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「Bitch X Rich 2」Red Velvet イェリ“プレッシャーでマッコリを飲みながら泣いた”

Newsen
写真=BLITZWAY ENTERTAINMENT
Red Velvetのイェリがドラマ「Bitch X Rich」出演で感じたプレッシャーについて語った。

彼女は最近、ソウル江南(カンナム)区にあるBLITZWAY ENTERTAINMENT社屋で、MBNおよび韓国の主要OTT(動画配信サービス)で配信されたドラマ「Bitch X Rich 2」放送終了後のインタビューに応じた。

「Bitch X Rich」は、チョンダム国際高校で繰り広げられる激しい権力争いに青春ロマンスが加わったハイティーン心理スリラーで、イェリはペク・ジェナ役を演じた。2023年にシーズン1が放送された後、2年余りの時を経て、より深みを増したストーリーでシーズン2として戻ってきた。

シーズン2を成功裏に終えた彼女は、「多くの方にご覧いただいたからこそ、シーズン2が制作されたのだと思います。シーズン2でも良い評価を得なければと感じ、とても悩みましたし、プレッシャーもありました。その時、マッコリを飲みながら泣いたこともあります。私が代表として前で演技をしますが、後ろにいる方々の顔がたくさん浮かんできました」と語った。さらに「大きなプレッシャーを抱えて撮影を始めましたが、スタッフや共演者、そして同年代の仲間たちを信じて頼りながらやりました。いざ始めてみると、とても楽しく取り組めました。作品に対してさまざまな反応があると思いますが、それでも肯定的に見てくださる方が多く、やりがいを感じています」と感想を語った。

イェリの心配とは裏腹に、「Bitch X Rich」は韓国の主要OTTで上位にランクインしただけでなく、日本のABEMA TVでは韓国・中国ドラマジャンルで1位を獲得。さらに、Rakuten Vikiを通じて米州、ヨーロッパ、オセアニアの視聴者数基準でトップ15入りを果たし、放送初週にはアメリカ、フランス、インド、アラブ首長国連邦など124ヶ国でトップ10入りするなど、世界で人気を博した。

写真=WHY NOTメディア、Lian Contents
作品が人気を得た要因について彼女は「今回は登場人物が増え、それに伴ってストーリーも厚みを増し、ドラマがより豊かになったと思います。ドラマとしてのクオリティが高くなり、構成もしっかりしているという言葉もありましたが、そういった部分が視聴者にも評価されたのだと思います」と語った。

シーズン1に続き、シーズン2も最終回で次のシーズンを示唆するような結末を迎えた。シーズン3の可能性についてイェリは、「シーズン1の台本を見た時、シーズン2が予想される結末を見て、『うまくいってシーズン2まで続いてほしい』と思いましたが、決まったことはありませんでした」とし「今回もシーズン3については何も聞いていません。シーズン2の最後、ヘイン(イ・ウンセム)にメモを渡すシーンは、いくつかのバージョンを撮影しました。監督は編集の際に『より合うと思うものを使いたい』とおっしゃっていました。最終的に放送されたバージョンを見て、何か別の意図があるのかなと思いましたが、それは監督だけが知っていることだと思います。結末が意味深な形で終わるのも、この作品ならではの魅力ではないでしょうか」と答えた。

彼女は衣装や小道具でもペク・ジェナというキャラクターを表現できるよう工夫した。イェリは「シーズン2のスタイリングは、元の衣装からもう一度見直しました。本当に申し訳ないのですが、関わった方々は大変だったと思います。ジェナはシーズン1より内面的に弱くなるので、それを隠すために外見はより華やかであってほしいと思いました」とし、「ピンタレストで見つけた案を監督やスタイリストさんに見せて、たくさん話し合いました。ネイルの色まで相談しました。もともと私自身はそのような性格ではないので、とても大変でした」とエピソードを明かした。

普段は屋台のような雰囲気が好きで、実際はペク・ジェナとは正反対の性格だという彼女は、「シーズン1の台本を見た時、『一か八か』という気持ちになりました。ドラマチックなキャラクターなので、うまく演じられれば良い評価をもらえるでしょうが、できなければ悪口をたくさん言われるだろうと思いました」とし、「一人で深く考え、本音をあまり言わないところは似ていますが、性格は全く違います。私の実際の性格はおじさんみたいです(笑)。だから心配もしました。普段からプンス(空気を読めないが、それがかえって人を楽しませるキャラクター)と言われますが、このキャラクターをうまく演じるためにはトーンや話し方から変えなければならないと思い、気を遣いました」と説明した。

マッコリを飲んでいた時に感じていた悩みは、ある程度解消されたかという質問に対し、彼女は「作品が終わったらすぐに解消されました。私一人で戦っているような気持ちでしたが、ドラマが放送され、反応がこうして返ってくると、ずっと前に書いた手紙に対する心地よい返事をもらったような気分です。撮影していた数ヶ月間は言葉にできないほど大変でしたが、放送されて自然に解消されたと思います」と答えた。
元記事配信日時 : 
記者 : 
イ・ハナ

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