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Netflix「隣の国のグルメイト」が大ヒット!ソン・シギョン、ラブソングを歌い続ける理由は「まだ愛について伝えきれていない」

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ソン・シギョンが9月17日(水)に約1年半ぶりとなる日本オリジナルミニアルバム「しあわせのかたち」をリリース。そのミニアルバムをひっさげて10月5日(日)にパフィシコ横浜、10月7日(火)にグランキューブ大阪にてコンサート「2025 SUNG SI KYUNG LIVE TOUR 「A Song for You」を開催する。Kstyleではアルバム制作秘話やコンサートへの意気込み、松重豊さんと出演してNetflixで話題沸騰中の番組「隣の国のグルメイト」の話題や、登録者214万人のYouTubeコンテンツに関することなど、たっぷりと話を聞いた。

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様々な幸せを歌った「しあわせのかたち」

――ニューミニアルバム「しあわせのかたち」がリリースされます。どのようなアルバムになりましたか?

ソン・シギョン:今回もタイトル曲の「しあわせのかたち」を松井五郎さんに作詞していただくことになったのですが、候補が3つくらいあった中から決めさせていただきました。松井さんとは、いいコンビになれそうかなって勝手に思っていて、今回も一緒にやらせていただいてうれしいですし、楽しいです。最後のトラックの「Separation」も松井さんが詩を書いてくれた曲ですが、優しくて切ない感じの歌詞がとても好きですね。アルバムのラストを飾るにふさわしい、余韻の残る一曲となっています。

――収録曲は全6曲ですが、制作秘話もあればお聞かせください。

ソン・シギョン:全体的にみて収録曲6曲すべて内容が違っていて、別れの曲から始まって、後悔の気持ちを歌った曲、幸せを語る曲、片思いで告白できない気持ちとか、簡単になくならない感情を表した曲もあります。例えば「メトロノーム」という曲は、すごく日本らしい曲調だなって思って歌いました。歌詞も“付き合っているのに、もう終わりが見えている。でも確かに愛し合ったし楽しかった。幸せにはいろいろな道がある”って感じで。6曲すべてにさまざまな思いがあっていろいろな作品を演じられた感じがして、歌いながらすごく楽しかったです。

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――アルバム全体を通して、様々な幸せを歌っているんですね。

ソン・シギョン:アルバムを出すたびに、よく「今回のアルバムではなにを表現しようとしましたか?」という質問を受けるんですけど、僕はそういうのはないです。いつもいい曲を探して、歌って、その曲たちを並べてみると流れが自然とできて、最終的には“バラエティ総合商品セット”みたいなアルバムになります(笑)。僕は曲を全部ひとりで作るミュージシャンじゃないから、そういう質問はミュージシャンにふさわしい質問だと思いますね。僕はシンガーだから「いろんな作品が入っているアルバムです」って言いたいです。


「まだ“愛”について伝えきれていない」

――全体的にラブソングで構成されている印象ですが、意図したことですか?

ソン・シギョン:僕は平和とか人生とかについては歌ったことがないです。なんでいつもラブソングかっていうと、まだ“愛”について伝えきれていないと思っています。逆に偉そうに人生について歌うのには、まだちょっと年齢的に早いかなと思います。子供でもいたら、息子や娘のための曲を作ったらかっこいいんだろうなって思ったもこともあるけど、結婚もできていないし……(笑)。

――「あなたに出会わなければ」は「出会わなければ胸が痛むことはなかった」という悲しい歌詞が印象的でしたが、ソン・シギョンさんにも「会わなければよかった」と思うようなせつない経験はありましたか?

ソン・シギョン:考えてみたんですけど、なかったですね。いくら辛くても会ったほうがいいって思うから。辛いとか、どうすればいいのかとか、悩んだりしたことはありましたが、「会わなければよかった」と思ったことはないです。それは全部自分の責任だし、お互い楽しい時期もあったし“別れるまでが恋愛”ってよくいうじゃないですか。いい時間があって、別れて、忘れるまでが1セット。料理も、食べて、終わって、皿を洗うまでが1セットですよね? 出会いも愛の一部だから、それがなくてよかったってことはないです。辛かった経験はもちろんありましたよ。たぶん10数年前くらいは……(笑)。

――10数年前が最後ですか?

ソン・シギョン:ある程度の年齢になると、そこまで入り込めなくなるというか……(笑)。

――理性的になってしまうってことですか?

