ソン・ジヒョ、5年ぶりの映画復帰作「出会いの家」で刑務官役に挑戦…予告編公開(動画あり)

本作は、15年目を迎えた規律に厳しい刑務官のテジョが、人生で初めておせっかいを焼いたことがきっかけで生まれる、陽だまりのような縁を描くヒューマンドラマだ。
公開された予告編は、冷たく無表情に決められた業務をこなす15年目の刑務官テジョ(ソン・ジヒョ)が、疲れをにじませる姿から始まる。
索漠とした静けさが漂う刑務所を背景に、「ここはその人たちの希望を聞く場所ではない」というテジョの台詞は、収容者との関わりを拒み、冷徹に業務に臨む彼女の孤独と寂しさを際立たせる。同じくジュニョン(ト・ヨンソ)も、一見明るい学校生活を送っているように見えるが、友人の誘いを避け、ぎこちない笑顔の裏に秘密と孤独を隠している。さらに、8年間収監されている432番でジュニョンの母ミヨン(オク・ジヨン)は、思春期の娘をきちんと世話できなかった罪悪感に苛まれ、刑務所の壁にもたれかかる。そのようにして孤立する3人の事情に、思わず目が向く。

特に「私が何かをしてこうなったわけではないのに、私が何を間違えたのかな? と思うようになります」というジュニョンの台詞は、8年間会えなかった母ミヨンに対する複雑な心情を映し出し、彼女への憐憫とともに、3人の関係を映画がどのように温かく描いていくのか、期待を抱かせる。
もの寂しい秋に、温かなぬくもりを予感させる予告編を公開した「出会いの家」は、韓国で10月15日に公開される。
- 元記事配信日時 :
- 記者 :
- ハ・スジョン
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