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HYBE バン・シヒョク議長、韓国警察が召喚調査へ…報道陣の前に姿見せるか

マイデイリー
写真=マイデイリー DB
韓国警察が、HYBEのバン・シヒョク議長に対する召喚調査を行う。

韓国メディアが報じた内容によると、ソウル警察庁の金融犯罪捜査隊は、15日の午前10時にバン・シヒョク議長をソウル麻浦(マポ)区広域捜査団庁舎に召喚し、調査する方針だという。現時点で警察側は彼の出席に関する確認を行っていないものの、「原則的には公開出席となる」と明らかにした。このため、当日の出席時にはバン・シヒョク議長が取材陣の前に姿を現す可能性がある。

先立って、バン・シヒョク議長には、HYBE上場時の取引における不正取引行為禁止違反の疑いが浮上。2020年のHYBE上場当時、同社株を保有していた投資家たちに対して「上場計画はない」として株を売却させた疑いが浮上している。

韓国金融当局は、彼が「上場計画がない」としたうえで株式をPEF(私募ファンド)に売却させたとし、その後、PEFと株主間契約を締結し、IPO(新規公開株式)後にPEFの売却差益中約30%を受け取って既存株主を欺いたと報告。既存の投資家は大多数が機関投資家であり、これらの投資金には国民年金も含まれているという。

HYBEの上場直後、PEFは株式を大量売却して収益を上げている。バン・シヒョク議長はこれを基に1,200億ウォン(約128億円)を得たとされており、共同出資者が得た利益を合算すると、その額は1,900億ウォン(約202億円)を超えるという。

バン・シヒョク議長側は、一連の疑惑について初期投資者を騙したのではなく、投資者たちの要請によって取引が行われたという立場を明らかにしている。

韓国メディアによると、警察は6月にソウル永登浦(ヨンドゥンポ)区の韓国取引所に対する家宅捜査を行い、HYBEの上場審査に関する資料を確保したという。7月には、HYBEの社屋に対する家宅捜査も行われた。韓国で資本市場違反は、5年以上または最大無期懲役の刑罰に処される重犯罪とされており、今後の調査の行方にも注目が集まっている。

・HYBE バン・シヒョク議長を刑事告発…韓国金融当局が不正取引容疑で

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元記事配信日時 : 
記者 : 
イ・スンギル

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