ソン・シギョン:ですかね。若い頃にしかできないピュアな恋愛という時期が誰にでもあるでしょうけど、今それを求めることもないですから。あ、この前ある大学の前にある居酒屋みたいなところに入ったら学生たちが合コンしていて、観察したら面白かったです。みんなすました顔をしながらも内心では狙っている子がいたりしてね、「あぁ、青春だな」って思って、すごく可愛いかったです。

――では、ラブソングを歌う時は、これまでの恋愛の経験を思い出しながら感情をこめるのでしょうか?

ソン・シギョン:いや、ただその人になるんです。20歳にもなれますよ。でも未成年はさすがに無理かな(笑)? 大人の年齢ならどんな人にもなれます。


作曲家を集めてパーティー「僕が料理を作って話して楽しむ時間」

――今回のアルバムに関わる作曲家さんたちを集めてパーティーをされたと聞きましたが、皆さんでどんなことを話しましたか?

ソン・シギョン:曲を決めて、キーとかも決めようって感じで集まったんですけど、結局キーも全部ひとりで決めたので、ただの飲み会でした(笑)。ただ僕が料理を作ってみんなで話して楽しむ時間でした。僕のアルバムとは全然関係ない歌を歌ったりしてましたね。

――どんな料理が好評でしたか?

ソン・シギョン:最近ハマっているクリスピーポークっていう料理です。オーブンで5時間低温調理をするんですけど、皮はすごくサクッとして、中はすごく柔らかい、そういうオーブン料理です。あとは忘れたけど、何種類か作ってみんな喜んでくれました。なぜかお笑い芸人のシン・ドンヨプさんも参加して……。

――なぜいきなりシン・ドンヨプさんが、その会に?

ソン・シンギョン:それがおかしいんですよね。高校の時に練習をしたギターの曲があるって言って演奏して、韓国のロックの伝説のキム・ジョンソ先輩がそれに合わせて歌を歌ってあげたりして……。そんな楽しい会でした。


10月には日本公演を開催「夢の武道館へと、一歩ずつ地道に…」

――10月5日に横浜、7日に大阪で「2025 SUNG SI KYUNG LIVE TOUR 「A Song for You」を開催されますが、意気込みや楽しみにしていることを教えてください。

ソン・シギョン:パシフィコ横浜では以前コンサートをやったことがあるんですけど(「SUNG SI KYUNG JAPAN CONCERT 2018 “君がいるよ”」)。「アイドルでもないのに、なんでそんなに頑張っているの?」「え? 歌うの? 食べるおじさんじゃないの?」って思われているかもしれないし。でもNetflixでタイミングよく「隣の国のグルメイト」も始まって、少しは認知度は上がっている気がするし、頑張りたいなと思っています。今回のコンサートが成功したら、次は国際フォーラム、そして夢の武道館と、一歩ずつ地道にやっていきたいと思います。

――初めてソン・シギョンさんのコンサートに行かれる方が、準備していったら一層楽しめるというものはありますか? 例えば「この曲を覚えてきて一緒に歌いましょう」とか「この曲絶対やるよ」とか……。

ソン・シギョン:たぶん今回のアルバムの収録曲6曲は全部歌うんじゃないかな。一緒に歌うことに関しては、僕はそんなにお客さんにマイクを向けるほうじゃないから……。本当はマイクを向けたいんですけど、ほとんどが悲しい曲だから怒られますよ(笑)。真剣に歌う曲が多いので。もちろん「道で」みたいにマイクを向ける曲も何曲かあるし、楽しい曲の時は一緒に盛り上がると嬉しいですけどね。

――お客さんに歌ってもらう演出ですよね。

ソン・シギョン:韓国でPSYさんのイベントに出演した時は驚きましたよ。お客さんにマイク向けてばかりで自分では歌わない。僕は必死に頑張って歌っているのに、PSYさんはお客さんからお金をとっておきながら「チャンピオン、チャンピオン」ってほとんど歌わせて「飛べ、ジャンプ」ってやっているんですよ(笑)。まぁ僕のコンサートにいらっしゃる方は、ただ歌を聞きに来てくださったらいいです。でも、日本に来ると僕の曲だけじゃなくて、日本の皆さんが盛り上がりそうな曲も練習して歌うので、その時は大いに盛り上がってくださるといいですね。これから皆さんが知っていそうな曲を探して準備したいと思っています。


松重豊と共演「隣の国のグルメイト」も大ヒット

画像提供=Netflix「隣の国のグルメイト」
――Netflixで松重豊さんと一緒にお互いの国のおいしい店を紹介し合うグルメ旅番組「隣の国のグルメイト」が大人気です。日本でも“シンガーのソン・シギョン”だけではない新しいファンを獲得していると思いますが、手ごたえはいかがですか?

