新人ガールズグループVVS「日本でコンサートをすることが夢…両親も招待したい」

VVSは、これまで少女時代のテヨン、EXO、NCT、Red Velvet、RIIZE、カン・ダニエルなどの人気K-POPトップアーティストと作業してきたポール・トンプソン(Paul Brian Thompson)が率いるグループだ。
彼女たちは、5年間の練習生生活を経て4月22日にデビューシングル「TEA」を発売した。グループ名は、ダイヤモンドの最上位等級を意味する。デビュー活動の後、シングル「Purrfect」に続いて1st EP「D.I.M.M」を発売し、精力的に活動した。

ラナ:まだ音楽番組に出演するなど大きな変化がないからか、私が芸能人になったという実感がありません。それでもデビューしただけに、もっと情熱的になった感じがします。
ジウ:デビューしたらがらりと変わるだろうと思いましたが、まだ音楽番組に出演していないからか、実感は沸きません。もっと成長するため着実に努力し、たくさん練習しています。
アイリー:まだ芸能人になったという実感はあまりありませんが、SNSやYouTubeなどに私たちのダンスカバー映像がアップされているのを見ると、実感が沸きます。
ブリトニー:SNSに海外ファンからのコメントが増えました。南米の方からも反応がありますが、すごく不思議な感じがします。

ブリトニー:MZMCでは練習生生活を2年半ほどしており、それ以前の事務所まで合わせると3年半ほど練習生生活をしました。途中で私の道ではないのかもしれないと思って、他の道を探してみようと決心し、米ニューヨークのデザインの名門校であるパーソンズ美術学校に合格しましたが、ちょうどその時、代表に会ってMZMCに入り、VVSのメンバーとしてデビューすることになりました。
ラナ:ストリートダンスシーンで活動していました。SNSをしていましたので、DMを通じてオファーがたくさんありましたが、そのような機会が来てすごく嬉しくて、やってみようと思いました。オーディションを受けて、MZMCに入ることになりました。特に代表が有名なK-POPナンバーを作った方だったので、信頼できました。
ジウ:私にとってはMZMCが初めての事務所で、練習生生活は1年9ヶ月ほどでした。元々アイドルが夢でしたが、両親がすごく反対していました。芸能関係に携わったわけではないのですが、芸能人としての生活が思ったより容易ではないことを知っていたので、反対されました。中学3年生までやってみて、だめならきっぱりあきらめると約束しましたが、MZMCに合格してデビューすることになりました。
リウォン:別の事務所で3ヶ月ほど、MZMCで1年10ヶ月ほど練習生生活をしました。代表がK-POPの有名な楽曲を作られているので信頼できましたし、そのためMZMCにより惹かれました。
アイリー:家族のほとんどが芸術や体育系です。私も幼い頃から歌うことが好きだったのですが、両親は私まで芸術・体育系に行くことを望んでいませんでした。高校生の時までは歌やダンスは趣味にしていましたが、私が持っている才能を活かして仕事がしたいという気持ちが強くなりました。遅れてしまいましたが、オーディションを受けて、MZMCに入って2年半ほど練習生生活をしてデビューすることになりました。

アイリー:本名が「イ・アイン」なのですが、代表が外国の方々が発音するには難しいと思ったようです。グローバルに、私の名前とできるだけ似た名前を選びました。英語圏に行けば私の名前が「アイン・リー」になりますので、アイリーにしました。
――VVSというグループ名を初めて聞いた時はいかがでしたか?
ブリトニー:グループ名を聞いて、最初はどのような意味だろうかと思いました。代表から詳しい説明を聞いて、私たちととてもよく合うグループ名だと思いました。特に、代表が長い間準備して、ついに私たちにグループ名を教えてくれる瞬間だっただけに、感激して涙を流していたのが記憶に残っています。私たちにとってもすごく愛着のあるグループ名です。
アイリー:VVSという言葉が最上位等級のダイヤモンドを意味しますが、ラグジュアリーで美しいだけでなく、ヒップホップのイメージも持っているようで、私たちと本当によく合うグループ名だと思いました。長すぎず、簡潔で明確なので、愛着が湧きました。

ブリトニー:私が長く生きてきたわけではありませんが、21年の人生でこれほどまでに情熱的な方は初めて見ました。
アイリー:本当に自分のすべてを注ぎます。そして感情にも正直な方なので、私たちともずっと距離を縮めるため努力しますし、私たちの意見をたくさん聞いてくれて温もりを感じています。
――MZMC初のガールズグループとしてデビューしました。責任感やプレッシャーもあると思います。
リウォン:私たちが最初のグループですので、私たちが成功してこそ後輩グループもデビューできると思います。そのため、私たちが成功してMZMC初のグループであることを自慢したいです。
ブリトニー:大きな事務所ではありませんので、私たちが成功できなければ、練習生たちがデビューする確率が低くなると思い、責任感があります。それでもプレッシャーを乗り越えて、多くの方が私たちを好いてくださるよう、頑張らなければと思っています。
アイリー:MZMCで初めてデビューするグループであるだけに、大きな成果と業績を残したいです。

