
写真=THE BLACK LABEL
最近のK-POPシーンで男女混合グループを目にすることは多くない。男女が一緒にチームを組んで活動するケースは珍しく、大成功した事例も多いとは言えない。そのような状況で、THE BLACK LABELが、5人組の男女混合グループALLDAY PROJECTをローンチ。久しぶりの男女混合グループであるだけに、注目が集まった。今回は、各世代を代表する男女混合グループと彼らが残した歴史についてまとめてみた。

写真=MelOn Music
“元祖アイドル”と言われる男女混合グループはRoo'Raだ。主な活動メンバーはイ・サンミン、コ・ヨンウク、キム・ジヒョン、チェ・リナ。1994年にデビューして「翼を失った天使」「3!4!」など、多数のヒット曲を誕生させたRoo'Raは、ダンスとレゲエを組み合わせた音楽で国民的グループとなった。男性と女性のメンバーがそれぞれの個性で調和をなした代表的な事例だった。

写真=ソナムエンターテインメント
2000年代前半には、コブギ(TURTLES)がバトンを引き継いだ。同グループはZE、タートルマン、クムビのラップとボーカルを行き来する3人で構成された。「飛行機」「ビンゴ」などの明るく愉快な楽曲で、大人気を博した。男女のメンバー間の愉快なケミ(ケミストリー、相手との相性)と、誰でも簡単に歌えるメロディーで男女混合グループの強みを見せつけた。

写真=MelOn Music
コヨーテは、1998年にデビューした後、途中でメンバーが変わったが今でも活動を続けている。現在はキム・ジョンミン、シンジ、ペッカの3人で構成。「純情」「Disturbance(Paran)」などのヒット曲で、世代を問わず人気を博した。男女混合グループが長く生き残ることができる、という可能性を証明している。

写真=DSPメディア
KARDは2016年、BM、J.seph、チョン・ソミン、チョン・ジウの4人で結成された。個性溢れる音楽で、中南米や北米などでも人気を博している。J.sephの入隊を経て、2022年にはDSPメディアと再契約を締結。今月2日に8thミニアルバム「DRIFT」でカムバックし、現在まで活発な活動を展開している。

写真=CUBEエンターテインメント
元BEASTのチャン・ヒョンスンとTrouble Makerとして活動し、注目を集めたキム・ヒョナは2017年、当時PENTAGONとして活動していたフイ、イドンの3人でTriple Hを結成。「365 FRESH」でデビューし、斬新なコンセプトと感覚的なパフォーマンスで強烈な印象を与えた。翌年発表した「RETRO FUTURE」も愛された。

写真=THE BLACK LABEL
6月23日、男女混合グループの系譜を継ぐALLDAY PROJECTがデビュー。TEDDYが代表を務めるTHE BLACK LABELが披露する初の男女混合グループで、ILLITを脱退したヨンソや新世界グループ会長の孫娘アニー(ムン・ソユン)、ターザン(モデル兼舞踊家イ・チェウォン)、ベイリー(ダンサー兼振付師ベイリー・ソク)、ウチャン(「SHOW ME THE MONEY 6」出演、Trainee A出身チョ・ウチャン)まで、5人のメンバーの経歴も関心を集めた。デビュー曲「FAMOUS」は韓国最大の音楽サイトMelOnのメインチャートである「TOP100」で1位を記録し、音楽番組でも1位を獲得。男女混合グループとしてこれからどんな歴史を刻んでいくのか、注目が集まっている。