ソン・シギョン:韓国は結構いい反応をもらっているんですけど、日本での反響はよくわからないから、逆に聞きたいです。でも有吉(弘行)さんが見てくださっていると聞いて驚きましたし、ハリセンボンさんがご自身のチャンネルで「隣の国のグルメイト」のファンだと言ってくださっていて、それが縁でハリセンボンさんのYouTubeに出させていただきました(ハリセンボンOfficial Channnelにて配信中)。

――グルメに詳しくて、料理ができて、トークもいけますからね。

ソン・シギョン:僕、おもしろさ、トークに命をかけているんですよ(笑)。せっかく招待してくれた番組がおもしろくなかったら悔しくて夜、眠れないくらい。


――「隣の国のグルメイト」では松重さんとの絶妙なケミストリーが魅力ですが、ソン・シギョンさんから見た松重豊さんの魅力は?

ソン・シギョン:彼は芸術人ですね。センスもファッションも音楽も、さらには監督としてもセンスがいい。それは誰でもできることじゃないし、本業は俳優さんですからね。自分のスタイルがあって、根性もあって、すごくかっこいいと思います。
韓国人は野菜におかずを巻いて「あ~ん」ってしますけど、絶対に食べてくれません。相手が「あ~ん」としながら近づいてくるのが無理だって(笑)。あとはお酒もやめてしまったので、残念です。

――松重さんは音楽通なので、音楽トークで盛り上がったりは?

ソン・シギョン:それが、好きな音楽も異なっていて、先輩はバンドミュージックとかディープなファンクだったりを聞いてるんです。僕も嫌いではないんですけど、やっぱり僕はこっち(バラード)じゃないですか。あとファッションも松重さんは大好きだけど、僕は完全素人で頑張って学んでいるところですから。
僕は酒飲みなのでデザートなど甘いものは興味がなかったのですが、この番組で松重さんから教えていただき、最近デザートもお酒に合うじゃんないか! と思うようになりました。はい……さらに太りそうです(笑)。自分では興味がなかった知識を教えてもらえたり、お互いに尊重しあいながら異なる文化を体験し、理解しようとするところが、番組の見どころのひとつと言えます。


YouTube企画でネイルも経験「手がピカピカになって(笑)」

――ファッションを学んでいるとおっしゃいましたが、ご自身のYouTubeのコンテンツで、スタイリングを学ぶ「クミルテンデ(着飾ってみよ)」を始められました。ファッションセンスを磨くだけでなく、ネイルサロンやヘッドスパに行ったりと、新しい経験をされていますが、感想をお聞かせください。

ソン・シギョン:僕は元々、親父の影響だと思いますが、自分を飾ったりしないし“自分のためにお金を使うのはよくない、他人のために使え”みたいに言われて育ったんですね。だから美容なんてまったく知らない。だけど知らないからこそ、知ってみるのもありかなって思ったんです。ネイルショップがなにをするところか実はわからない人もたくさんいるから、そういう情報を発信して「こんな気持ちなんだ」「こんな金額なんだ」とか体験的な感じでやっています。ヘッドスパにしても「サウナならわかるけどヘッドスパって、何をするんだろう」って感じで、体験と情報ですね。

――今も爪がおきれいですね。

ソン・シギョン:僕はいつもこんな感じですよ。でも、ネイルサロンに行ったときはびっくりしました。自分の手じゃないみたいで「指紋が読めないんじゃない」みたいにピカピカになって。もう十分塗っているのに「最後にこれ塗ります」って(笑)。で、終わった後は手をずっとこうやって見ちゃったりして(笑)。ファッションもそんなに簡単には伸びないですよね。だから買い物しながら「これかな?」「これならアリかな?」って感じでやってみて。僕、本当に普段買い物とかしないから「こういうことかな」って試行錯誤しながら、やっていないことをやっている感じですね。でも1年間やったらある程度センスがよくなるかなって期待はしています。

――「クミルテンデ」を始めて、なにか意識的に変わったことは?