ジウ:メンバーたちがお互いのことを信じているだけに、相乗効果がすごいです。責任感やプレッシャーがありますが、「私たちはできる」というマインドですべてのことに熱心に取り組んでいます。
ラナ:メンバーたちの力が大きいです。私たちが最初のグループであるだけに、事務所の方々も本当によくサポートしてくださっています。その期待に応えるため、さらに頑張っています。
――最上位等級のダイヤモンドを意味するグループ名を通じて見せたい活動の方向性を教えてください。
ブリトニー:ダイヤモンドにも傷があります。完璧ではありません。私たちの活動を通じて人間らしいところもお見せしたいですし、私たちが皆集まってこそ輝いて完璧だということをお見せし、ファンと一緒に楽しい活動を続けたいと思います。
ジウ:ダイヤモンドにも傷があるように、私たち皆が完璧ではありませんが、集まって一つになった瞬間、完璧なアーティストの姿をお見せしたいという意味があります。
アイリー:それぞれ歩んできた背景が異なりますが、このように一緒にいれば素敵なグループになるということをお見せしたいです。デビューを控えて、そのような内容を中心にコンテンツもたくさん制作しました。そして影響力の部分では、私たちが新人ですので、まだ影響力を見せるのは難しいと思いますが、私たちがヒップホップジャンルの音楽をしているだけに、これまでヒップホップを披露した先輩たちとはまた違って、VVSだけのヒップホップをお見せし、さらに拡張させ、影響力を広げていきたいと思います。

ラナ:幼い頃からヒップホップには馴染んでいました。ストリートダンスもヒップホップを中心にやっていました。アーティストになった時、私がうまく表現できるのはヒップホップだと思いましたし、いつもやっていた歌やダンスとステージでお見せできるようになって嬉しいです。
ブリトニー:初めてオーディションを受けた時も、代表が曲を聞かせてくださり、「この曲でデビューするけれど、もしこの曲が気に入らなければ契約してはいけない」という内容の話をされました。メンバーたちが皆この曲を聞いて入っただけに、ヒップホップというジャンルに距離感や拒否感はありませんでした。
リウォン:ヒップホップというジャンルは、簡単なジャンルではありません。ヒップホップをやると言われた時、うまくできるだろうかと思いましたが、練習してみたらたくさん成長する姿が見えましたし、他のジャンルもいいけれど、ヒップホップにより強い愛情を感じました。

リウォン:「TEA」のミュージックビデオを見ていただければ、私たちのアクションが入っています。表情や体を使う部分が違うと思います。ビューティーの方に重点を置くのではなく、かっこいいアクションやパフォーマンスが入っている点が違うと思います。
アイリー:私たちのダンスはとてもおしゃれです。「TEA」「D.I.M.M」を見ていただければ、完全にヒップホップダンサーのように踊る部分もありますが、それぞれのパートでメンバーの魅力が際立つダンスもあります。そういった部分をうまく表現する能力がありますし、そのようなパフォーマンス能力が異なると思います。

ブリトニー:一つのグループを挙げるよりは、すべての先輩を尊敬しているので、その方々の影響を受けて練習してきました。長所を吸収してもっと素敵なグループになりたいです。

ブリトニー→ラナ:ラナと長い間宿舎で一緒に生活するうちにすごく仲良くなりましたし、たくさんのことを知っていると思いましたが、デビューの過程を共に過ごして、違うところも多いと思いました。そして、一緒に時間を過ごしながら、私は愛嬌が多いのですが、ラナも似てきていると思いました。
ラナ→ジウ:思ったよりクールに見えますが、ムードメーカーでギャグに対する欲もあります。そのため、デビューの過程で大変な時にたくさん力をもらいました。うちのグループのビタミンのような存在です。
ジウ→リウォン:練習生生活は初めてでしたが、リウォンにたくさん頼りました。私たちは2人ともダンスの実力が足りなかったので、一緒にレッスンもたくさん受けましたが、リウォンがいたから力をもらって、たくさん成長したと思います。本当に力になる友達です。
リウォン→アイリー:かなりの食通です。姉さんは、一食を食べるのにも美味しく食べようというマインドがあって、皆を幸せにしてくれます。
―― ステージ上の姿とは異なる少女のようなラブリーな魅力も多いですが、そういったギャップのある魅力に関するエピソードもありますか?
ブリトニー:練習生の時でしたが、評価を受ける時にものすごく強いラップを披露したことがあります。強烈なラップを披露してジェスチャーも強くやりましたが、パフォーマンスが終わるやいなや、そのような雰囲気がなくなり、皆が爆笑したことがあります。

アイリー:ライブでファンの皆さんと会ったことはありますが、ファンミーティングを開いてファンの皆さんに会いたいです。
ラナ:日本が故郷なので、日本でコンサートをやりたいです。私が生まれたところですので、両親も招待する機会があれば嬉しいです。

アイリー:5年後にどうなっているというよりは、5年後にどうなりたいというのはあります。今はデビューして1ヶ月ちょっと過ぎた状態ですが、5年後には私たちの名前で単独コンサートもして、大きなステージにも立ちたいです。そして、私たちを知ってもらうことができる広告もたくさん撮りたいです。

ジウ:近い目標としては、音楽ランキングに私たちの歌がランクインして、多くの方に聞いていただきたいです。そして路上でも私たちの歌が流れる想像をしたりします。より大きな目標としては、ビルボードチャートにランクインしたいです。
アイリー:私たちもK-POPシーンで活動する先輩たちの影響を受けてデビューしただけに、誰かのそのような対象になりたいです。これを実現させるためにもっと頑張ります。
―― ファンの方々にどのような言葉を伝えたいですか?
ブリトニー:デビューして1ヶ月ほど経ちましたが、私たちへの関心と愛にとても感謝しています。さらに素敵な歌とパフォーマンスをお見せするためにもっと頑張ります。

- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- チャン・ウヨン
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