放送終了「バニーとお兄さんたち」ノ・ジョンウィ＆イ・チェミン、2人が迎えた結末は？【ネタバレあり】

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
ノ・ジョンウィとイ・チェミンの愛は、未熟だからこそ輝いた。

韓国で17日に放送されたMBC金土ドラマ「バニーとお兄さんたち」最終回では、自分の居場所を見つけたバニーことパン・ヒジン（ノ・ジョンウィ）とファン・ジェヨル（イ・チェミン）が未来に向かって力強く歩んでいく姿が描かれた。

回復が難しいように見えたバニーとファン・ジェヨルの関係は、バニーによって転機を迎えた。バニーはジン・ヒョノ（ホン・ミンギ）が側にいるにもかかわらず、重要な資料が入ったハードディスクを失くしたファン・ジェヨルが目に留まり、ジン・ヒョノの代わりにファン・ジェヨルとの時間を選んだ。二人はハードディスクが入ったバッグを探すため、見知らぬ地域まで同行し、そこでファン・ジェヨルが勇気を出した。

ファン・ジェヨルは、教養の授業の時も、熱気球に乗りに行ったところでも会いたかったと恋しさを露わにした。ようやく二人を阻んでいた小さな誤解が解けたが、もう一度始めようという言葉は簡単に出てこなかった。意外にも、バニーとファン・ジェヨルの再会を手助けしたのは、大学の雑誌のインタビューだった。

現場での回答とは異なり、ファン・ジェヨルは彼女がいるかという質問に、1年前に別れた彼女を待っていると回答を訂正していた。心のこもった答えを見てすぐに彼の元へ向かったバニーは、彼に元に戻る日を待っていたと告白し、ファン・ジェヨルも好きだと気持ちを表現し、再会のキスを交わした。

愛を取り戻したバニーの前には、また別の悩みが迫っていた。就職という関門に直面した彼女は、アルバイトをしながら美術監督を手伝った際に受け取った名刺を発見し、少しずつ準備したポートフォリオを披露する機会を得た。一方、ファン・ジェヨルは毎瞬間の感情に忠実だった母親を心から理解するようになり、温かい雰囲気で母親と対話できるようになった。

それだけでなく、チャ・ジウォン（チョ・ジュニョン）は、面接に合格してチャオン財団のインターンとして社会に一歩踏み出し、チャ・ジウォンの保護を受けていたチャ・ヘウォン（チェ・ジェニ）は兄の犠牲と配慮を糧に一人でアメリカに戻った。イ・ドンハ（キム・ミンチョル）は、ファン・ジェヨルと外注作業をしながらハンサムドルフィンズの基盤を固め、クォン・ボベ（ナム・ギュヒ）はドラマデビューに成功した。ナム・コンニム（チェ・ジス）は新しい愛を見つけて前進するなど、それぞれの場所で夢と愛に向かって進んでいった。

ぎこちなかった最初の出会いを経て、お互いの手に指輪をはめるまで、バニーとファン・ジェヨルは多くの困難を乗り越えてきた。その間、二人は本心を伝えるには小さな勇気が必要であることを知り、対話と理解を通じて関係を守る方法を学んだ。未熟な姿も受け入れながら共に歩むことを選んだからこそ、二人の愛はより一層輝いた。

「バニーとお兄さんたち」は、中心で作品を引っ張ったノ・ジョンウィ、イ・チェミン、チョ・ジュニョンと、強烈なインパクトを残したキム・ヒョンジン、ホン・ミンギ、キム・ミンチョル、ナム・ギュヒ、チェ・ジスの活躍があったからこそ完成した。時にはときめきを、時には痛みを、時には共感を引き出した俳優たちの熱演は、過去にも、現在にも、未来にも、後悔することなく愛しながら成長するキャラクターたちを応援させた。

全世界106ヶ国で同時公開された同作は放送期間中、日本、スペイン、メキシコ、イタリア、スウェーデン、ポーランド、オランダ、アルゼンチン、ポルトガル、インドなど27ヶ国のランキングで1位に輝き、グローバル視聴者の関心を集めた。北米、中南米、ヨーロッパ、オセアニアなど88ヶ国にサービスしているKOCOWA+では、1～2位を維持し、日本ではU-NEXT、インドではAmazon Prime VideoのChannel Kを通じて公開され、1位を記録するなど各グローバルプラットフォームで上位圏にランクインした。