ソン・シギョン:美容って、自分へのご褒美とか、自分の身体のためにすることじゃないですか。以前は「男はそんなことするもんじゃない」「きれいになりたいなら外に行って走れよ」みたいな。でも、それはちょっと時代錯誤かなって「こういうのもアリかな」って思うようになって勉強になっていますね。例えば彼女がヘッドスパに行きたいって言ったら、それはホテルで食事をすることと同じで、サービスにお金を払う、自分の気持ちがよくなる体験を味わいたいんだなということがわかりました。肌についても皆さんがすごく気になると思って。ウルセラだったり、サマージだったり、リジュランだったり、それがいくらかかって、その値段をかけてどんな効果があるのかとか、気になるから10日前にやりました。3ヶ月かけてどんどん効果が現れるそうで楽しみです。

――それは気になりますね。

ソン・シギョン:そうでしょう? 結果を見たくなりますよね。そうやって、これからもおもしろいいろいろ企画をやっていきたいと思います。


――YouTubeコンテンツの「マンナルテンデ」も、ソン・シギョンさんの交友関係や新しい出会いなどが知れて楽しいです。特に最近ではソン・シギョンさんの大ファンであり「いつかは賢い医師生活」で人気者になったチョン・ジョンウォンさんが登場して、おふたりのやり取りに癒されました。

ソン・シギョン:とてもいい奴ですよ。犬みたいにかわいくて、一緒にいて楽しいです。今も連絡を取り合っているし、YouTubeの後も一度会いました。

――かねてからファンだったソン・シギョンさんのYouTubeに出演したチョン・ジョンウォンさんは成功したオタクですね。

ソン・シギョン:彼は俳優としても、もっといい作品に出会ってもっと成功できると思います。いい友達になれてよかったです。

――「マンナルテンデ」で今後会ってみたい人は?

ソン・シギョン:僕は英語を話せるのでハリウッドスターの方とか、海外のアーティストさんとか、もちろん日本の有名な方にも僕のYouTubeに出ていただけたらうれしいですね。あ、これは韓国の記事にも出た話ですけど、今大人気の俳優ティモシー・シャラメさんの配給会社が僕のYouTubeに彼を出演させたいと連絡いただいたんです。でも時間が30分だけでお酒は飲まないとか、いろいろと条件が合わなくてお断りしたんですね。後でJYP先輩にそのことを話したら「ティモシー・シャラメを断った? お前は狂ってる」って言われましたけど(笑)。


「生ビール一杯だけ…」日本でのダイエットは大変

――グルメとダイエットのはざまでいつも揺れ動かれていますが、日本ではお笑いタレントの方が「おいしく食べたらカロリーゼロ」「ドーナツは穴が開いているからカロリーゼロ」など、都合のよい「カロリー論」を言うことがありますが、ソン・シギョンさんにもそのような、自分に都合がよいマイルールみたいなものはありますか?

ソン・シギョン:韓国にも「ブテチゲは太らない」とか、そういうのはありますけど、太りますよ。絶対太る。逆に空気だけ吸っても太るって言うくらいですけど。僕は結構太りやすいタイプなので。ダイエットの時、朝は空腹のままできるだけ遅い時間に食べることにして、その後は運動して、夜は食べた後に少なくとも1時間くらい外を歩いてカロリーを燃やしてから寝ると痩せられますけど。でもお酒飲んだ後って歩きたくなくなるじゃないですか。だから大変なんです。

――日本に来た時も食事は意識していますか?

ソン・シギョン:そして日本はダイエットには最悪の場所です。韓国の食べ物はもう大体どんな味か想像がつくけど、日本の食べ物は気になるんですよ。「あの店に行ってみたい」「じゃあ生ビール一杯だけにしよう」「でもあれも気になる」「それください」「あっ、しまった。今日はダメだ」「すみません。あれもください」ってなっちゃって(笑)。この前も「今日はホテルで缶ビール1本だけ飲んでおとなしく寝よう」って思って、でも朝起きてジムまで1時間歩くから日焼け止めを買いにコンビに向かったら、右側に気になるお店があって。5個入りの餃子とビールを注文したら、隣で男性のお客さんが携帯を見ながら牛すじ煮込みを食べていて、「牛すじ煮込みはタンパク質だから大丈夫」って注文して、気がついたら富乃宝山がロックで出てきて「誰が頼んだの?」って(笑)。さらに、“ロース揚げつまみ”ってメニューがあって、揚げたてのカツを包丁で切るときにすごく香ばしい香りがしたので「すみません、あれください」ってなって、そこでやめたらよかったのに急にライスが食べたくなって……。そんな感じですごく楽しかったですね。日本だと僕に誰も気がつかなくて自由ですよ。韓国ではカウンターで一人飲みとか絶対できないですから。

――おいしいし、知らない味も知れて、誰も気がつかなくて幸せでつい食べちゃうんですね(笑)。

ソン・シギョン:はい、残るのはただ罪悪感。今回のアルバムのジャケ写は……きれいに修正してください。


生マッコリのプロデュースも大成功!今後やってみたいことは?

