元NCT テイル、懲役3年6ヶ月に不服…本人と検察の双方が控訴

本日(17日)、法曹界によると検察は15日、テイルと共犯2人の性暴力犯罪の処罰等に関する特例法違反(特殊準強姦)容疑に対する懲役3年6ヶ月の判決に不服とし、控訴状を提出した。同日、共犯2人も控訴した。
この日まで、テイルだけが1審の量刑に対して控訴していなかった状況だったが、16日に弁護人を通じて控訴状を提出したという。
先立ってテイルは、友人2人と共に2024年6月13日午前2時33分頃、梨泰院(イテウォン)の酒場で出会った外国人女性を酒に酔わせた後、タクシーに乗せて盤浦洞(パンポドン)にある住居に移動。泥酔して意識を失った女性を強姦した疑いが持たれている。
6月の初公判でテイルは公訴事実をすべて認めた。そして「失望させてしまった全ての人に本当に申し訳ない」とし、「善処していただけたら、人生に与えられた最後の機会だと思い、社会に少しでも役に立つようなことをしながら最善を尽くして生きていきたい」と述べた。
検察は3人に対して懲役7年を求刑。その後今月10日、ソウル中央地方法院第26刑事部(部長判事:イ・ヒョンギョン)は、3人に懲役3年6ヶ月を宣告した。また、性暴力治療プログラム40時間受講、身上情報公開告知、児童・青少年関連機関及び障害者関連機関への5年間の就業制限なども併せて命じ、宣告後にテイルは法廷拘束された。
裁判部は「被害者が酒に酔って抵抗できない状態を利用して姦淫したもので、罪質が非常に良くない。被害者は外国人旅行客で、見知らぬ場所で犯罪に遭い、精神的に大きな苦痛を受けたものとみられる」と伝えた。ただし、全員が初犯で犯行を認めている点、被害者と合意して処罰を望まないという点は考慮したと量刑の理由を説明した。
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・元NCT テイル、懲役3年6ヶ月の実刑判決…性暴力事件で法廷拘束
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- イ・デソン
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