演出し、イ・ビョンホンとソン・イェジンが出演した「仕方ない」がコンペティション部門に進出すると期待されたが、制作スケジュール上、出品できなかったことが知られた。

過去、カンヌ映画祭は韓国映画と俳優の地位を確認できる祭典として映画関係者をワクワクさせた。チョン・ドヨンとソン・ガンホが「シークレット・サンシャイン」と「ブローカー」(2022)でそれぞれ主演女優賞、主演男優賞を手にし、演技力が世界的に認められた。そしてパク・チャヌク監督は「別れる決心」で監督賞を受賞し、ポン・ジュノ監督は「パラサイト 半地下の家族」でパルム・ドールを受賞した。このように栄誉ある賞が続いたため、今年の結果はより衝撃的なものとなった。

「第78回カンヌ国際映画祭」は5月13日から24日まで、フランス・カンヌ一帯で開催される。
元記事配信日時 : 
記者 : 
カン・ヘイン

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