――ソン・シギョンさんが、企画および開発に携わったプレミアム生マッコリ「璄濁酒(ギョンダクシュ)12度」が今年2月より日本でも販売されて大好評ですが、いかがですか?

ソン・シギョン:今度ピンク色のマッコリが出る予定です。色素ではなく天然の紅麴米(ホングク)という酵母で作るんですけど、それも美味しいんですよ。実は焼酎も作ったんですけど、まだ自信がないです。米焼酎だからロックで飲むとおいしくなくて、いろいろと試行錯誤しています。

――今後プロデュースしてみたいものは?

ソン・シギョン:ゆくゆくは白ワインもプロデュースしたいです。フランスでは過剰生産で価格をコントロールするために毎年何億円分ものワインを廃棄しているそうなんです。もったいないですよね。だから質のいいワイナリーを見つけて独占契約して韓国で売ったらいいんじゃないかなって思って。

――では最後にアルバムリリースを控えたお気持ちをお聞かせください。

ソン・シギョン:アルバムを出す時の気持ちはいつも同じです。自分なりに頑張って、すごくいいプレゼントを用意しました。それが気に入ってもらえるかはわかりませんが、皆さんにお届けするので判断してください。今は彼女に指輪を渡す前の気持ちみたいにすごくワクワクして今が一番楽しいです。「これだったら気に入ってくれるかな?」と思っていますが、ダメだったらまた次のプレゼントの準備に入ります。今はそんな気持ちですね。



■リリース情報
ミニアルバム「しあわせのかたち」
2025年9月17日発売決定

【収録内容】
1.「あなたに出会わなければ」作詞・作曲:川崎鷹也 / 編曲:cloud
2.「しあわせのかたち」作詞:松井五郎 / 作曲・編曲:cloud
3.「残月」作詞:Mari-Joe / 作曲・編曲:Ziyoon
4.「メトロノーム」作詞:Mari-Joe / 作曲:Shin Ae An / 編曲:cloud
5.「僕が代わりに」作詞:堀井亮佑 / 作曲:Kim Jong-Seo / 編曲:cloud
6.「Separation」作詞:松井五郎 / 作曲:SUNG SI KYUNG / 編曲:Ziyoon

【初回限定盤】
CD+M-CARD:KICS-94223/¥8,800(税抜¥8,000)

仕様:
・スリーブケース
・撮りおろしフォトリーフレット(蛇腹折り両面8P)
・チェキ風M∞Card 封入
※M∞Card(エムカード)記載のQRおよびURLからアクセスして、8桁のPINコードを入力することで、映像を楽しめるカードです。

<M∞CARD内容>
Studio Live & Talk
▸メイキング映像
▸オリジナルメドレー:あなたに出会わなければ・しあわせのかたち・残月・メトロノーム・僕が代わりに・Separation
▸インタビュー

【通常盤】
Only CD:KICS-4223/¥3,080(税抜¥2,800)

■公演情報
2025 SUNG SI KYUNG LIVE TOUR「A Song for You」

【横浜公演】
会場:パシフィコ横浜国立大ホール
日時:10月5日(日) 17:00開場 / 18:00開演

【大阪公演】
会場:グランキューブ大阪 メインホール
日時:10月7日(火) 17:30開場 / 18:30開演

■番組情報
Netflix「隣の国のグルメイト」絶賛放映中!
Netflix にて毎週木曜日 午後5時より絶賛ストリーミング中! 
現在シーズン3がスタートし日韓両国で話題の人気番組。
出演:松重豊/ソン・シギョン

■関連リンク
・ソン・シギョン日本公式ファンクラブサイト
・ソン・シギョンYouTube
・ソン・シギョンインスタグラム
・ソン・シギョン日本インスタグラム

元記事配信日時 : 
記者 : 
Kstyle編集部

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