HYBE、K-POPの価値と未来を語るアメリカ初の特別対談イベントを開催

本イベントは、グローバル音楽市場を牽引するリーダーや専門家を招き、グローバル文化現象としてのK-POPの価値を深く掘り下げ、K-POPが市場に与える影響と未来に関する議論を形成することを目的としている。
イベントには、Gold House及びレコーディング・アカデミー傘下のGold Music Allianceの主要役員や会員、グローバル音楽産業の専門家約100名が参加。共同主催したGold Houseは、アジア太平洋地域の企業家や文化芸術家を支援するアメリカの非営利団体で、アジア地域のネットワーク強化と文化形成に貢献している。Gold Music Allianceは、「グラミー賞」を主催するレコーディング・アカデミーの傘下組織で、D.R.E.A.M.(Diversity Reimagined by Engaging All Musicmakers)の取り組みの一環として設立された。アジア系の会員がグローバル音楽産業全体で影響力を拡大できるよう支援し、彼らの文化的遺産と音楽産業への貢献活動に光を当てている。

ビン・チェンGold House共同創設者兼議長は、「K-POPは一つの地域から始まったが、世界を一つにする力を見せている。(K-POPを含むアジア文化は)アメリカ内で最も急速に成長しており、すでにBTS(防弾少年団)、KATSEYEのような成果を生み出している」と述べた。
レコーディング・アカデミーLA支部のキアナ・コンリー・アキンロ シニア専務は、「ここ数年でレコーディング・アカデミーにおけるK-POPの影響力は大きく拡大した。Gold Music Allianceを通じて、アジア太平洋地域の音楽専門家の声がグローバル音楽界の未来を築くのに役立つことを願う」と語った。
HYBE AMERICAのアイザック・リーは、「K-POPが世界の音楽市場に占める割合はわずか4%に過ぎないが、すでに主要なグローバルチャートを席巻しており、今後さらに爆発的に成長するだろう。HYBEのビジョンは、単にK-POP市場の規模を拡大するだけでなく、K-POPが示した成功戦略を世界各地のアーティスト、ファンと共に作り上げていくことだ」と述べた。

チェ・ジュンウォンは、「K-POPのファンダム(特定のファンの集まり)は単なるリスナーではなく、非常に積極的で情熱的であり、アーティストの成長に参加したいと願う核心的なパートナーである。このようなファンダムの特性とK-POPが持つ魅力的な要素がすべて集まり、K-POPの革新を生み出したと考える」と述べた。

さらにダラブは、韓国の音楽番組活用戦略がKATSEYEの成功にも影響を与えたと評価した。彼女は、KATSEYEが今年4月に発表したシングル「Gnarly」の最初の活動として韓国の音楽番組を選んだことに言及し、「最高の制作水準を持つ韓国の4大音楽番組は、ファンが期待するステージであり、ファンダム文化を理解するための場。パフォーマンスが重要な楽曲であったため、これは非常に戦略的な選択だった」と説明した。
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- Ktyle編集部
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